AUTHENTIC RECIPE

Tarte aux Figuesタルト・オ・フィグ

Tarte aux Figues(タルト・オ・フィグ)
難易度★★★★☆ 準備35分 調理1時間5分 待ち時間2時間 分量6人分 地方プロヴァンスと南東部

甘いタルト生地にアーモンドクリームを敷き、いちじくを焼き込む秋のタルトです。果実の汁をクリームに受け止めさせ、焼けた皮としっとりした中心を一緒に味わいます。

本場プロヴァンスと南東部で受け継がれてきた作り方を基準にした本格レシピを、仕上がりを左右する判断点まで省略せずに紹介します。

100 / 100

AUTHENTICITY SCORE

本格度スコア

標準レシピの食材と手順です。代替食材を選ぶと、味・食感・工程への影響とともにスコアが変わります。

材料(6人分)

6
  • 薄力粉160g生地150g、打ち粉10g
  • 無塩バター(生地用)75g
  • 粉砂糖40g
  • 溶き卵(生地用)30g
  • 塩1g
  • いちじく450g
  • アーモンドパウダー60g
  • 無塩バター(クリーム用)60g
  • グラニュー糖60g
  • 溶き卵(クリーム用)60g

作り方

1約10分

パート・シュクレをまとめる

  • 1 室温で柔らかくした生地用バター75gをボウルに入れ、粉砂糖40gと塩1gをすり混ぜる。
  • 2 溶き卵30gを2回に分けて混ぜ、薄力粉150gをふるい入れ、ゴムべらで切るようにまとめる。
  • 3 厚さ2cmの円盤状にし、ラップで包む。

完了の目安

粉気がなく、練り過ぎて粘っていなければ次へ。

2約1時間

生地を冷蔵して休ませる

  • 1 包んだ生地を冷蔵庫で1時間休ませる。

完了の目安

生地が冷えて締まり、指で軽く押すと少しくぼむ程度になれば次へ。

3約40分

タルト型に生地を敷く

  • 1 並行(型に敷いた生地を冷やす間に)オーブンを170℃に予熱する。
  • 2 台に打ち粉10gを薄く広げ、生地を3mm厚さ、直径約27cmに延ばす。
  • 3 直径22cm・高さ約2cmのタルト型に敷き込み、角へ沿わせ、縁の余分な生地を切り落とす。
  • 4 底にフォークで穴を開け、冷蔵庫で30分冷やす。切り落とした生地はラップで包んで冷凍保存する。

完了の目安

底と側面がほぼ同じ厚みになり、型の角に大きな隙間がなければ次へ。

4約20分

タルト台を空焼きする

  • 1 生地にオーブンペーパーを敷いて重石を入れ、170℃のオーブンで15分焼く。
  • 2 重石と紙を外し、さらに5分焼いて網にのせる。

完了の目安

底が乾き、縁が淡いきつね色になれば次へ。

5約15分

クレーム・ダマンドを合わせる

  • 1 室温で柔らかくしたクリーム用バター60gとグラニュー糖60gをゴムべらですり混ぜる。
  • 2 溶き卵60gを3回に分けて混ぜ、アーモンドパウダー60gを加えて均一にする。
  • 3 いちじく450gを洗って水気を拭き、硬い軸を切り、縦4等分にする。

完了の目安

クレーム・ダマンド(アーモンドクリーム)に油の分離がなく、なめらかであれば次へ。

注意点

泡立てすぎると焼成中に膨らみ、割れやすい。

6約40分

いちじくを並べて焼き込む

  • 1 タルト台にアーモンドクリームを均一に広げ、いちじくを切り口が上になるよう放射状に並べ、軽く押し込む。
  • 2 170℃のオーブンで35〜40分焼き、型ごと網に移す。

完了の目安

クリームの表面がきつね色になり、果実のない部分に竹串を刺して生のクリームが付かなければ完成。

注意点

竹串には果汁も付くため、クリーム部分の火通りで判断する。

7約1時間

タルトを網の上で冷ます

  • 1 型ごと網の上で1時間冷ます。

完了の目安

型に触れて熱さがなくなり、クリームの中心が落ち着いていれば次へ。

8約5分

いちじくのタルトを切り分ける

  • 1 型から外し、6等分して皿に盛る。

完了の目安

タルト台が崩れず、果実とクリームがまとまっていれば完成。

Chef Authen

作り方を読み終えたら。

その一皿を、コースにする。

作りたい料理を選ぶと、Tabelia アプリが献立の買い物リストと当日の段取りをひとつに束ねます。調理中の疑問には、Chef Authen が具体的な判断基準で答えます。

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INGREDIENT OPTIONS

手に入る食材で、本格の輪郭を保つ

タルト・オ・フィグは、次の食材でも作れます。味や食感、手順への影響を確認して選んでください。

いちじくの代わりに

熟した洋梨

代わりに使える食材 · 本格度 -35点

いちじくの粒感と色がなくなり、別の果実のタルトになります。

皮と芯を除いた正味450gを薄切りにして並べる。

エクス=アン=プロヴァンス・リシェルム広場の市場の街並み・風景
Place Richelme, Aix-en-Provenceフランスの風景 · エクス=アン=プロヴァンス・リシェルム広場の市場 写真:fretless88 · CC BY 2.0(リサイズ・表示トリミング)

この料理について

フランスの果物のタルトは、市場で出会う季節の実りを食卓につなぎます。いちじくが出回る晩夏から秋には、紫の実を並べた一台が似合います。

南の地方を思わせる果実を、家族の食後や午後の集まりに切り分けます。いちじくのタルトにはさまざまな構成があり、この版ではアーモンドのクリームを合わせています。

QUESTIONS

よくある質問

タルト・オ・フィグに熟した洋梨を使ってもいいですか?

作れますが、いちじくを熟した洋梨に替えると本格度が35点下がります。いちじくの粒感と色がなくなり、別の果実のタルトになります。皮と芯を除いた正味450gを薄切りにして並べる。

タルト・オ・フィグを失敗せずに作るコツはありますか?

つまずきやすいのは次の点です。泡立てすぎると焼成中に膨らみ、割れやすい。竹串には果汁も付くため、クリーム部分の火通りで判断する。

タルト・オ・フィグを作るのにどれくらい時間がかかりますか?

6人分で合計3時間40分です(準備35分・調理1時間5分・待ち時間2時間)。待ち時間は手を離せるため、他の料理と並行して進められます。

タルト・オ・フィグは家庭で作るのが難しいですか?

難易度は5段階中4で、技術の見極めが要る一皿です。全8工程のうち仕上がりを左右するのは「クレーム・ダマンドを合わせる」「いちじくを並べて焼き込む」で、各工程に見極めの目安と注意点を明記しています。

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