AUTHENTIC RECIPE
Mille-Feuille à la Vanilleミルフイユ・ア・ラ・ヴァニーユミルフィーユ(バニラのクリームを挟んだパイ菓子)
薄くのばしたパイ生地に穴をあけ、上から天板で押さえて平らに焼いた板を3枚作る。バニラで香りをつけたクレーム・パティシエールにキルシュを加え、板とクリームを交互に重ね、最後の板は平らな面を上にする。冷やして締めてから粉糖をふり、波刃の包丁で切る。
本場パリと中央部で受け継がれてきた作り方を基準にした本格レシピを、仕上がりを左右する判断点まで省略せずに紹介します。
AUTHENTICITY SCORE
本格度スコア
標準レシピの食材と手順です。代替食材を選ぶと、味・食感・工程への影響とともにスコアが変わります。
材料(8人分)
- パイシート(冷凍・バター100%)3枚約20.5cm角・1枚150g。商品の表示に従い、前日か2時間前に冷蔵庫に移して解凍するAmazonで探す楽天市場で探す
- 牛乳500mlAmazonで探す楽天市場で探す
- バニラビーンズ1本縦に割って種をかき出すAmazonで探す楽天市場で探す
- 卵黄4個Amazonで探す楽天市場で探す
- グラニュー糖125gAmazonで探す楽天市場で探す
- 薄力粉90gクリームに70g(ふるう)、打ち粉に20gAmazonで探す楽天市場で探す
- キルシュ20mlAmazonで探す楽天市場で探す
- 粉糖50gAmazonで探す楽天市場で探す
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買い物リストをつくる作り方
バニラのクレーム・パティシエールを炊き、平らに広げて冷やす
- 1 鍋に牛乳500mlとバニラビーンズのさやと種を入れ、沸く直前まで温める。
- 2 ボウルで卵黄4個とグラニュー糖125gを白っぽくなるまですり混ぜ、薄力粉70gをふるい入れて混ぜる。
- 3 温めた牛乳を少しずつ注いで混ぜ、鍋に戻して中火にかけ、泡立て器で底から混ぜ続ける。
- 4 沸いてとろみがついたら、混ぜながら2分煮て火を止め、さやを取り除く。
- 5 バットに平らに広げて(カスタードクリーム)とし、表面にラップを密着させて冷蔵庫(10℃以下)で冷やす。
完了の目安
クリームにつやが出て、泡立て器の筋がはっきり残る固さになっていれば次へ。
注意点
混ぜる手を止めると、鍋底が焦げてだまになる。
パイシートを3mmにのばし、全面に穴をあける
- 1 オーブンを180℃にする。
- 2 をした台で、解凍したパイシートを1枚ずつ約23cm角・厚さ3mmにのばす。
- 3 オーブンシートにのせ、フォークで全面にすき間なく穴をあける。のばした3枚は焼くまで冷蔵庫に入れておく。
完了の目安
3枚とも厚さがそろい、全面に穴があいていれば次へ。
注意点
生地がやわらかくなると、のばすときに層がつぶれる。

天板で上から押さえて180℃で20分、外して10分焼くのを3枚分くり返す
- 1 生地1枚をオーブンシートごと天板にのせ、上にもオーブンシートを1枚かぶせて、もう1枚の天板を重ねる。
- 2 180℃のオーブンで20分焼き、上の天板とシートを外して、さらに10分焼く。
- 3 網に移して冷まし、残りの2枚も同じように焼く。最後の1枚も15分ほど置いて冷ます。
完了の目安
3枚とも平らで全体がきつね色に焼け、端を少し割ると中まで色づいて白い部分がなく、手で触れて冷めていれば次へ。
注意点
天板を外すのが早いと、生地が大きくふくらんで平らな板にならない。
焼いている途中の上の天板とオーブンシートはとても熱い。厚手の鍋つかみで外す。

板を20cm角に切りそろえ、クリームを絞って3段に重ねる
- 1 焼いた板を、波刃の包丁で前後に動かしながら20cm角に切りそろえる。
- 2 冷えたをボウルに移して泡立て器でなめらかにほぐし、キルシュ20mlを混ぜる。
- 3 口径1.5cmの丸口金をつけた絞り袋に入れ、1枚目の板にすき間なく平行に絞る。
- 4 2枚目をのせて同じように絞り、3枚目は平らな裏面を上にしてのせ、手のひらで軽く押さえる。
- 5 側面にはみ出したクリームをパレットナイフでならす。
完了の目安
3枚の板が水平に重なり、クリームの層が同じ厚さにそろっていれば次へ。
注意点
キルシュは加熱しないため、アルコールが残る。20歳未満、妊娠中・授乳中の人、運転する人には、キルシュを入れずに作る。
冷蔵庫で1時間以上冷やして締める
- 1 冷蔵庫に入れ、1時間以上冷やす。
完了の目安
クリームが冷えて締まり、上から軽く押してもはみ出さなければ次へ。
粉糖をふり、波刃の包丁で8つに切る
- 1 上面に粉糖50gを茶こしで均一にふる。
- 2 波刃の包丁を前後に動かして、上から押さずに8つに切る。
完了の目安
切り口に3枚の板と2層のクリームがはっきり見え、クリームがつぶれていなければ完成。
注意点
クリームは卵を使っているため、食べるまで10℃以下の冷蔵庫に入れ、その日のうちに食べきる。
作り方を読み終えたら。
その一皿を、コースにする。
作りたい料理を選ぶと、Tabelia アプリが献立の買い物リストと当日の段取りをひとつに束ねます。調理中の疑問には、Chef Authen が具体的な判断基準で答えます。
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この料理について
1867年、パリのバック通りにあったアドルフ・スニョの店で、パリの人々がミルフィーユを知ったと伝えられています。19世紀のパリの菓子職人たちは、ミルフィーユやモカなどで菓子の幅を広げていきました。
1900年ごろには、中を抜いた丸い生地を10枚もアプリコットとグロゼイユのジャムで交互に貼り重ね、メレンゲで覆った背の高い菓子も、ミルフィーユと呼ばれていました。
2000年代初めのフランスの職業資格の試験には、3枚の生地にクリームを挟んで粉糖で仕上げる形や、フォンダンに模様を引く形が出題されたことがあります。
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