AUTHENTIC RECIPE

Saint-Honoréサントノレ

合計
4時間20分
難易度
★★★★★
分量
4人分
  • 準備 1時間45分
  • 調理 45分
  • 待ち時間 1時間50分
Saint-Honoré(サントノレ)
難易度★★★★★ 準備1時間45分 調理45分 待ち時間1時間50分 分量4人分 地方パリと中央部

19世紀パリの菓子店シブースト発祥とされる菓子。パイ生地の土台の縁にカラメルで留めた小さなシュー生地を隙間なく並べ、中央にクレーム・シブースト(クレーム・パティシエールとイタリアンメレンゲを合わせた軽いクリーム)を絞り出す。パイ、シュー、カラメル、クリームという4つの仕事を一つに重ねる、フランス菓子の中でも技術的な到達点とされる一品。

パリで受け継がれてきた作り方を基準にした本格レシピです。分量と時間だけでなく、次の工程へ進む目安となる状態も書いています。

100 / 100

AUTHENTICITY SCORE

本格度スコア

このスコアは、標準レシピの食材と手順で作った場合の値です。代わりに使える食材を選ぶと、味・食感・工程への影響とあわせてスコアが変わります。

材料(4人分)

100本格度
4

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作り方

1約3分

オーブンを予熱する

  • 1 オーブンを200℃にし始める。
  • 2 天板にオーブンシートを敷く。
2約7分

シュー生地の材料を煮る

  • 1 鍋に水65ml・牛乳65ml・バター(シュー生地用)55g・塩(シュー生地用)1.5g・グラニュー糖(シュー生地用)3gを入れて中火にかけ、バターが完全に溶けて沸騰したら火を止める。
3約5分

シュー生地を練り上げる

  • 1 薄力粉(シュー生地用)70gを一気に加え、木べらで手早く混ぜる。
  • 2 再び弱火にかけ、生地が鍋底から離れてひとまとまりになるまで1〜2分練る。
4約8分
卵を加えて生地を仕上げる

卵を加えて生地を仕上げる

  • 1 生地をボウルに移し、2〜3分混ぜながらを取る。
  • 2 溶いた卵(シュー生地用)2個分を3〜4回に分けて加え、そのつどよく混ぜる。

完了の目安

生地をすくうと逆三角形にゆっくり垂れ落ちる状態になったら次へ。

5約8分

シュー生地を絞り出す

  • 1 直径10mmの丸口金をつけた絞り袋に生地を入れ、天板に直径3cmほどの小さな球状に12個絞り出す。
6約25分

プチシューを焼き上げる

  • 1 200℃のオーブンで22〜25分焼く。
  • 2 途中でオーブンを開けない。

注意点

膨らんで均一な濃いきつね色になり、しっかりと固まったら焼き上がり。

7約20分

プチシューを冷ます

  • 1 網の上で完全に冷ます。
8約5分

ゼラチンとバニラを準備する

  • 1 並行(シューを冷ます間に)板ゼラチン5gを冷水にひたして戻す。
  • 2 バニラビーンズ1/2本を縦に裂いて種をこそげる。
9約5分

バニラミルクを温める

  • 1 鍋に牛乳(用)250mlとバニラの種・さやを入れて中火にかけ、沸騰直前まで温めて火を止める。
10約5分

卵黄と砂糖をすり混ぜる

  • 1 ボウルに卵黄3個分とグラニュー糖(用)60gを入れ、白っぽくもったりするまですり混ぜる。
  • 2 コーンスターチ25gをふるい入れて混ぜる。
11約8分

クレームパティシエールを炊く

  • 1 温めた牛乳をこし器で漉しながら少しずつ加えて混ぜる。
  • 2 鍋に戻して中火にかけ、絶えず混ぜながら加熱する。
  • 3 とろみがつき、ふつふつと沸いてから1分ほど混ぜ続けたら火を止める。
  • 4 水気を絞ったゼラチンを加えて溶かし混ぜる。
12約1時間

クレームパティシエールを冷やす

  • 1 バットに広げてラップを表面に密着させ、冷蔵庫で1時間冷やす。
13約5分

シロップを作る

  • 1 小鍋にグラニュー糖(用シロップ)70gと水20mlを入れて中火にかけ、118℃(温度計がなければ、から大きな泡がゆっくり立ち、スプーンですくうと糸を引く状態)まで煮詰める。
14約3分

卵白を泡立てる

  • 1 並行(シロップを煮詰める間に)別のボウルで卵白2個分を泡立て始め、シロップが仕上がる頃に白い泡がしっかり立った状態にしておく。
15約5分

イタリアンメレンゲを作る

  • 1 泡立てた卵白に熱いシロップを糸状に垂らしながら加え、さらに泡立て続ける。

完了の目安

ボウルの底が触れる程度に冷めて、つやのある固いになったら次へ。

注意点

高温のシロップは飛び散ると危険。卵白のボウルの縁を狙って少しずつ注ぐこと。

16約7分

クレームシブーストを作る

  • 1 冷えたをゴムべらでほぐしてなめらかにする。
  • 2 イタリアンメレンゲの1/3を加えてしっかり混ぜ、残りを2回に分けて加え、白い筋が見えなくなるまで大きく混ぜる。
  • 3 これが(を合わせた軽いカスタードクリーム)になる。
17約3分

パイ生地を円形に整える

  • 1 パイシート1枚を直径18cmの円形に切り、フォークで全体に穴を開ける。
18約20分

パイ生地を焼き上げる

  • 1 200℃のオーブンで20分焼き、薄いきつね色になったら取り出して冷ます。
19約8分
仕上げのカラメルを作る

仕上げのカラメルを作る

  • 1 小鍋にグラニュー糖(カラメル用)80gと水25mlを入れて中火にかけ、かき混ぜずに加熱する。
  • 2 全体が濃い琥珀色になったら火を止める。
20約8分

シューを土台に貼り付ける

  • 1 冷ました小さいシュー12個の底をそれぞれカラメルに浅くくぐらせ、冷めたパイ生地の縁に沿って隙間なく1周並べて貼り付ける。

注意点

溶けたカラメルは非常に高温。素手で触れない。

21約8分

クレームシブーストを絞る

  • 1 をサントノレ口金(または星口金)をつけた絞り袋に入れ、シューのリングの内側に中央に向かって渦を巻くように絞り出す。
22約30分

クリームを冷やし落ち着かせる

  • 1 冷蔵庫で30分冷やしてクリームを落ち着かせてから切り分ける。

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パリ・サントノレ通りの街並み・風景
Rue Saint-Honoré, Parisパリ・サントノレ通り 写真:Ulamm (talk) · CC BY-SA 4.0(リサイズ・表示トリミング)

この料理について

パリの中心、ルーヴル美術館にほど近いサントノレ通りは、パン職人と菓子職人の守護聖人サントノレの名を冠した通りです。この通りにあった菓子店シブーストが、19世紀半ばにこの菓子を考案したと伝えられています。その組み立てには、当時のパリの菓子職人たちの技術が集められていました。

結婚式や誕生日など特別な祝いの席では、大きなサイズが作られることもあります。現在でも、パリの名だたるパティスリーの多くがサントノレを看板にしています。店ごとに、クリームの絞り方やシューの大きさに個性が表れます。

代わりに使える食材

バター(シュー生地用・無塩)Beurre

  • マーガリン本格度: -20 pts

    バター特有の香りとコクが失われ、風味が平板になる。

板ゼラチンFeuille de gélatine

  • 粉ゼラチン本格度: 変化なし

    味は変わらない。

    食感:製品の凝固力によって固さが変わる。

    使用量は製品表示の液体量を基準に調整する。同じ凝固力の場合は板ゼラチンと同じ乾燥重量が目安/ふやかしが必要な製品は表示どおりにふやかし、ふやかし水ごと加える

バニラビーンズGousse de vanille

  • バニラエッセンス本格度: -5 pts

    香りが平板になり、ビーンズ特有の甘く複雑な余韻が弱まる。

    工程9:牛乳を温めた後、火からおろしてから小さじ1/2を加える

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