AUTHENTIC RECIPE

Ficelle picardeフィセル・ピカルド

合計
1時間25分
難易度
★★★☆☆
分量
4人分
  • 準備 20分
  • 調理 1時間5分
Ficelle picarde(フィセル・ピカルド)
難易度★★★☆☆ 準備20分 調理1時間5分 分量4人分 地方アルザスと北東部・アミアン

薄いクレープでハムときのこの詰め物を包み、発酵クリームとチーズをかけて焼くピカルディの前菜。柔らかなクレープの内側に、じっくり火を通したエシャロットときのこの風味が重なります。

アミアンで受け継がれてきた作り方を基準にした本格レシピです。分量と時間だけでなく、次の工程へ進む目安となる状態も書いています。

100 / 100

AUTHENTICITY SCORE

本格度スコア

このスコアは、標準レシピの食材と手順で作った場合の値です。代わりに使える食材を選ぶと、味・食感・工程への影響とあわせてスコアが変わります。

材料(4人分)

100本格度
4

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作り方

1約5分
クレープの生地を混ぜる

クレープの生地を混ぜる

  • 1 ボウルに薄力粉62.5gと塩1gを入れ、卵1個を加えて泡立て器で混ぜる。
  • 2 牛乳125mlを少しずつ注ぎながら混ぜ、粉のだまをなくす。

完了の目安

泡立て器から細く流れ落ちる、なめらかな生地になれば次へ。

2約20分
生地を休ませる

生地を休ませる

  • 1 生地のボウルにラップをかけ、20分。

完了の目安

20分経てば次へ。

3約45分
きのことエシャロットの詰め物を作る

きのことエシャロットの詰め物を作る

  • 1 エシャロットの皮をむいて細かく刻む。
  • 2 マッシュルームの石づきの固い部分を落とし、細かく刻む。
  • 3 24cmのフライパンに無塩バター20gを溶かし、エシャロットを弱火で30分、時々混ぜながら炒める。
  • 4 マッシュルームを加え、中火で10分を目安に、汁気がなくなるまで炒める。
  • 5 火を止めて(発酵クリーム)15g、塩1g、白こしょう0.2gを混ぜ、皿に移す。

完了の目安

エシャロットが柔らかく、詰め物から水分が流れ出なければ次へ。

補足

デュクセルは、きのことエシャロットを細かく刻んで火を通した詰め物。

4約12分
人数分の薄いクレープを焼く

人数分の薄いクレープを焼く

  • 1 人数と同じ枚数を焼くため、生地を混ぜ直して人数分に等分する。
  • 2 無塩バター4gを焼く枚数で等分する。
  • 3 20cmのフライパンを中火で温め、等分した無塩バターを薄く広げる。
  • 4 等分した生地を流し、フライパンを傾けて底全体に広げ、1分ほど焼く。
  • 5 縁が浮いたら裏返し、30秒ほど焼いて皿に移す。
  • 6 残りの生地も、等分した無塩バターを使って同じように焼く。

完了の目安

両面に薄い焼き色が付き、折っても割れない柔らかさなら次へ。

5約8分
ハムと詰め物をクレープで包む

ハムと詰め物をクレープで包む

  • 1 オーブンを200℃にする。エメンタール37.5gをすりおろす。
  • 2 白ハム80gと詰め物を人数分に等分する。クレープにハムと詰め物をのせ、細長く巻く。
  • 3 無塩バター1gを耐熱皿に薄く塗り、巻き終わりを下にして並べる。重なる場合は別の耐熱皿に分ける。
  • 4 残りの110gをクレープ全体に広げ、すりおろしたエメンタールを散らす。

完了の目安

クレープが重ならずに並び、クリームとチーズで覆われていれば次へ。

6約15分
クリームとチーズを焼いて仕上げる

クリームとチーズを焼いて仕上げる

  • 1 200℃のオーブンで10〜15分焼く。
  • 2 耐熱皿を取り出し、皿に盛って温かいうちに出す。

完了の目安

クリームが皿の縁で泡立ち、チーズに焼き色が付けば完成。

補足

耐熱皿が複数あるときは、オーブンに入る分ずつ同じ温度と時間で焼く。

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バルルーの収穫風景/ソンム県(1920年)の街並み・風景
Barleux, Somme · 1920フランスの風景 · バルルーの収穫風景/ソンム県(1920年) 写真:Gadmer Frédéric · CC BY-SA 4.0(リサイズ・表示トリミング)

この料理について

アミアンでは、ハムときのこの詰め物を巻いたフィセル・ピカルドを、クリームが熱いまま前菜として食べます。細長いクレープは、小さな耐熱皿に入れて出すのが土地の作法です。

この料理は1950年代、アミアンの見本市で地元の名士を迎える食事のために生まれました。町の料理人たちが考える献立に、マルセル・ルフェーヴルが加えた一皿です。

ピカルディには、郷土料理を紹介し、その作り方を守る「コンフレリー」という団体があります。フィセル・ピカルドにも料理を広める団体があり、他の土地の団体とともに食の祭りへ参加します。宴席に出された料理は、地域の味を持ち寄る場にも並びます。

代わりに使える食材

エシャロットÉchalotes

  • 玉ねぎ本格度: -5 pts

    玉ねぎの香りと炒めた甘みが、エシャロットより強く出ます。 同じ重量を細かく刻み、色を付けずに柔らかく炒めます。

白ハム(加熱済み)Jambon blanc

  • ホワイトロースハム(非燻製・加熱済み)本格度: -5 pts

    燻製香は加わりませんが、豚もも肉からロース肉に変わり、脂の風味や塩味は商品によって異なります。 薄切りは同じ重量を使い、クレープの中央に重ねて置きます。

クレーム・フレーシュ(発酵クリーム)Crème fraîche épaisse

  • 生クリーム(乳脂肪35%)本格度: -10 pts

    発酵の穏やかな酸味がなくなり、乳の風味が主体になります。 同じ重量を泡立てずに使います。液状なので詰め物は液が残らない状態にし、上掛けは表面に少しずつ回しかけます。

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