AUTHENTIC RECIPE
Gougèresグジェール
牛乳で作る砂糖なしのシュー生地に、角切りのコンテを混ぜ込んで小さな球に絞り、溶き卵を塗っておろしたチーズを散らして焼く、ブルゴーニュの一口大のチーズ菓子。牛乳とバターに粉を入れて鍋肌から離れるまで練り、卵を少しずつ加えて、木べらから逆三角形に垂れる固さに整えるのが技術の要になる。焼き上がりは火を止めたオーブンの中で落ち着かせ、温かいうちに前菜として、冷めたものはワインに添えて食べる。
本場リヨンとブルゴーニュで受け継がれてきた作り方を基準にした本格レシピを、仕上がりを左右する判断点まで省略せずに紹介します。
AUTHENTICITY SCORE
本格度スコア
標準レシピの食材と手順です。代替食材を選ぶと、味・食感・工程への影響とともにスコアが変わります。
材料(6人分)
- コンテ70g熟成8〜12か月前後。50gは3mm角に切って生地に混ぜ、20gは粗くおろして上に散らすAmazonで探す楽天市場で探す
- 牛乳150ml成分無調整Amazonで探す楽天市場で探す
- 無塩バター75g生地用。1cm角に切るAmazonで探す楽天市場で探す
- 塩3gAmazonで探す楽天市場で探す
- 薄力粉100gふるっておくAmazonで探す楽天市場で探す
- 卵3個生地用。Mサイズ。室温に戻して溶きほぐすAmazonで探す楽天市場で探す
- 白こしょう(粉)0.5g小さじ1/8Amazonで探す楽天市場で探す
- 卵1個塗り卵用。溶いて半量ほどを使うAmazonで探す楽天市場で探す
- 無塩バター5g天板に塗るAmazonで探す楽天市場で探す
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買い物リストをつくる作り方
コンテを角切りとおろしに分け、卵と天板を用意する
- 1 コンテ70gのうち50gを3mm角に切る。
- 2 残りのコンテ20gをチーズおろしで粗くおろす。
- 3 生地用の卵3個をボウルに溶きほぐす。
- 4 塗り用の卵1個を小さな器に溶きほぐす。
- 5 天板に無塩バター5gを薄く塗る。
完了の目安
チーズの角切りとおろし、2つの溶き卵がそろえば次へ。

牛乳とバターを沸かして粉を入れ、鍋肌から離れるまで練る
- 1 並行(牛乳を温める間に)オーブンを200℃にする。
- 2 鍋に牛乳150ml、1cm角に切った無塩バター75g、塩3gを入れて中火にかけ、バターが溶けて沸き上がったら火から下ろす。
- 3 ふるった薄力粉100gを一度に加え、木べらで粉気がなくなるまで手早く混ぜる。
- 4 再び中火にかけ、生地を鍋底に押しつけては返しながら2〜3分練って水分を飛ばす。
完了の目安
生地がひとまとまりになってから離れ、鍋底に薄い膜が張り、表面にうっすら脂がにじめば次へ。
注意点
練る手を止めると牛乳の生地は鍋底で焦げる。

火から下ろした生地に卵を少しずつ混ぜ、コンテを加える
- 1 生地をボウルに移し、木べらで1分ほど混ぜて湯気を逃がす。
- 2 生地用の溶き卵を3回に分けて加え、そのつど木べらで力強く混ぜ、卵がなじんでつやが出てから次を加える。
- 3 白こしょう小さじ1/8を加えて混ぜる。
- 4 3mm角のコンテ50gを加え、全体に散るまで混ぜる。
完了の目安
木べらですくうと生地がゆっくり落ち、木べらに残った生地が逆三角形に垂れ下がれば次へ。
注意点
卵を一度に入れると生地が分離し、つやのある生地にまとまらない。
生地を小さな球に絞り、塗り卵とおろしたコンテをのせる
- 1 口径12mmの丸口金をつけた絞り袋に生地を詰め、天板に直径4cm・高さ2.5cmの丸形を、隣と2.5cmあけて24個絞る。
- 2 塗り卵を刷毛で表面に軽く塗り、絞り終わりのとがりを押さえて丸く整える。
- 3 おろしたコンテ20gを等分に散らす。
完了の目安
丸形の大きさがそろい、表面全体に塗り卵とチーズがのっていれば焼成へ。
注意点
塗り卵が天板に垂れると、その部分が天板に張りついてふくらみが偏る。
200℃のオーブンで20分焼く
- 1 天板を200℃のオーブンの中段に入れ、20分焼く。
完了の目安
全体が丸くふくらみ、割れ目の奥まで濃いきつね色になり、持ち上げると軽ければ焼き上がり。
注意点
焼いている途中で扉を開けると、蒸気が逃げてしぼむ。
火を止めたオーブンの中でグジェールを落ち着かせる
- 1 オーブンの火を止め、扉を少し開けたまま中に10分置いてを取る。
- 2 器に盛り、温かいうちに出す。
完了の目安
表面が乾いて、持ち上げても形がへこまなければ完成。
補足
すぐに室温へ出すと、中の湿気で皮がしぼむ。
作り方を読み終えたら。
その一皿を、コースにする。
作りたい料理を選ぶと、Tabelia アプリが献立の買い物リストと当日の段取りをひとつに束ねます。調理中の疑問には、Chef Authen が具体的な判断基準で答えます。
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この料理について
ブルゴーニュのワイン蔵で試飲をするとき、ワインに添えられるのが冷めたグジェールです。チーズを混ぜて焼いたシュー生地の小さな玉で、温かいうちに食べるなら、食事の始めの前菜です。
晩秋から冬にかけてのワインの行事にも、この玉は登場します。ボーヌで開かれるオスピス・ド・ボーヌのワイン競売では、2026年11月の週末に予定された昼食会が、最初の一皿をグジェールとしています。1月のワインの祭りサン・ヴァンサン・トゥルナントでも、2025年の祝宴でシェフたちの料理にグジェールが並びました。
どこで生まれたかは、はっきりしていません。ヨンヌ県のサンス、トネール、アヴァロンがそれぞれ発祥を名乗り、トネールに近いフロニー・ラ・シャペルは「グジェールの世界の首都」として、1996年から毎年5月の第3日曜日にグジェール祭りを開いています。
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