AUTHENTIC RECIPE

Gougèresグジェール

Gougères(グジェール)
難易度★★★☆☆ 準備30分 調理30分 分量6人分 地方リヨンとブルゴーニュ

牛乳で作る砂糖なしのシュー生地に、角切りのコンテを混ぜ込んで小さな球に絞り、溶き卵を塗っておろしたチーズを散らして焼く、ブルゴーニュの一口大のチーズ菓子。牛乳とバターに粉を入れて鍋肌から離れるまで練り、卵を少しずつ加えて、木べらから逆三角形に垂れる固さに整えるのが技術の要になる。焼き上がりは火を止めたオーブンの中で落ち着かせ、温かいうちに前菜として、冷めたものはワインに添えて食べる。

本場リヨンとブルゴーニュで受け継がれてきた作り方を基準にした本格レシピを、仕上がりを左右する判断点まで省略せずに紹介します。

100 / 100

AUTHENTICITY SCORE

本格度スコア

標準レシピの食材と手順です。代替食材を選ぶと、味・食感・工程への影響とともにスコアが変わります。

材料(6人分)

6

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作り方

1約10分

コンテを角切りとおろしに分け、卵と天板を用意する

  • 1 コンテ70gのうち50gを3mm角に切る。
  • 2 残りのコンテ20gをチーズおろしで粗くおろす。
  • 3 生地用の卵3個をボウルに溶きほぐす。
  • 4 塗り用の卵1個を小さな器に溶きほぐす。
  • 5 天板に無塩バター5gを薄く塗る。

完了の目安

チーズの角切りとおろし、2つの溶き卵がそろえば次へ。

2約8分
牛乳とバターを沸かして粉を入れ、鍋肌から離れるまで練る

牛乳とバターを沸かして粉を入れ、鍋肌から離れるまで練る

  • 1 並行(牛乳を温める間に)オーブンを200℃にする。
  • 2 鍋に牛乳150ml、1cm角に切った無塩バター75g、塩3gを入れて中火にかけ、バターが溶けて沸き上がったら火から下ろす。
  • 3 ふるった薄力粉100gを一度に加え、木べらで粉気がなくなるまで手早く混ぜる。
  • 4 再び中火にかけ、生地を鍋底に押しつけては返しながら2〜3分練って水分を飛ばす。

完了の目安

生地がひとまとまりになってから離れ、鍋底に薄い膜が張り、表面にうっすら脂がにじめば次へ。

注意点

練る手を止めると牛乳の生地は鍋底で焦げる。

3約8分
火から下ろした生地に卵を少しずつ混ぜ、コンテを加える

火から下ろした生地に卵を少しずつ混ぜ、コンテを加える

  • 1 生地をボウルに移し、木べらで1分ほど混ぜて湯気を逃がす。
  • 2 生地用の溶き卵を3回に分けて加え、そのつど木べらで力強く混ぜ、卵がなじんでつやが出てから次を加える。
  • 3 白こしょう小さじ1/8を加えて混ぜる。
  • 4 3mm角のコンテ50gを加え、全体に散るまで混ぜる。

完了の目安

木べらですくうと生地がゆっくり落ち、木べらに残った生地が逆三角形に垂れ下がれば次へ。

注意点

卵を一度に入れると生地が分離し、つやのある生地にまとまらない。

4約10分

生地を小さな球に絞り、塗り卵とおろしたコンテをのせる

  • 1 口径12mmの丸口金をつけた絞り袋に生地を詰め、天板に直径4cm・高さ2.5cmの丸形を、隣と2.5cmあけて24個絞る。
  • 2 塗り卵を刷毛で表面に軽く塗り、絞り終わりのとがりを押さえて丸く整える。
  • 3 おろしたコンテ20gを等分に散らす。

完了の目安

丸形の大きさがそろい、表面全体に塗り卵とチーズがのっていれば焼成へ。

注意点

塗り卵が天板に垂れると、その部分が天板に張りついてふくらみが偏る。

5約20分

200℃のオーブンで20分焼く

  • 1 天板を200℃のオーブンの中段に入れ、20分焼く。

完了の目安

全体が丸くふくらみ、割れ目の奥まで濃いきつね色になり、持ち上げると軽ければ焼き上がり。

注意点

焼いている途中で扉を開けると、蒸気が逃げてしぼむ。

6約10分

火を止めたオーブンの中でグジェールを落ち着かせる

  • 1 オーブンの火を止め、扉を少し開けたまま中に10分置いてを取る。
  • 2 器に盛り、温かいうちに出す。

完了の目安

表面が乾いて、持ち上げても形がへこまなければ完成。

補足

すぐに室温へ出すと、中の湿気で皮がしぼむ。

Chef Authen

作り方を読み終えたら。

その一皿を、コースにする。

作りたい料理を選ぶと、Tabelia アプリが献立の買い物リストと当日の段取りをひとつに束ねます。調理中の疑問には、Chef Authen が具体的な判断基準で答えます。

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ブルゴーニュの街並み・風景
Bourgogneフランスの風景 · ブルゴーニュ 写真:JopkeB · CC BY-SA 4.0(リサイズ・表示トリミング)

この料理について

ブルゴーニュのワイン蔵で試飲をするとき、ワインに添えられるのが冷めたグジェールです。チーズを混ぜて焼いたシュー生地の小さな玉で、温かいうちに食べるなら、食事の始めの前菜です。

晩秋から冬にかけてのワインの行事にも、この玉は登場します。ボーヌで開かれるオスピス・ド・ボーヌのワイン競売では、2026年11月の週末に予定された昼食会が、最初の一皿をグジェールとしています。1月のワインの祭りサン・ヴァンサン・トゥルナントでも、2025年の祝宴でシェフたちの料理にグジェールが並びました。

どこで生まれたかは、はっきりしていません。ヨンヌ県のサンス、トネール、アヴァロンがそれぞれ発祥を名乗り、トネールに近いフロニー・ラ・シャペルは「グジェールの世界の首都」として、1996年から毎年5月の第3日曜日にグジェール祭りを開いています。

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