AUTHENTIC RECIPE

Gâteau Battuガトー・バチュ

合計
4時間50分
難易度
★★★☆☆
分量
4人分
  • 準備 45分
  • 調理 40分
  • 待ち時間 3時間25分
Gâteau Battu(ガトー・バチュ)
難易度★★★☆☆ 準備45分 調理40分 待ち時間3時間25分 分量4人分 地方アルザスと北東部・ピカルディ

ピカルディ地方に伝わる、卵黄をたっぷり使った発酵生地を背の高い円筒形の専用型で焼き上げる菓子。バターと卵黄のコクが際立つ生地は、発酵の見極めで仕上がりが変わる。

ピカルディで受け継がれてきた作り方を基準にした本格レシピです。分量と時間だけでなく、次の工程へ進む目安となる状態も書いています。

100 / 100

AUTHENTICITY SCORE

本格度スコア

このスコアは、標準レシピの食材と手順で作った場合の値です。代わりに使える食材を選ぶと、味・食感・工程への影響とあわせてスコアが変わります。

材料(4人分)

100本格度
4

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作り方

1約3分

牛乳でイーストを溶かす

  • 1 牛乳60mlを35℃程度に温めてボウルに入れる。
  • 2 生イースト10gを崩し入れて溶かし、グラニュー糖(イースト活性化用)5gを加えて溶かす。
2約10分

イーストを活性化させる

  • 1 常温で10分置く。
  • 2 表面に細かい泡がふつふつと立てば、イーストが活性化した合図。
3約15分

生地をこねてまとめる

  • 1 ボウルに強力粉250gと塩4gを入れて混ぜる。
  • 2 中央にくぼみを作り、卵黄6個・グラニュー糖(生地用)30g・発酵させた牛乳を加え、生地がまとまるまで混ぜる。
  • 3 台に取り出し、生地がなめらかで弾力を持つまで10分ほどしっかりこねる。
4約12分

バターを生地に練り込む

  • 1 柔らかくしたバター130gを4〜5回に分けて生地に加え、そのつどよくこね込む。
  • 2 生地を台に打ちつけるようにこねるのがガトー・バチュの伝統的な製法。

完了の目安

生地がつやを帯び、手につかなくなったら次へ。

注意点

バターは常温に戻し柔らかくしてから加える。冷たいままだと生地に均一に混ざらない。

5約2時間

生地を一次発酵させる

  • 1 生地を丸めてボウルに戻し、ラップをかけて暖かい場所(27〜30℃目安)に置く。

完了の目安

2時間ほどで生地が2倍の大きさに膨らめば完了。

6約8分

型に生地を詰める

  • 1 円筒形の背の高い型(直径18cm程度。
  • 2 なければクグロフ型で代用可)の内側にバター(型用)15gを刷毛でむらなく塗る。
  • 3 発酵した生地のガスを軽く抜き、なめらかな球状にまとめて型に入れる。
7約1時間

生地を二次発酵させる

  • 1 型に布巾をかぶせ、暖かい場所で1時間、生地が型の縁近くまで膨らむまでさせる。
8約5分

オーブンを予熱する

  • 1 並行(を待つ間に)オーブンを180℃にし始める。
  • 2 焼き上がり後にまぶす粉糖10gを小さな容器に用意しておく。
9約40分

ガトー・バチュを焼き上げる

  • 1 180℃のオーブンで35〜40分焼く。
  • 2 表面が均一な濃いきつね色になり、竹串を中央に刺して生地がついてこなければ焼き上がり。
10約15分

型から外して冷ます

  • 1 型のまま5分ほど置いてを取り、型から外して網の上で完全に冷ます。
11約2分

粉糖をふりかける

  • 1 完全に冷めたら全体に粉糖10gを茶こしでふる。

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バルルーの収穫風景/ソンム県(1920年)の街並み・風景
Barleux, Somme · 1920バルルーの収穫風景/ソンム県(1920年) 写真:Gadmer Frédéric · CC BY-SA 4.0(リサイズ・表示トリミング)

この料理について

フランス北部、ソンム県を中心とするピカルディ地方には、なだらかな畑作地帯が広がります。ここに伝わるのが、発酵菓子ガトー・バチュです。

名前の「バチュ(叩かれた)」は、昔の製法から来ていると伝えられています。かつては桶に入れた生地を長い木べらで延々と叩き、空気を含ませて膨らませていたといいます。多量の卵黄を使う配合は、パン屋ごとの看板レシピとして磨かれてきました。

専用の高い型がない家庭ではクグロフ型で焼くこともあります。焼き上がった菓子は、日曜の朝食や来客をもてなす席で切り分けられます。

代わりに使える食材

強力粉Farine de gruau

  • 薄力粉本格度: -10 pts

    グルテン形成が弱く、ふんわりとした弾力がやや失われるが、生地としては成立する。

生イーストLevure de boulanger fraîche

  • ドライイースト本格度: 変化なし

    風味への影響はほぼない。

    工程1:分量を4gに減らし、同様に牛乳で活性化させてから使う

牛乳(成分無調整)Lait

  • 低脂肪乳本格度: -5 pts

    生地のコクがやや軽くなる。

バター(生地用・無塩)Beurre

  • マーガリン本格度: -20 pts

    バター特有の香りとコクが失われ、風味が平板になる。

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