AUTHENTIC RECIPE
Huîtres Gratinées au Champagneユイットル・グラティネ・オ・シャンパーニュ牡蠣のシャンパーニュ風グラタン
殻から外した牡蠣を、殻から出た汁とシャンパーニュで中心まで火が通るようにポシェし、バターで蒸らしたリーキのフォンデュを敷いた殻に戻して、シャンパーニュのサバイヨンで覆い、高温のオーブンで表面にだけ焼き色をつける温かい前菜。殻は粗塩の台に据えて水平を保つ。卵黄を固めずに泡立てるサバイヨンと、焦がす寸前で止める焼き色が仕上がりを決める。
本場ブルターニュと西部で受け継がれてきた作り方を基準にした本格レシピを、仕上がりを左右する判断点まで省略せずに紹介します。
AUTHENTICITY SCORE
本格度スコア
標準レシピの食材と手順です。代替食材を選ぶと、味・食感・工程への影響とともにスコアが変わります。
材料(4人分)
- 殻付き牡蠣(加熱調理用・大粒)12個加熱で縮むので大粒(LL以上)を選ぶ。深い側の殻を器に使うAmazonで探す楽天市場で探す
- リーキ(西洋ねぎ)2本白い部分と淡い緑の部分を使う(約200g)
- 無塩バター30gリーキを蒸らすのに20g、仕上げに10gAmazonで探す楽天市場で探す
- 塩1.5gリーキに1g、サバイヨンに0.5gAmazonで探す楽天市場で探す
- シャンパーニュ(ブリュット)250mlリーキに100ml、牡蠣のポシェに50ml、サバイヨンに100mlAmazonで探す楽天市場で探す
- 水200mlポシェ用。牡蠣の汁とシャンパーニュに足して300mlにする(汁の量で加減)Amazonで探す楽天市場で探す
- 卵黄2個サバイヨン用Amazonで探す楽天市場で探す
- 白こしょう(粉)少量gサバイヨンの仕上げにAmazonで探す楽天市場で探す
- 粗塩900g天板に厚さ1cmに敷き、殻を水平に据える台にする。食べないAmazonで探す楽天市場で探す
- 粗塩200g盛り付け用。皿1枚に50g敷いて殻を据える。食べないAmazonで探す楽天市場で探す
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買い物リストをつくる作り方

牡蠣を洗って殻を開け、身と汁を取り分ける
- 1 殻付き牡蠣12個をたわしで流水の下でこすり洗いする。
- 2 厚手の布巾で牡蠣を平らな側を上にして押さえ、オイスターナイフをちょうつがいに差し込んでひねり、殻を開ける。
- 3 上の殻の内側に沿ってナイフを入れて貝柱を切り、身を深い殻から外して、汁ごとボウルに受ける。
- 4 ボウルの汁を目の細かい茶こしでこして小鍋に入れ、身は別の器に取る。
- 5 深い側の殻12個をたわしで洗い、沸騰した湯で2分ゆでて水気を拭く。
完了の目安
12個の身と、こした汁、洗った深い殻12個がそろえば次へ。
注意点
牡蠣を素手で押さえていると、ナイフが滑ったときに手を切る。
リーキをバターで蒸らし、シャンパーニュで煮詰めてフォンデュにする
- 1 リーキ2本の白い部分と淡い緑の部分を縦半分に切って水で洗い、5mm幅に刻む。
- 2 鍋に無塩バター20gを弱火で溶かし、リーキと塩1gを入れて蓋をし、色づけないように混ぜながら8分蒸らす。
- 3 シャンパーニュ100mlを加え、中火で半量になるまで煮詰める。
- 4 火から下ろし、無塩バター10gを加えて溶かし混ぜる。
完了の目安
リーキがとろりとやわらかくなり、鍋底に煮汁が少し残るだけになれば次へ。
牡蠣を汁とシャンパーニュでポシェし、中心まで火を通す
- 1 並行(牡蠣を温める間に)オーブンを250℃にする。
- 2 牡蠣の汁の小鍋にシャンパーニュ50mlを加え、水を足して全体を300mlにし、中火で温める。
- 3 温度計で90℃(鍋の縁に小さな泡が立つ程度)になったら弱火にし、牡蠣の身を6個入れる。
- 4 液が再び90℃に戻ってから2分加熱する。
- 5 いちばん大きい牡蠣の厚い部分に温度計を刺し、85℃以上になってからさらに90秒加熱する。
- 6 穴あきのお玉で取り出してキッチンペーパーにのせ、残りの6個も同じように加熱する。
完了の目安
どちらの回も、いちばん大きい牡蠣の中心が85℃以上で90秒保たれ、身がふっくらと締まれば次へ。
注意点
中心が85℃に届かないまま取り出すと、ノロウイルスなどの食中毒を防げない。

湯せんで卵黄とシャンパーニュを泡立て、サバイヨンにする
- 1 ボウルに卵黄2個とシャンパーニュ100mlを入れる。
- 2 鍋に80℃の湯を張ってボウルの底を当て、泡立て器で8の字を描くように絶えず泡立てる。
- 3 とろみがついたら湯から外し、塩0.5gと白こしょう0.2gを加えて混ぜ、(卵黄をで泡立てたソース)にする。
完了の目安
体積が2〜3倍にふくらみ、泡立て器ですくうとリボン状に落ちて跡がしばらく残れば次へ。
注意点
湯が沸騰していたり、泡立てる手を止めたりすると、卵黄が固まってぼそぼそになる。
粗塩の台に殻を据え、リーキと牡蠣を入れてサバイヨンをかける
- 1 天板に粗塩900gを厚さ1cmに広げ、深い殻12個を水平に据える。
- 2 殻ごとにリーキのフォンデュを大さじ1ずつ敷く。
- 3 フォンデュの上に牡蠣を1個ずつのせる。
- 4 を大さじ1ずつかけ、牡蠣全体を覆う。
完了の目安
どの殻もが縁までこぼれずに牡蠣を覆っていれば焼成へ。
250℃のオーブンでサバイヨンに焼き色をつける
- 1 オーブンのグリル(上火)で2分焼く。グリルがない場合は250℃のオーブンの上段で3分焼き、焼き色が出なければ1分ずつ焼き足す。
- 2 皿4枚に盛り付け用の粗塩を50gずつ敷いて殻を3個ずつ据え、すぐに食卓へ出す。
完了の目安
の表面に薄い焼き色がまだらにつけば焼き上がり。
注意点
は焦げやすく、グリルでは数十秒の違いで黒くなる。
作り方を読み終えたら。
その一皿を、コースにする。
作りたい料理を選ぶと、Tabelia アプリが献立の買い物リストと当日の段取りをひとつに束ねます。調理中の疑問には、Chef Authen が具体的な判断基準で答えます。
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この料理について
フランスでは、牡蠣の多くが12月に売れます。生産の3分の2は12月の最後の15日間に売れるといわれ、大西洋岸のマレンヌ=オレロンでは、1991年に1年の販売の49%が12月に集中しました。
産地はマレンヌ=オレロンのほか、ノルマンディー、ブルターニュ、ヴァンデ、アルカション、地中海沿岸に広がり、2018年ごろの数字で、フランスは年に約13万トンを生産し、ヨーロッパの牡蠣の9割を担っていました。
いまフランスで育つ牡蠣の多くは、日本とつながっています。それまで養殖していたポルトガルガキが病気で壊滅すると、1971年から1975年にかけて、フランスは日本から稚貝を、カナダから親貝を取り寄せて養殖を立て直しました。宮城県は1970年代に1万トンの稚貝をフランスへ送り、2011年の震災の後には、フランスの学会の有志が宮城の研究機関に顕微鏡を贈っています。
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