AUTHENTIC RECIPE
Opéraオペラ(コーヒーとチョコレートの層の菓子)
アーモンドの薄いスポンジ(ビスキュイ・ジョコンド)3枚に濃いコーヒーシロップをしみ込ませ、コーヒーのバタークリームとガナッシュを交互に薄く重ねる。冷やして固め、枠を外してチョコレートの上がけを一度で薄く広げ、縁を切りそろえて、上に「Opéra」の文字を書く。厚さは3cmを超えない。
本場パリと中央部で受け継がれてきた作り方を基準にした本格レシピを、仕上がりを左右する判断点まで省略せずに紹介します。
AUTHENTICITY SCORE
本格度スコア
標準レシピの食材と手順です。代替食材を選ぶと、味・食感・工程への影響とともにスコアが変わります。
材料(9人分)
- 卵7個全卵4個は生地に。残る3個は卵黄と卵白に分け、卵白3個を生地に、卵黄3個をクレーム・オ・ブールに使うAmazonで探す楽天市場で探す
- アーモンドパウダー100g皮なしAmazonで探す楽天市場で探す
- 粉糖100gAmazonで探す楽天市場で探す
- 薄力粉28gふるっておく(Meilleur du Chef は T55)Amazonで探す楽天市場で探す
- 無塩バター140g生地に20g(溶かして澄ましバターにする)、クレーム・オ・ブールに90g(室温でやわらかくする)、ガナッシュに30gAmazonで探す楽天市場で探す
- グラニュー糖150gクレーム・オ・ブールに90g、コーヒーシロップに60gAmazonで探す楽天市場で探す
- 水130mlクレーム・オ・ブールのシロップに30ml、コーヒーシロップに100mlAmazonで探す楽天市場で探す
- インスタントコーヒー8gコーヒーシロップに6g、クレーム・オ・ブールに2g(湯小さじ1で溶く)Amazonで探す楽天市場で探す
- 製菓用チョコレート(カカオ分66%前後)330gガナッシュに120g、底に塗るのに40g、上がけに160g、文字に10gAmazonで探す楽天市場で探す
- 生クリーム(乳脂肪分35%以上)76mlガナッシュ用Amazonで探す楽天市場で探す
- グレープシードオイル24g上がけ用Amazonで探す楽天市場で探す
- 塩0.5g卵白にひとつまみAmazonで探す楽天市場で探す
- 食用金箔1枚好みで。小さくちぎって使うAmazonで探す楽天市場で探す
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買い物リストをつくる作り方
ビスキュイ・ジョコンドの生地を作る
- 1 並行(泡立てる間に)オーブンを180℃にし、27cm角の天板にオーブンシートを敷く。
- 2 無塩バター20gを小鍋で溶かし、少し置いて上に澄んだ部分だけを取り分け、(溶かしたバターの透明な上澄み)にする。
- 3 ボウルに全卵4個、アーモンドパウダー100g、粉糖100gを入れ、ハンドミキサーで白っぽく、もとの倍の量になるまで泡立てる。
- 4 別のボウルで卵白3個に塩0.5gを加え、角が立つまで固く泡立てる。
- 5 卵の生地に薄力粉28gをふるい入れてゴムべらで混ぜ、を混ぜてから、泡立てた卵白に加えて泡を消さないように合わせる。
完了の目安
生地がつやのある、ゆっくり流れる固さになれば次へ。
27cm角に薄く広げ、180℃で12分焼くのを2回繰り返す
- 1 生地の半量を天板に厚さ5mmほどに平らに広げ、180℃で12分焼く。
- 2 シートごと網に移して冷ます。残りの生地も同じように焼く。
完了の目安
表面が薄いきつね色で、指で軽く押すと弾力があれば次へ。
濃いコーヒーシロップを作って冷ます
- 1 小鍋に水100mlとグラニュー糖60gを入れて中火にかけ、砂糖が溶けたら火を止めてインスタントコーヒー6gを溶かし、冷ます。
完了の目安
砂糖とコーヒーが溶け、室温まで冷めていれば次へ。
121℃のシロップで卵黄を泡立て、バターとコーヒーを加えてクレーム・オ・ブールを作る
- 1 ボウルで卵黄3個をハンドミキサーで白っぽくなるまで泡立てる。
- 2 小鍋に水30mlとグラニュー糖90gを入れて火にかけ、温度計で121℃まで煮詰める。
- 3 卵黄を泡立てながら、熱いシロップをボウルの縁から細く注ぎ、冷めるまで泡立てて(卵黄に熱いシロップを注いで泡立てたもの)にする。
- 4 やわらかくした無塩バター90gを少しずつ加えて泡立て、湯小さじ1で溶いたインスタントコーヒー2gを混ぜて、(バタークリーム)にする。
完了の目安
クリームがなめらかで分離せず、ゴムべらで広げられる固さになれば次へ。
注意点
が温かいうちにバターを入れると、バターが溶けて分離する。
ガナッシュを作り、冷蔵庫で塗れる固さにする
- 1 製菓用チョコレート120gを細かく刻んでボウルに入れる。
- 2 生クリーム76mlを沸く直前まで温めて注ぎ、1分置いてから中心から混ぜて溶かし、無塩バター30gを加えて混ぜて、(チョコレートに温めた生クリームを合わせたもの)にする。
- 3 冷蔵庫に入れ、5分ごとに混ぜる。クリーム状になったら室温に出す。
完了の目安
がつやを保ったまま、ゴムべらで薄く広げられるクリーム状になれば次へ。

生地を18cm角に切り、底にチョコレートを塗って枠に重ねる
- 1 冷めた生地から18cm角を2枚切り、残りの切れ端を合わせて3枚目の18cm角を作る。
- 2 製菓用チョコレート40gをで溶かし、きれいな1枚の片面に薄く塗って、冷蔵庫で10分固める。
- 3 オーブンシートを敷いた台に18cm角の枠を置き、チョコレートを塗った面を下にして生地を入れ、刷毛でコーヒーシロップをたっぷりしみ込ませ、の半量(約120g)を3〜4mmに平らに広げる。
- 4 2枚目(切れ端を合わせたもの)は片面にシロップを打って、その面を下にしてのせ、上の面にもシロップを打って、を薄く平らに広げる。
- 5 3枚目も同じように両面にシロップを打ってのせ、残りのを3〜4mmに平らにならす。
完了の目安
全体の厚さが3cm以内で、表面が平らにならされていれば次へ。
注意点
枠の内側にクリームがつくと、層がきれいに見えない。
冷蔵庫で2時間以上冷やして固める
- 1 枠ごと冷蔵庫に入れ、2時間以上冷やす。
完了の目安
表面のが指で触れても跡がつかないほど固まっていれば次へ。
枠を外し、チョコレートの上がけを流して一度で薄く広げる
- 1 枠の外側を温めたふきんで包んで枠を外し、オペラを網にのせてバットの上に置く。
- 2 製菓用チョコレート160gをで溶かし、グレープシードオイル24gを混ぜて、手で触れて温かい程度に冷ます。
- 3 冷えたオペラの上に流し、パレットナイフで端から端へ一度で薄く広げ、縁から落ちる分は落とす。冷蔵庫で10分冷やす。
完了の目安
上がけが2〜3mmの薄さでつやを保ち、指で触れてもつかなくなれば次へ。
注意点
何度もなでると、表面にすじが残ってつやが消える。
縁を切りそろえ、「Opéra」と書いて金箔をのせる
- 1 湯で温めて拭いた包丁で、四辺を0.5cmずつ切り落とす。
- 2 製菓用チョコレート10gをで溶かし、オーブンシートで作ったコルネに入れて、上に「Opéra」と書く。好みで食用金箔を小さく1片のせる。
- 3 包丁を温めて拭きながら9等分に切り、冷蔵庫に入れる。
完了の目安
切り口に生地・クリーム・の層がまっすぐ見えれば完成。
注意点
クリームの卵黄は十分に加熱されていない。10℃以下で保存して早めに食べきり、高齢者、乳幼児、妊娠中の人、免疫の弱い人には出さない。
作り方を読み終えたら。
その一皿を、コースにする。
作りたい料理を選ぶと、Tabelia アプリが献立の買い物リストと当日の段取りをひとつに束ねます。調理中の疑問には、Chef Authen が具体的な判断基準で答えます。
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この料理について
パリの菓子店ダロワイヨでは1955年、シリアック・ガヴィヨンが背の低い四角い層の菓子を作り、妻アンドレがオペラ座ガルニエの舞台にたとえて「オペラ」と名付けたと伝えられています。
一方で、ガヴィヨンの姉妹と結婚したマルセル・ビュガが1955年に引き継いだ菓子店にはビスキュイとコーヒー、チョコレートの菓子「クリシー」があり、こちらが元だとする話もあります。菓子職人ガストン・ルノートルも、1960年代初めに自分の考案だと主張しました。
オペラは今もダロワイヨでいちばんよく売れる菓子とされ、フランスの菓子職人の国家資格の試験の見本問題にも課題として載っています。
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