AUTHENTIC RECIPE
Profiteroles au Chocolatプロフィトロール・オ・ショコラ
小さく焼いたシュー生地にバニラアイスクリームを挟み、温かいチョコレートソースを食べる直前にかけるフランス全土の定番デザート。冷たいアイスクリームと熱いソースの温度差、シューのサクとした食感の対比が身上である。仕上げのソースは食卓で回しかけるのが伝統的な演出とされる。
本場フランス料理で受け継がれてきた作り方を基準にした本格レシピを、仕上がりを左右する判断点まで省略せずに紹介します。
AUTHENTICITY SCORE
本格度スコア
標準レシピの食材と手順です。代替食材を選ぶと、味・食感・工程への影響とともにスコアが変わります。
材料(4人分)
- 水(シュー生地用)65ml
- 牛乳(シュー生地用)65ml
- バター(シュー生地用・無塩)55g
- 塩(シュー生地用)1.5g
- グラニュー糖(シュー生地用)3g
- 薄力粉(シュー生地用)70g
- 卵(シュー生地用)2個溶いてから少しずつ加える
- バニラアイスクリーム(高品質・市販)500ml
- ダークチョコレート(カカオ60〜70%)150g
- 生クリーム(乳脂肪45%程度)150ml
- バター(ソース用・無塩)20gソースに艶を出す
- 牛乳(ソース用・濃度調整)30ml
作り方
オーブンを整える
- 1 オーブンを200℃に予熱し始める。
- 2 天板にオーブンシートを敷く。
仕上げにまとめる
- 1 鍋に水65ml・牛乳65ml・バター(シュー生地用)55g・塩(シュー生地用)1.5g・グラニュー糖(シュー生地用)3gを入れて中火にかけ、バターが完全に溶けて沸騰したら火を止める。
注意点
鍋に水65ml・牛乳65ml・バター(シュー生地用)55g・塩(シュー生地用)1.5g・グラニュー糖(シュー生地用)3gを入れて中火にかけ、バターが完全に溶けて沸騰したら火を止める。
仕上げにまとめる
- 1 薄力粉(シュー生地用)70gを一気に加え、木べらで手早く混ぜる。
- 2 再び弱火にかけ、生地が鍋底から離れてひとまとまりになるまで1〜2分練る。
完了の目安
生地が鍋底から離れてひとまとまりになり、鍋底に薄い膜が張れば次へ。
休ませて落ち着かせる
- 1 生地をボウルに移し、2〜3分混ぜながら粗熱を取る。
- 2 溶いた卵(シュー生地用)2個分を3〜4回に分けて加え、そのつどよく混ぜる。
完了の目安
生地をすくうと逆三角形にゆっくり垂れ落ちる状態になったら次へ。
材料を合わせる
- 1 直径10mmの丸口金をつけた絞り袋に生地を入れ、天板に直径3cmほどの小さな球状に16個絞り出す。
焼き上げる
- 1 200℃のオーブンで20〜22分焼く。
- 2 途中でオーブンを開けない。
注意点
膨らんで均一な濃いきつね色になり、しっかりと固まったら焼き上がり。
時間を置く
- 1 網の上で完全に冷ます。
ソースを作る
- 1 並行(シューを冷ます間に)チョコレートソースを作る。
- 2 ダークチョコレート150gを細かく刻む
- 3 小鍋に生クリーム150mlとバター(ソース用)20g・牛乳(ソース用)30mlを入れて中火にかけ、沸騰直前まで温める
- 4 刻んだチョコレートに温めた生クリームを一度に加え、1分ほど置いてから中心から円を描くように混ぜ、なめらかでつやのあるソースにする。
材料を準備する
- 1 冷めたシューの上部1/3を横に切り、バニラアイスクリーム500mlをスプーンまたはディッシャーで下半分にこんもりとのせ、切った上部をかぶせる。
- 2 1人分4個ずつ皿に盛る。
ソースを作る
- 1 温かいチョコレートソースを食べる直前に上から回しかける。
INGREDIENT OPTIONS
手に入る食材で、本格の輪郭を保つ
プロフィトロール・オ・ショコラは、次の食材でも作れます。味や食感、手順への影響を確認して選んでください。
バター(シュー生地用・無塩)の代わりに
マーガリン
代わりに使える食材 · 本格度 -20点
バター特有の香りとコクが失われ、風味が平板になる
ダークチョコレート(カカオ60〜70%)の代わりに
板チョコレート(ブラック)
代わりに使える食材 · 本格度 -10点
カカオ分が低く甘みが強いため、ソースの風味の輪郭がぼやける
生クリーム(乳脂肪45%程度)の代わりに
牛乳を増量
代わりに使える食材 · 本格度 -10点
ソースのコクと濃度が薄れ、さらりとした仕上がりになる
生クリームの代わりに牛乳100mlを使う
この料理について
プロフィトロールは、小さなシュー生地の菓子として16世紀のフランスの宮廷料理にまで起源をさかのぼるとされています。当初は甘い菓子に限らず、詰め物をした小さな生地全般を指す言葉でしたが、19世紀にアイスクリームを詰めてチョコレートソースをかける現在の形が定着しました。
ビストロのデザートメニューでは、給仕がテーブルで温かいチョコレートソースを客の目の前で回しかける演出が今も残っています。冷たいアイスクリームに熱いソースが触れて溶け出す瞬間が、この菓子の見せ場です。
現在ではフランス全土のビストロから家庭まで、誕生日や特別な食事の締めくくりとして広く作られています。シューの数を増減するだけで人数に合わせやすく、家庭のもてなしにも定番の一皿です。
QUESTIONS
よくある質問
プロフィトロール・オ・ショコラにマーガリンを使ってもいいですか?
作れますが、バター(シュー生地用・無塩)をマーガリンに替えると本格度が20点下がります。バター特有の香りとコクが失われ、風味が平板になる。
プロフィトロール・オ・ショコラに板チョコレート(ブラック)を使ってもいいですか?
使えます。ただしダークチョコレート(カカオ60〜70%)を板チョコレート(ブラック)に替えると本格度が10点下がります。カカオ分が低く甘みが強いため、ソースの風味の輪郭がぼやける。
プロフィトロール・オ・ショコラに牛乳を増量を使ってもいいですか?
使えます。ただし生クリーム(乳脂肪45%程度)を牛乳を増量に替えると本格度が10点下がります。ソースのコクと濃度が薄れ、さらりとした仕上がりになる。生クリームの代わりに牛乳100mlを使う。
プロフィトロール・オ・ショコラを失敗せずに作るコツはありますか?
つまずきやすいのは次の点です。鍋に水65ml・牛乳65ml・バター(シュー生地用)55g・塩(シュー生地用)1.5g・グラニュー糖(シュー生地用)3gを入れて中火にかけ、バターが完全に溶けて沸騰したら火を止める。膨らんで均一な濃いきつね色になり、しっかりと固まったら焼き上がり。
プロフィトロール・オ・ショコラを作るのにどれくらい時間がかかりますか?
4人分で合計1時間12分です(準備50分・調理22分)。
プロフィトロール・オ・ショコラは家庭で作るのが難しいですか?
難易度は5段階中3です。全10工程のうち仕上がりを左右するのは「仕上げにまとめる」「焼き上げる」で、各工程に見極めの目安と注意点を明記しています。
READER REVIEWS
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次の週末は、コース料理を家で。
すべての皿が、いちばんおいしい瞬間に。
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