AUTHENTIC RECIPE
Citrouillat berrichonシトルイヤ・ベリションベリー風かぼちゃのパイ
- 合計
- 10時間55分
- 難易度
- ★★★☆☆
- 分量
- 4人分
- 準備 1時間5分
- 調理 1時間
- 待ち時間 8時間50分
かぼちゃと玉ねぎ、パセリを、バターの香る甘くない生地で包むベリー地方のパイです。具の水気を抜き、先に炒めてから焼くことで、やわらかなかぼちゃと生地の歯ざわりを楽しめます。
パリと中央部で受け継がれてきた作り方を基準にした本格レシピです。分量と時間だけでなく、次の工程へ進む目安となる状態も書いています。
AUTHENTICITY SCORE
本格度スコア
このスコアは、標準レシピの食材と手順で作った場合の値です。代わりに使える食材を選ぶと、味・食感・工程への影響とあわせてスコアが変わります。
材料(4人分)
100本格度- かぼちゃ1000g生の西洋かぼちゃ。皮と種を含む重さ。日本で一般的な粉質のかぼちゃは、ベリーのSucrineとは品種が異なり、甘くほくほくした具になる。冷蔵庫で8時間水を切る。
- 中力粉265g生地用250g、打ち粉15g。ミックス粉は使わない。Amazonで探す楽天市場で探す
- 無塩バター145g生地用125gは冷たいまま使い、残り20gは具を炒める分。Amazonで探す楽天市場で探す
- 卵83g殻を除いて溶き、生地用62.5gと表面に塗る20gに分ける。Amazonで探す楽天市場で探す
- 水63ml生地用。冷たい水を使う。Amazonで探す楽天市場で探す
- 塩8gかぼちゃ用5gと生地用3gに分ける。Amazonで探す楽天市場で探す
- 玉ねぎ150g
- イタリアンパセリ10g葉を使う。
- 黒こしょう(粉)0.5gAmazonで探す楽天市場で探す
- 生クリーム150ml乳脂肪35%の無糖の液体クリーム。ホイップ済みや植物性の品は使わない。Amazonで探す楽天市場で探す
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買い物リストをつくる作り方

かぼちゃの水気を抜く
- 1 皮と種を含むかぼちゃ1000gから皮と種を除き、果肉を1cm角に切る。塩5gを全体にまぶす。
- 2 受け皿を置いたざるに広げ、覆いをして冷蔵庫で8時間水を切る。最後にペーパーで表面の水分を拭く。

粉とバターを合わせる
- 1 生地用のバター125gを1cm角に切る。ボウルに中力粉250g、塩3gと合わせ、指先でこすり合わせる。
完了の目安
大きなバターの塊がなくなり、粉が粗い砂のようになっている。

生地をまとめて冷やす
- 1 卵を溶き、生地用62.5gと表面用20gに分ける。生地用の卵と冷水62.5mlを粉に加え、へらで混ぜてひとまとめにする。
- 2 台に出して手のひらの付け根で押し広げ、残ったバターの塊をつぶす。平たい円盤にまとめてラップで包み、冷蔵庫で30分。
完了の目安
生地はまとまり、指にほとんど付かない。

かぼちゃと玉ねぎを炒める
- 1 玉ねぎ150gを薄切りにし、イタリアンパセリ10gを刻む。フライパンにバター20gを中火で溶かし、玉ねぎを5分炒める。
- 2 水を切ったかぼちゃとパセリ、黒こしょう0.5gを加え、弱めの中火で15分ほど混ぜながら炒める。
完了の目安
かぼちゃの縁がやわらかくなり、鍋底に水がたまっていない。

具をクリームでまとめる
- 1 火を止めて生クリーム150mlを混ぜ、浅い容器に広げる。20分ほど置き、熱が取れて冷めてから使う。
完了の目安
具が冷め、流れる液が少ない。

型に生地を敷く
- 1 オーブンを200℃にする。深さ3cmの金属製パイ型にオーブンシートを敷く(4人分24cm、5人分27cm、6人分30cm)。
- 2 15gを台と麺棒に薄く使い、生地を大きめと小さめに分ける。大きい方を厚さ3mm、型の底と側面を覆える円に延ばして敷く。
完了の目安
生地が型の隅まで沿い、縁から少しはみ出している。

具を包んで蒸気穴を開ける
- 1 型に冷めた具を平らに入れる。残りの生地を厚さ3mmに延ばしてかぶせ、上下の縁を押さえて閉じ、余分な生地を切る。
- 2 表面用の溶き卵20gを薄く塗る。中央に直径2cmの穴を開け、丸めたオーブンシートを差して蒸気の通り道を作る。
完了の目安
縁に隙間がなく、中央の穴が開いている。

パイを焼く
- 1 200℃のオーブンの下段で約40分焼く。表面だけが先に濃く色づいたらアルミ箔をかぶせる。
完了の目安
表面と縁がきつね色で、生地に湿った白い部分がない。

温かいうちに切り分ける
- 1 蒸気穴の紙を抜き、5分置いてから切り分ける。型から取り出し、温かいうちに皿に盛る。
完了の目安
切り口から具が流れ出さず、かぼちゃがやわらかい。
この料理について
ベリー地方では、秋に採れるかぼちゃを生地で包み、シトルイヤというパイにして食べます。玉ねぎやパセリを合わせる塩味のものも、甘く仕立てるものもあり、かぼちゃは前菜にもデザートにもなります。
この土地のかぼちゃとして知られるのが、洋梨に似た形のシュクリーヌ・デュ・ベリーです。20世紀には栽培が忘れられかけましたが、1980年代、トランゾーのかぼちゃと珍しい野菜の市で再び注目されるようになりました。
今は地域で再び育てられ、スープやグラタンにも使われています。地域に伝わる食品を記録するスローフードの「味の箱舟」にも登録された品種です。
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