AUTHENTIC RECIPE

Côte de Porc Sauce Charcutière豚の骨付きロースのソテー、シャルキュティエールソース

Côte de Porc Sauce Charcutière(豚の骨付きロースのソテー、シャルキュティエールソース)
難易度★★☆☆☆ 準備15分 調理52分 分量4人分 地方パリと中央部

骨付きの豚ロースをバターで両面ソテーし、骨の際まで火を通す。ソースは、色づけた玉ねぎに白ワインと酢を加えてほぼ水気がなくなるまで煮詰め、フォン・ド・ヴォーで煮詰めて、ソース・ロベールを作る。火を止めてマスタードを溶き込み、太めのせん切りにしたコルニッションを出す直前に加える。エスコフィエはじゃがいものピュレを添える。

本場パリと中央部で受け継がれてきた作り方を基準にした本格レシピを、仕上がりを左右する判断点まで省略せずに紹介します。

100 / 100

AUTHENTICITY SCORE

本格度スコア

標準レシピの食材と手順です。代替食材を選ぶと、味・食感・工程への影響とともにスコアが変わります。

材料(4人分)

4

Amazon・楽天市場へのリンクはアフィリエイトリンクです。

作り方

1約15分

玉ねぎとコルニッションを切り、豚に下味をつける

  • 1 玉ねぎ1個をみじん切りにする。
  • 2 コルニッション30gを長さ2〜3cm、幅3mmの太く短いせん切りにする。
  • 3 豚の骨付きロース4枚の脂身と赤身の境の筋を、2cm間隔で4〜5か所切る。塩4gと黒こしょう1gを両面にふる。

完了の目安

玉ねぎが細かく刻まれ、豚の筋に切れ目が入っていれば次へ。

補足

筋を切っておくと、焼いたときに肉が反り返らない。

2約32分

玉ねぎを色づけ、白ワインと酢を煮詰めてフォン・ド・ヴォーで煮詰める

  • 1 小鍋に無塩バター15gを中火で溶かし、玉ねぎを入れて薄く色づくまで8分炒める。
  • 2 白ワイン120mlと白ワインビネガー60mlを加え、ほぼ水気がなくなるまで6分煮詰める。
  • 3 (仔牛の骨と肉でとっただし)280mlを加えて沸かし、弱火で15分、約180mlになるまで煮詰める。
  • 4 無塩バター5gと薄力粉5gを指で練り合わせて(バターと小麦粉を練り合わせたもの)を作り、泡立て器で混ぜながら加えて2分煮て、塩1gで味を調える。

完了の目安

ソースが約180mlになり、スプーンの背が薄く覆われる濃さになれば次へ。

3約13分

豚の骨付きロースをバターで両面焼く

  • 1 並行(焼く間に)ソースの小鍋をごく弱火にかけ、沸かさないように温めておく。
  • 2 直径28cmのフライパンに無塩バター30gを中火で溶かし、泡が落ち着いたら豚を並べる。4枚が重ならずに入らなければ2回に分けて焼く。
  • 3 6分焼いて濃いきつね色になったら返し、裏面も6分焼く。途中でフライパンを傾け、溶けたバターをスプーンで肉にかける。

完了の目安

両面に濃いきつね色の焼き色がつき、脂身の縁が色づいていれば次へ。

注意点

バターが焦げて黒くなり始めたら火を弱める。

4約5分
骨の際で中心温度を測り、75℃に届いたら火から下ろす

骨の際で中心温度を測り、75℃に届いたら火から下ろす

  • 1 いちばん厚い豚の側面から温度計を刺し、先端を骨から約1cmの位置に、骨に当てずに止めて測る。
  • 2 75℃に届いていなければ弱火にして蓋をし、1〜2分ずつ焼いては測る。
  • 3 75℃に届いたらそのまま1分焼き、温めた皿に移して2分置く。

完了の目安

骨の際の中心温度が75℃に届いてから1分たち、肉汁が透き通っていれば次へ。

注意点

骨の際は火が通りにくい。骨から離れた場所だけで測ると、骨の近くが生焼けのまま残る。

5約2分

火を止めたソースにマスタードとコルニッションを加えて添える

  • 1 ソースの小鍋を火から下ろし、大さじ2杯分のソースでディジョンマスタード15gを溶いてから、鍋に戻して混ぜる。
  • 2 コルニッションを加えて混ぜ、豚に添える。

完了の目安

マスタードがむらなく溶け、コルニッションがソース全体に散っていれば完成。

注意点

マスタードを加えたあとに沸かすと、香りが飛んで味が濁る。

Chef Authen

作り方を読み終えたら。

その一皿を、コースにする。

作りたい料理を選ぶと、Tabelia アプリが献立の買い物リストと当日の段取りをひとつに束ねます。調理中の疑問には、Chef Authen が具体的な判断基準で答えます。

コーチングとアプリの機能 Download on the App Store
Tabelia アプリのコーチング画面。複数の料理の工程がひとつのタイムラインに並んでいる
コーチング — 全料理の工程がひとつのタイムラインに
パリ・アムロ通りのシャルキュトリーの街並み・風景
Rue Amelot, Parisフランスの風景 · パリ・アムロ通りのシャルキュトリー 写真:Coyau · CC BY-SA 3.0(リサイズ・表示トリミング)

この料理について

パリでは1475年の勅令で、豚肉を加工して売る職人シャルキュティエが、加熱・調理した豚肉を売ることを認められました。翌年には、ロースト肉を焼く職人とは別の同業組合をつくり、このソースの「シャルキュティエール」という名も彼らにちなみます。

このソースのもとになるソース・ロベールはさらに古く、ラブレーは物語の中で、ロベールという料理人をこのソースの考案者に数えています。ラ・ヴァレンヌの料理書『フランスの料理人』の1652年版にあるソース・ロベールは、焼いた豚のロースにヴェルジュ(未熟なぶどうの酸っぱい果汁)と酢をかけ、落ちた脂で炒めた玉ねぎと煮るものでした。

農村では、クリスマス前などに豚をつぶすと急に肉が豊富になるため、その夜か次の日曜に豚だけを食べる宴「サン・コション」を開きました。ソース・ロベールは今も、豚のコートやグリエした肉に添える古典的なソースです。

READER REVIEWS

ユーザーレビュー

まだ評価が届いていません。最初のレビューを投稿してみませんか。

この料理を作った感想を教えてください

CHOOSE AN INGREDIENT

代替食材を選ぶ