AUTHENTIC RECIPE
Tumbetトゥンベット
- 合計
- 2時間20分
- 難易度
- ★★★☆☆
- 分量
- 4人分
- 準備 25分
- 調理 1時間55分
じゃがいも、なす、赤パプリカを別々に揚げて重ね、トマトソースをかけるマヨルカの野菜料理。野菜ごとに火を通し、柔らかな食感と焼き色を引き出します。
バレアレス諸島で受け継がれてきた作り方を基準にした本格レシピです。分量と時間だけでなく、次の工程へ進む目安となる状態も書いています。
AUTHENTICITY SCORE
本格度スコア
このスコアは、標準レシピの食材と手順で作った場合の値です。代わりに使える食材を選ぶと、味・食感・工程への影響とあわせてスコアが変わります。
材料(4人分)
100本格度- じゃがいも(メークイン)600g皮をむいた正味。
- なす500gへたを除いた正味。
- 赤パプリカ300gへたと種を除いた正味。Amazonで探す楽天市場で探す
- 完熟トマト600gへたを除いた正味。ソース用。
- エキストラバージンオリーブオイル530mlソース用30ml、揚げ油500ml。揚げ油は全量を料理に加えない。Amazonで探す楽天市場で探す
- にんにく15g皮をむいた正味。ソース用5g、パプリカ用10g。
- ローリエ1枚ソース用。Amazonで探す楽天市場で探す
- 塩16gなすの塩水用10g、ソース用2g、野菜の仕上げ用4g。塩水は捨てる。Amazonで探す楽天市場で探す
- 水1000mlなすの塩水用。じゃがいもをさらす水は別に用意する。Amazonで探す楽天市場で探す
- 黒こしょう(粉)0.5g野菜の仕上げ用。Amazonで探す楽天市場で探す
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買い物リストをつくる作り方

野菜を切ってなすを塩水に浸す
- 1 水1000mlと塩10gをボウルで混ぜる。なす500gを厚さ5mmの輪切りにし、塩水に20分ほど浸す。浮く場合は小皿をのせる。
- 2 じゃがいも600gを厚さ4mmの輪切りにし、水にさらす。赤パプリカ300gは幅2cmの短冊切りにする。
- 3 にんにく15gを、ソース用のにんにく5gとパプリカ用のにんにく10gに分ける。ソース用は細かく刻み、パプリカ用は薄切りにする。
- 4 完熟トマト600gは横半分に切って切り口から粗いおろし器ですりおろし、手元に残った皮を除く。
完了の目安
なすが塩水に20分ほど浸かり、残りの野菜も切れていれば次へ。

トマトソースを煮詰める
- 1 並行ソースを煮始めたら、工程3〜5の野菜を順番に揚げる。ソースもときどき混ぜ、煮詰まったら先に火を止めてふたをしておく。
- 2 容量1.5Lほどの鍋にソース用のエキストラバージンオリーブオイル30mlとソース用のにんにく5gを入れる。弱火にかけ、香りが出るまで1〜2分炒める。
- 3 すりおろした完熟トマト600g、ローリエ1枚、ソース用の塩2gを加える。中弱火で25〜30分、ときどき底から混ぜながら煮詰める。
- 4 ソースがまとまったら火を止め、ふたをしておく。
完了の目安
へらで鍋底をなぞると跡が少し残り、水っぽい汁が分離しなくなればよい。

じゃがいもを揚げる
- 1 じゃがいもの水を切り、布巾かキッチンペーパーで表面の水分を拭く。
- 2 直径28cmほど、深さ5cm以上のフライパンに揚げ油用のエキストラバージンオリーブオイル500mlを入れ、170℃ほどに温める。
- 3 じゃがいもを重ならない量ずつ入れ、ときどき返しながら1回8〜10分ほど揚げる。4人分では5回程度に分け、油を切ってキッチンペーパーを敷いたバットに取り出す。
完了の目安
竹串がすっと入り、縁に薄いきつね色が付けばよい。

なすを揚げる
- 1 なすの塩水を捨て、流水でさっとすすぐ。ざるに上げ、布巾かキッチンペーパーで表面の水分をよく拭く。
- 2 同じフライパンの油を170℃ほどに戻し、なすを重ならない量ずつ入れる。ときどき返しながら1回5〜8分ほど、4人分では7回程度に分けて揚げる。
- 3 油を切り、じゃがいもと分けてキッチンペーパーを敷いたバットに取り出す。
完了の目安
中心まで柔らかくなり、両面に薄い焼き色が付けばよい。

赤パプリカとにんにくを揚げる
- 1 同じ油を160〜170℃に整え、赤パプリカ300gを2回程度に分けて揚げる。ときどき返しながら、1回5〜7分を目安にする。
- 2 最後の回の赤パプリカが柔らかくなったらパプリカ用のにんにく10gを加え、薄いきつね色が付くまで約1分揚げる。赤パプリカとにんにくを取り出し、油を切る。
完了の目安
パプリカが柔らかく曲がり、にんにくに濃い焦げ色が付いていなければよい。

野菜を順番に重ねる
- 1 3〜4人分なら容量2.5Lほど、2人分なら容量1.5Lほどの深皿を用意する。
- 2 じゃがいも、なす、赤パプリカとにんにくの順に重ねる。各層を重ねるたびに、野菜の仕上げ用の塩4gと黒こしょう(粉)全量を分けて振る。
- 3 揚げ油は加えない。
完了の目安
じゃがいもが底、赤パプリカが上になり、油が皿の底にたまっていなければ次へ。

温かいソースをかけて出す
- 1 トマトソースを弱火で温め直し、全体から湯気が上がったらローリエを取り出す。
- 2 野菜全体を覆うようにソースをかける。下の層からすくって取り分け、温かいうちに出す。
完了の目安
各皿に3種類の野菜とソースがそろえば完成。
この料理について
マヨルカ島の食堂では、じゃがいもやなすを重ねたトゥンベットが、土の器に盛られて出てきます。夏の畑で採れる野菜を使う料理で、肉や魚に添えるほか、野菜だけの一皿としても食べられています。
島には、食卓で使う土の器を作る工房も残っています。ポルトルやサ・カバネタには今も工房があり、職人たちは赤い土や白い粘土から、鍋、皿、水を入れる器などを作っています。
島の郷土料理を出す食堂「セジェル」では、トゥンベットは夏だけでなく一年を通して出されます。温かいものも冷たいものも食べる料理で、夏には冷ましてから楽しむ食べ方もあります。
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