AUTHENTIC RECIPE

Truite aux Amandesトリュイット・オ・ザマンドマスのムニエル、アーモンド添え

Truite aux Amandes(マスのムニエル、アーモンド添え)
難易度★★☆☆☆ 準備15分 調理25分 分量4人分 地方パリと中央部

丸ごとのニジマスに塩こしょうをして焼く直前に粉をはたき、バターで両面に焼き色をつけてから、火を弱めて中まで焼く。アーモンドスライスは別に乾煎りしておき、焼き上がる前にフライパンへ加える。皿に盛ったマスにレモン汁とパセリをかけ、同じフライパンでバターと酢を熱して、アーモンドと一緒に上から注ぐ。

本場パリと中央部で受け継がれてきた作り方を基準にした本格レシピを、仕上がりを左右する判断点まで省略せずに紹介します。

100 / 100

AUTHENTICITY SCORE

本格度スコア

標準レシピの食材と手順です。代替食材を選ぶと、味・食感・工程への影響とともにスコアが変わります。

材料(4人分)

4

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作り方

1約15分

アーモンドを乾煎りし、マスの水気を拭いて下味をつける

  • 1 フライパンにアーモンドスライス75gを広げ、油を引かずに弱めの中火で4〜5分、絶えず揺すりながら煎り、皿に移す。
  • 2 ニジマス4尾の腹の中を流水で洗ってを落とし、内側と表面の水気をペーパータオルでよく拭く。
  • 3 両面と腹の内側に塩5gと白こしょう0.5gをふる。
  • 4 イタリアンパセリの葉をみじん切りにし、レモンを搾ってレモン汁30mlを用意する。

完了の目安

アーモンドが全体に淡いきつね色になり、マスの表面が乾いていれば次へ。

注意点

アーモンドは色づき始めると一気に焦げる。

2約8分
焼く直前に粉をはたき、バターで両面に焼き色をつける

焼く直前に粉をはたき、バターで両面に焼き色をつける

  • 1 バットに薄力粉30gを広げ、マスの両面と腹の内側にまぶして、尾を持って軽くたたき余分な粉を落とす。
  • 2 直径30cmのフライパン2枚に無塩バターを25gずつ入れて中火で溶かし、泡が落ち着いたら、マスを2尾ずつ頭と尾を互い違いにして並べる。尾が縁にかかるときは少し曲げる。
  • 3 動かさずに3分焼き、フライ返しとフォークで背側から支えて返し、裏面も3分焼く。

完了の目安

両面に薄いきつね色の焼き色がつき、皮がフライパンからはがれていれば次へ。

注意点

粉を早くまぶすと湿って、焼き色がむらになる。

3約13分

火を弱めて途中で1回返しながら10〜12分焼き、アーモンドを加える

  • 1 弱めの中火にし、途中で1回返しながら10分焼く。バターが焦げそうなら火を弱める。
  • 2 煎ったアーモンドを半量ずつ、それぞれのフライパンのマスの周りに加えて、バターをからめる。
  • 3 背のいちばん厚い部分に温度計を刺し、70℃以上になっているか確かめる。届いていなければ1〜2分ずつ焼き足す。

完了の目安

背の厚い部分の中心が70℃以上になり、背びれの付け根の身が骨から離れかけていれば次へ。

注意点

バターが黒く焦げると苦みが出る。

4約4分

マスを盛ってレモン汁とパセリをかけ、バターと酢を熱してかける

  • 1 マスを温めた皿に盛り、レモン汁30mlとパセリのみじん切りをかける。
  • 2 2枚のフライパンのアーモンドと焼き汁を1枚に集め、無塩バター20gと白ワインビネガー15mlを加えて中火で熱する。
  • 3 バターが泡立ったら、アーモンドと一緒にマスの上からかける。

完了の目安

マスの上にアーモンドが散り、泡立ったバターが皿に流れていれば完成。

Chef Authen

作り方を読み終えたら。

その一皿を、コースにする。

作りたい料理を選ぶと、Tabelia アプリが献立の買い物リストと当日の段取りをひとつに束ねます。調理中の疑問には、Chef Authen が具体的な判断基準で答えます。

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Tabelia アプリのコーチング画面。複数の料理の工程がひとつのタイムラインに並んでいる
コーチング — 全料理の工程がひとつのタイムラインに
モン・スニの牧草地/サヴォワの街並み・風景
Mont-Cenis, Savoieフランスの風景 · モン・スニの牧草地/サヴォワ 写真:Florian Pépellin · CC BY-SA 4.0(リサイズ・表示トリミング)

この料理について

サヴォワのアヌシー湖では、マスをバターで焼くムニエルが名物とされてきました。アーモンドを添えた形は古典的なレストランの定番になりましたが、これを軽く見る食通も多く、マスをこよなく愛した作家ジャン・ジオノは「バターで焼くな、アーモンドを添えるな。これは料理ではない、厚紙細工だ」と退けたといいます。

フランスの川にすむ在来のマスはファリオと呼ばれ、許可を得て釣った魚は売らずに家庭で食べます。マスの養殖が広がったのは20世紀初めにアメリカからニジマスを輸入してからで、今も養殖の大半はニジマスです。

日本では、富士山の湧き水を使う静岡県がニジマスの養殖収獲量で全国1位です。2024年は全国5,202トンのうち、1,253トンを占めました。

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