AUTHENTIC RECIPE

Gigot d'Agneau aux Flageoletsジゴ・ダニョー・オ・フラジョレ

Gigot d'Agneau aux Flageolets(ジゴ・ダニョー・オ・フラジョレ)
難易度★★★★☆ 準備35分 調理2時間25分 待ち時間12時間 分量6人分 地方パリと中央部

にんにくとタイムを添えて仔羊の脚を丸ごとローストし、柔らかく炊いたフラジョレ豆と肉のジュを合わせます。大きな肉を休ませ、豆の煮汁と焼き汁を調えることが、食卓で切り分ける一皿を支えます。

本場パリと中央部で受け継がれてきた作り方を基準にした本格レシピを、仕上がりを左右する判断点まで省略せずに紹介します。

100 / 100

AUTHENTICITY SCORE

本格度スコア

標準レシピの食材と手順です。代替食材を選ぶと、味・食感・工程への影響とともにスコアが変わります。

材料(6人分)

6
  • 仔羊の骨付きもも肉1800g1本。冷凍の場合は冷蔵庫で完全に解凍しておく
  • 乾燥フラジョレ豆300g前日から冷蔵庫で12時間浸水
  • にんにく4片
  • 玉ねぎ100g
  • にんじん80g
  • タイム4本
  • ローリエ1枚
  • 無塩バター30g
  • オリーブオイル20ml
  • 水2800ml浸水1000ml、豆を煮る水1500ml、焼き汁用300ml
  • 塩14g肉10g、豆4g
  • 黒こしょう1g

作り方

1約12時間

フラジョレ豆を冷蔵庫で戻す

  • 1 乾燥豆300gを洗い、ボウルに入れて水1000mlを注ぐ。
  • 2 蓋をして冷蔵庫に入れ、12時間浸す。

完了の目安

豆がふくらみ、表面のしわがほぼ伸びていれば次へ。

2約20分

肉と豆の香味を整える

  • 1 オーブンを220℃に予熱する。
  • 2 仔羊の表面の水気を拭き、塩10g、黒こしょう1g、オリーブオイル20mlを全体にすり込む。
  • 3 にんにく4片は皮をむき、玉ねぎ100gは皮をむいて半分に、にんじん80gは皮をむいて2cm角に切る。

完了の目安

肉の表面に調味料が均一に付き、野菜の準備が整えば次へ。

3約1時間30分

豆を香味野菜と静かに煮る

  • 1 並行(豆を煮る間に)次の工程で仔羊を焼く。
  • 2 豆の浸水を捨てて洗い、鍋に入れ、水1500ml、玉ねぎ、にんじん、にんにく2片、タイム2本、ローリエを加える。
  • 3 中火で沸かしてアクを取り、弱火で60〜90分静かに煮る。豆がほぼ柔らかくなったら塩4gを加える。

完了の目安

豆の中心まで柔らかくなり、皮が大きく割れていなければ次へ。

4約1時間35分

仔羊の脚をローストする

  • 1 ローストパンに仔羊と残りのにんにく2片、タイム2本を置き、220℃のオーブンで15分焼く。
  • 2 180℃へ下げ、さらに60〜80分焼く。20分ごとに焼き汁をスプーンで肉に回しかける。
  • 3 厚い部分へ骨を避けて中心温度計を刺し、中心75℃に達してから1分以上加熱する。
  • 4 肉を清潔な皿へ移し、アルミ箔をふんわりかけて20分休ませる。

完了の目安

中心温度75℃以上の加熱が1分間以上続き、表面が褐色になっていれば次へ。

注意点

肉の形や温度で加熱時間が変わるため、中心温度で判断する。

5約15分

豆と焼き汁を仕上げる

  • 1 豆の鍋からタイム、ローリエ、玉ねぎを取り除く。豆の煮汁100mlを取り分け、残りはざるで切る。
  • 2 ローストパンの脂をスプーンで除き、水300mlを加えて中火にかけ、鍋底の旨みをこそげて半量まで煮詰め、ざるで漉す。
  • 3 鍋に豆とにんじん、豆の煮汁100ml、焼き汁の半量を合わせ、弱火で5分温める。火を止め、バター30gを混ぜる。

完了の目安

豆がしっとりつやを帯び、鍋底に少量のジュが残れば次へ。

6約10分

仔羊を切り分けて豆を添える

  • 1 肉を骨に沿って外し、繊維を断つ向きに1cm厚さに切る。休ませた皿の肉汁を残りの焼き汁へ加える。
  • 2 温めた大皿に豆を広げ、肉を重ねて盛り、残りの焼き汁をかける。

完了の目安

肉と豆が温かく、焼き汁が全体をしっとり覆っていれば完成。

Chef Authen

作り方を読み終えたら。

その一皿を、コースにする。

作りたい料理を選ぶと、Tabelia アプリが献立の買い物リストと当日の段取りをひとつに束ねます。調理中の疑問には、Chef Authen が具体的な判断基準で答えます。

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INGREDIENT OPTIONS

手に入る食材で、本格の輪郭を保つ

ジゴ・ダニョー・オ・フラジョレは、次の食材でも作れます。味や食感、手順への影響を確認して選んでください。

乾燥フラジョレ豆の代わりに

乾燥白いんげん豆

代わりに使える食材 · 本格度 -10点

淡い緑色がなくなり、豆の粒と口当たりが大きくなります。

乾燥重量300gを用いる。冷蔵浸水後、豆が中心まで柔らかくなるまで煮る。

パリ・アラゴ大通りのロティスリーの街並み・風景
Boulevard Arago, Parisフランスの風景 · パリ・アラゴ大通りのロティスリー 写真:Adrian Scottow from London, England · CC BY-SA 2.0(リサイズ・表示トリミング)

この料理について

仔羊のもも肉とフラジョレ豆は、フランス料理の定番として親しまれる組み合わせです。大皿を食卓へ運び、家族や客の前で取り分ける主菜に向いています。

春の祝いにも似合う仔羊ですが、秋の休日には豆を添えた温かなローストとして楽しめます。前菜を軽くし、この一皿を献立の中心に据える食事です。

QUESTIONS

よくある質問

ジゴ・ダニョー・オ・フラジョレに乾燥白いんげん豆を使ってもいいですか?

使えます。ただし乾燥フラジョレ豆を乾燥白いんげん豆に替えると本格度が10点下がります。淡い緑色がなくなり、豆の粒と口当たりが大きくなります。乾燥重量300gを用いる。冷蔵浸水後、豆が中心まで柔らかくなるまで煮る。

ジゴ・ダニョー・オ・フラジョレを失敗せずに作るコツはありますか?

つまずきやすいのは次の点です。肉の形や温度で加熱時間が変わるため、中心温度で判断する。

ジゴ・ダニョー・オ・フラジョレを作るのにどれくらい時間がかかりますか?

6人分で合計15時間です(準備35分・調理2時間25分・待ち時間12時間)。待ち時間は手を離せるため、他の料理と並行して進められます。

ジゴ・ダニョー・オ・フラジョレは家庭で作るのが難しいですか?

難易度は5段階中4で、技術の見極めが要る一皿です。全6工程のうち仕上がりを左右するのは「仔羊の脚をローストする」で、各工程に見極めの目安と注意点を明記しています。

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