AUTHENTIC RECIPE

Lapin à la Moutardeラパン・ア・ラ・ムータルド(うさぎのマスタード煮込み)

Lapin à la Moutarde(ラパン・ア・ラ・ムータルド(うさぎのマスタード煮込み))
難易度★★☆☆☆ 準備10分 調理1時間42分 分量4人分 地方リヨンとブルゴーニュ

粉をはたいたうさぎのもも肉をバターとオリーブ油で焼き、エシャロット・にんにく・タイムを炒めた鍋に戻して白ワインと鶏のブイヨンを注ぎ、蓋をしてオーブンで1時間煮る。煮汁を漉して生クリームと5分煮立て、火から下ろしてディジョンマスタードと粒マスタード、冷たいバターを混ぜ込む。皿に盛ったうさぎにソースをかけ、カリッと焼いたベーコンをのせる。

本場リヨンとブルゴーニュで受け継がれてきた作り方を基準にした本格レシピを、仕上がりを左右する判断点まで省略せずに紹介します。

100 / 100

AUTHENTICITY SCORE

本格度スコア

標準レシピの食材と手順です。代替食材を選ぶと、味・食感・工程への影響とともにスコアが変わります。

材料(4人分)

4

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作り方

1約10分

オーブンを予熱し、うさぎに下味と粉をつけ、香味野菜を切る

  • 1 オーブンを180℃にする。
  • 2 うさぎのもも肉4本の水気を拭き、塩6gと黒こしょう1gをふって、薄力粉8gを薄くはたく。
  • 3 エシャロット2個を半月切りにし、にんにく1玉を房に分けて皮をむく。

完了の目安

うさぎの表面に粉が薄くむらなくついていれば次へ。

2約20分

うさぎを2回に分けてバターとオリーブ油で焼き、香味野菜を炒める

  • 1 オーブンに入る厚手の蓋付き鍋(直径24cm)に無塩バター60gとオリーブ油30mlを中火で熱し、うさぎを2本ずつ、両面3分ずつ焼いて取り出す。
  • 2 同じ鍋にエシャロット、にんにく、タイム1枝を入れ、弱めの中火で7分炒める。

完了の目安

うさぎの両面に薄いきつね色の焼き色がつき、エシャロットがしんなり透き通っていれば次へ。

注意点

バターが焦げ始めたら火を弱める。

3約1時間2分

白ワインとブイヨンを注ぎ、蓋をして180℃のオーブンで1時間煮る

  • 1 うさぎを鍋に戻し、白ワイン375mlを注いで中火で沸かす。
  • 2 鶏の250mlを、肉の上部が少し出る高さまで加え、蓋をして180℃のオーブンで1時間煮る。
  • 3 いちばん厚いもも肉の、骨に当てない厚い部分の中心に温度計を刺し、75℃に届いてから1分たっていることを確かめる。

完了の目安

肉が骨から外れかけるほどやわらかくなり、厚い部分の中心が75℃に届いてから1分たっていれば次へ。

注意点

オーブンから出した鍋は取っ手も蓋も熱い。厚手のミトンで持つ。

4約3分

うさぎを取り出して保温し、ベーコンをオーブンに入れる

  • 1 うさぎを温めた皿に取り出し、アルミ箔をかぶせて保温する。
  • 2 天板にオーブンシートを敷いてベーコン4枚を並べ、180℃のオーブンに入れて10分焼く。

完了の目安

うさぎが保温され、ベーコンがオーブンに入っていれば次へ。

5約15分

煮汁を漉して生クリームと煮立て、火を止めてマスタードとバターを混ぜる

  • 1 並行(ソースを作る間に)ベーコンが縁までカリッと焼けたら、オーブンから出す。
  • 2 煮汁を目の細かいこし器で漉して鍋に戻し、中火で約300mlまで煮詰める。
  • 3 生クリーム200mlを加えて5分煮立てる。
  • 4 火から下ろし、ディジョンマスタード30g、粒マスタード30g、冷たい無塩バター30gを加えて泡立て器で混ぜる。

完了の目安

ソースがなめらかにつながり、スプーンの背を覆う濃さになれば次へ。

注意点

マスタードを入れたあとに沸かすと、香りが飛んでソースが分離しやすくなる。

6約2分

うさぎを盛ってソースをかけ、ベーコンをのせる

  • 1 温めた皿にうさぎを1本ずつ盛り、ソースをかける。
  • 2 焼いたベーコンを1枚ずつのせる。

完了の目安

うさぎがソースに覆われ、ベーコンがのっていれば完成。

Chef Authen

作り方を読み終えたら。

その一皿を、コースにする。

作りたい料理を選ぶと、Tabelia アプリが献立の買い物リストと当日の段取りをひとつに束ねます。調理中の疑問には、Chef Authen が具体的な判断基準で答えます。

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ブルゴーニュの街並み・風景
Bourgogneフランスの風景 · ブルゴーニュ 写真:JopkeB · CC BY-SA 4.0(リサイズ・表示トリミング)

この料理について

うさぎのマスタード煮込みには、マスタードの町ディジョンを抱えるブルゴーニュの白ワインが合わせられます。ただし「ディジョンマスタード」は作り方を指す名前で、産地を問いません。1929年、パリの控訴院は、ディジョンのマスタードの品質は土地の原料にも土地固有の製法にも由来しないとして、ディジョンの業者組合の訴えを退けました。

ディジョンでは、1756年にマスタード工場を開いたジャン・ネジョンが、それまで種に合わせていた酢をヴェルジュ(未熟なぶどうの果汁)に替えたとされます。

フランスでは17世紀にはすでに、小屋で飼い、キャベツで育てる飼いうさぎが広く料理されていました。今は消費が減り続け、2024年のうさぎ肉の消費量は2万トンと、前年より9.1%少なくなっています。

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