AUTHENTIC RECIPE
Lapin à la Moutardeラパン・ア・ラ・ムータルド(うさぎのマスタード煮込み)
粉をはたいたうさぎのもも肉をバターとオリーブ油で焼き、エシャロット・にんにく・タイムを炒めた鍋に戻して白ワインと鶏のブイヨンを注ぎ、蓋をしてオーブンで1時間煮る。煮汁を漉して生クリームと5分煮立て、火から下ろしてディジョンマスタードと粒マスタード、冷たいバターを混ぜ込む。皿に盛ったうさぎにソースをかけ、カリッと焼いたベーコンをのせる。
本場リヨンとブルゴーニュで受け継がれてきた作り方を基準にした本格レシピを、仕上がりを左右する判断点まで省略せずに紹介します。
AUTHENTICITY SCORE
本格度スコア
標準レシピの食材と手順です。代替食材を選ぶと、味・食感・工程への影響とともにスコアが変わります。
材料(4人分)
- うさぎのもも肉(骨付き・冷凍)4本1本約200〜250g。前日から冷蔵庫で解凍するAmazonで探す楽天市場で探す
- 塩6gAmazonで探す楽天市場で探す
- 黒こしょう(粗挽き)1gAmazonで探す楽天市場で探す
- 薄力粉8g大さじ1Amazonで探す楽天市場で探す
- 無塩バター90g焼くのに60g、ソースの仕上げに30g(角切りにして冷やす)Amazonで探す楽天市場で探す
- オリーブ油30mlAmazonで探す楽天市場で探す
- エシャロット2個計約60g。半月切り
- にんにく1玉房に分けて皮をむく
- タイム(生)1枝大きめのもの
- 白ワイン(辛口)375mlハーフボトル1本。ブルゴーニュのアリゴテやシャルドネなどAmazonで探す楽天市場で探す
- 鶏のブイヨン(無塩・液体)250ml薄めのものAmazonで探す楽天市場で探す
- 生クリーム(乳脂肪分40%以上)200mlAmazonで探す楽天市場で探す
- ディジョンマスタード30g大さじ2Amazonで探す楽天市場で探す
- 粒マスタード30g大さじ2Amazonで探す楽天市場で探す
- ベーコン(スライス)4枚Amazonで探す楽天市場で探す
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買い物リストをつくる作り方
オーブンを予熱し、うさぎに下味と粉をつけ、香味野菜を切る
- 1 オーブンを180℃にする。
- 2 うさぎのもも肉4本の水気を拭き、塩6gと黒こしょう1gをふって、薄力粉8gを薄くはたく。
- 3 エシャロット2個を半月切りにし、にんにく1玉を房に分けて皮をむく。
完了の目安
うさぎの表面に粉が薄くむらなくついていれば次へ。
うさぎを2回に分けてバターとオリーブ油で焼き、香味野菜を炒める
- 1 オーブンに入る厚手の蓋付き鍋(直径24cm)に無塩バター60gとオリーブ油30mlを中火で熱し、うさぎを2本ずつ、両面3分ずつ焼いて取り出す。
- 2 同じ鍋にエシャロット、にんにく、タイム1枝を入れ、弱めの中火で7分炒める。
完了の目安
うさぎの両面に薄いきつね色の焼き色がつき、エシャロットがしんなり透き通っていれば次へ。
注意点
バターが焦げ始めたら火を弱める。
白ワインとブイヨンを注ぎ、蓋をして180℃のオーブンで1時間煮る
- 1 うさぎを鍋に戻し、白ワイン375mlを注いで中火で沸かす。
- 2 鶏の250mlを、肉の上部が少し出る高さまで加え、蓋をして180℃のオーブンで1時間煮る。
- 3 いちばん厚いもも肉の、骨に当てない厚い部分の中心に温度計を刺し、75℃に届いてから1分たっていることを確かめる。
完了の目安
肉が骨から外れかけるほどやわらかくなり、厚い部分の中心が75℃に届いてから1分たっていれば次へ。
注意点
オーブンから出した鍋は取っ手も蓋も熱い。厚手のミトンで持つ。
うさぎを取り出して保温し、ベーコンをオーブンに入れる
- 1 うさぎを温めた皿に取り出し、アルミ箔をかぶせて保温する。
- 2 天板にオーブンシートを敷いてベーコン4枚を並べ、180℃のオーブンに入れて10分焼く。
完了の目安
うさぎが保温され、ベーコンがオーブンに入っていれば次へ。
煮汁を漉して生クリームと煮立て、火を止めてマスタードとバターを混ぜる
- 1 並行(ソースを作る間に)ベーコンが縁までカリッと焼けたら、オーブンから出す。
- 2 煮汁を目の細かいこし器で漉して鍋に戻し、中火で約300mlまで煮詰める。
- 3 生クリーム200mlを加えて5分煮立てる。
- 4 火から下ろし、ディジョンマスタード30g、粒マスタード30g、冷たい無塩バター30gを加えて泡立て器で混ぜる。
完了の目安
ソースがなめらかにつながり、スプーンの背を覆う濃さになれば次へ。
注意点
マスタードを入れたあとに沸かすと、香りが飛んでソースが分離しやすくなる。
うさぎを盛ってソースをかけ、ベーコンをのせる
- 1 温めた皿にうさぎを1本ずつ盛り、ソースをかける。
- 2 焼いたベーコンを1枚ずつのせる。
完了の目安
うさぎがソースに覆われ、ベーコンがのっていれば完成。
作り方を読み終えたら。
その一皿を、コースにする。
作りたい料理を選ぶと、Tabelia アプリが献立の買い物リストと当日の段取りをひとつに束ねます。調理中の疑問には、Chef Authen が具体的な判断基準で答えます。
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この料理について
うさぎのマスタード煮込みには、マスタードの町ディジョンを抱えるブルゴーニュの白ワインが合わせられます。ただし「ディジョンマスタード」は作り方を指す名前で、産地を問いません。1929年、パリの控訴院は、ディジョンのマスタードの品質は土地の原料にも土地固有の製法にも由来しないとして、ディジョンの業者組合の訴えを退けました。
ディジョンでは、1756年にマスタード工場を開いたジャン・ネジョンが、それまで種に合わせていた酢をヴェルジュ(未熟なぶどうの果汁)に替えたとされます。
フランスでは17世紀にはすでに、小屋で飼い、キャベツで育てる飼いうさぎが広く料理されていました。今は消費が減り続け、2024年のうさぎ肉の消費量は2万トンと、前年より9.1%少なくなっています。
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