AUTHENTIC RECIPE

Endives au Jambonアンディーヴ・オ・ジャンボンアンディーヴのハム包みグラタン

Endives au Jambon(アンディーヴのハム包みグラタン)
難易度★★☆☆☆ 準備25分 調理1時間5分 分量4人分 地方アルザスと北東部

芯の苦い部分を除いたアンディーヴを、下ゆでせずにバター・塩・レモン汁と少量の水で蓋をして蒸し煮にし、汁気を切ってハムで1本ずつ巻く。グリュイエールを溶かした濃いベシャメルを熱いうちにかけ、チーズとバターをのせて高温のオーブンで焼き色をつける。蒸し煮のあとは汁気をよく切ってから巻く。

本場アルザスと北東部で受け継がれてきた作り方を基準にした本格レシピを、仕上がりを左右する判断点まで省略せずに紹介します。

100 / 100

AUTHENTICITY SCORE

本格度スコア

標準レシピの食材と手順です。代替食材を選ぶと、味・食感・工程への影響とともにスコアが変わります。

材料(4人分)

4

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作り方

1約10分
アンディーヴの根元の苦い芯を除き、さっと洗う

アンディーヴの根元の苦い芯を除き、さっと洗う

  • 1 アンディーヴ8本の外側の傷んだ葉を除き、根元の切り口を薄く切り落とす。
  • 2 根元の中心の硬い芯を、ペティナイフの先で円すい形に深さ1.5cmほどくり抜く。
  • 3 流水でさっと洗い、水気を拭く。

完了の目安

根元の芯がくり抜かれ、葉がばらけずにまとまっていれば次へ。

注意点

水に浸けると、アンディーヴの苦みが増す。

2約40分

アンディーヴをバターとレモン汁で蓋をして35分蒸し煮にする

  • 1 厚手の鍋に無塩バター30gを塗り、アンディーヴを並べて、塩3g、レモン汁20ml、水50mlを加える。
  • 2 蓋をして強火にかけ、沸いたら弱火にして35分蒸し煮にする。途中で1回上下を返す。

完了の目安

竹串が根元にすっと通り、色が白いまま透き通ってやわらかくなれば次へ。

補足

下ゆでせずに蒸し煮にすると、白く仕上がる。

3約10分

汁気を切ったアンディーヴをハムで1本ずつ巻く

  • 1 並行(巻く間に)オーブンを250℃にする。
  • 2 アンディーヴをざるに上げ、フォークの背で軽く押さえて汁気を切る。
  • 3 ボンレスハム1枚(小さければ2枚を少し重ねて)を広げてアンディーヴを1本のせ、手前から巻いて巻き終わりを下にする。
  • 4 耐熱皿(25×30cm程度)に無塩バター5gを薄く塗って、巻いたアンディーヴ8本を並べる。

完了の目安

8本がすき間なく並び、ハムの巻き終わりが下になっていれば次へ。

4約15分

ベシャメルを煮詰めてグリュイエールを溶かす

  • 1 鍋に無塩バター40gを中火で溶かし、薄力粉40gを加えて色づけないように2分炒める。
  • 2 冷たい牛乳600mlを3回に分けて加え、そのつど泡立て器でだまがなくなるまで混ぜる。
  • 3 混ぜながら沸かし、弱火で8分、約500mlになるまで煮詰める。
  • 4 火を止めておろしたグリュイエール60g、塩3g、白こしょう0.3g、ナツメグ0.3gを加えて混ぜる。

完了の目安

ソースがなめらかで、木べらで鍋底をなぞると筋がしばらく残る濃さになれば次へ。

注意点

鍋底をこすらずに煮詰めると、ソースが焦げつく。

5約15分

熱いソースをかけ、チーズとバターをのせて250℃で焼く

  • 1 熱いを、巻いたアンディーヴ全体を覆うようにかける。
  • 2 上にグリュイエール30gを散らし、仕上げ用の無塩バター15gを小さくちぎってのせる。
  • 3 250℃のオーブンの上段で15分焼く。

完了の目安

表面に濃いきつね色の焼き色がまだらにつき、縁でソースがふつふつ沸いていれば完成。

Chef Authen

作り方を読み終えたら。

その一皿を、コースにする。

作りたい料理を選ぶと、Tabelia アプリが献立の買い物リストと当日の段取りをひとつに束ねます。調理中の疑問には、Chef Authen が具体的な判断基準で答えます。

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リール・アルジェ通りのパン屋の街並み・風景
Rue d’Alger, Lilleフランスの風景 · リール・アルジェ通りのパン屋 写真:Velvet · CC BY-SA 4.0(リサイズ・表示トリミング)

この料理について

19世紀のブリュッセルでは、郊外スカールベークかエヴェレの農民がこの野菜を偶然見つけたという話が伝わっています。もう一つは、植物園の主任庭師ブレジエが1840年ごろに選抜を重ねて今の形にたどり着いたという説です。ブリュッセル首都圏が2021年に無形文化遺産の目録へ加えた記録は、こちらをおそらく最も確からしいとしています。

フラマン語で「白い葉」を意味するウィトローフ、ベルギーでは「シコン」とも呼ばれるこの野菜は、畑で育てた根を−1℃で保存したのち、15℃の暗い部屋で21日かけて伸ばした芽です。2023年にフランスは約12万トンを生産し、その9割をオー=ド=フランスが占めました。

ハムで巻いてチーズのソースで焼くシコンのグラタンが現れたのは1930年代とされ、ベーコンを使うフランドル風とグリュイエールのグラタンを合わせた料理だといいます。

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