AUTHENTIC RECIPE

Cabillaud au Beurre Blancカビヨー・オ・ブール・ブランタラのブール・ブランソース

Cabillaud au Beurre Blanc(タラのブール・ブランソース)
難易度★★★☆☆ 準備15分 調理31分 分量4人分 地方ブルターニュと西部・ナント

真だらの切り身を、レモンの輪切りと塩を入れた冷たい水から火にかけ、沸いたら静かに揺れる火加減でポシェする。ソースは、刻んだエシャロットをワインビネガーと魚のフュメで3分の1量まで煮詰め、火から下ろして冷たいバターを一度に入れ、泡立て器で強く混ぜて乳化させる。蒸したじゃがいもを添える。

本場ブルターニュと西部で受け継がれてきた作り方を基準にした本格レシピを、仕上がりを左右する判断点まで省略せずに紹介します。

100 / 100

AUTHENTICITY SCORE

本格度スコア

標準レシピの食材と手順です。代替食材を選ぶと、味・食感・工程への影響とともにスコアが変わります。

材料(4人分)

4

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作り方

1約15分

じゃがいも・エシャロット・バター・タラの下ごしらえをする

  • 1 じゃがいも600gの皮をむき、4cm大にそろえて切る。
  • 2 エシャロット3個をごく細かいみじん切りにする。
  • 3 有塩バター125gを1.5cm角に切り、皿にのせて冷蔵庫に戻す。
  • 4 真だらの水気を拭き、指でなでて骨が残っていれば骨抜きで抜く。レモン半個の皮をむいて輪切りにする。

完了の目安

エシャロットが細かくそろい、バターが冷たく固いままなら次へ。

2約12分

エシャロットを酢とフュメで3分の1量まで煮詰める

  • 1 並行(煮詰める間に)じゃがいもを蒸し器に並べ、強火で20〜25分蒸す。
  • 2 小鍋にエシャロット、白ワインビネガー125ml、魚のフュメ160ml、白こしょう0.5gを入れて中火にかける。
  • 3 沸いたら弱めの中火で10分煮詰め、約95mlにして火を止める。

完了の目安

煮汁が最初の3分の1ほどに減り、エシャロットが透き通っていれば次へ。

3約12分

タラを冷たいクール・ブイヨンから火にかけ、静かにポシェする

  • 1 直径26cmの浅い鍋にタラを皮を下にして並べ、水1Lをひたひたに注ぎ、レモンの輪切りと塩15gを加える。
  • 2 中火にかけ、沸いたらすぐにごく弱火にして、表面が小さく揺れる程度で4〜6分煮る。
  • 3 いちばん厚い切り身の中心に温度計を刺し、70℃以上になったら火を止める。
  • 4 網じゃくしでタラを引き上げ、布巾にのせて水気を切ってから温めた皿に移し、アルミ箔をかぶせて保温する。

完了の目安

身の中心が70℃以上になり、白く不透明で、押すと締まっているがしなやかに戻れば次へ。

注意点

ぐらぐら煮立てると、タラの身が縮んで崩れる。

補足

クール・(香味を入れて魚を煮る液)を冷たい状態から温めると、身が急に縮まない。

4約4分
火から下ろした煮詰め汁に冷たいバターを一度に入れ、泡立て器で乳化させる

火から下ろした煮詰め汁に冷たいバターを一度に入れ、泡立て器で乳化させる

  • 1 煮詰め汁を弱火で温め、生クリーム7.5mlを加えて沸かし、火から下ろす。
  • 2 冷たいバターを一度に加え、泡立て器で鍋底をこするように30秒〜1分強く混ぜる。
  • 3 バターが溶け切らなければ、ごく弱火に数秒ずつ戻しては混ぜる。

完了の目安

ソースが泡立たず、クリーム色でなめらかにつながり、とろりと流れれば次へ。

注意点

火にかけたまま混ぜたり沸かしたりすると、バターが分離して油が浮く。

5約3分

タラの水気を切って盛り、ソースとじゃがいもを添える

  • 1 保温しておいたタラを、温めた皿に1切れずつ盛る。
  • 2 (エシャロットと酢を煮詰めてバターでつないだソース)をタラにかけ、蒸したじゃがいもとイタリアンパセリの葉を添える。

完了の目安

皿に煮汁がたまらず、タラの上でソースが分離せずに流れていれば完成。

Chef Authen

作り方を読み終えたら。

その一皿を、コースにする。

作りたい料理を選ぶと、Tabelia アプリが献立の買い物リストと当日の段取りをひとつに束ねます。調理中の疑問には、Chef Authen が具体的な判断基準で答えます。

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サン・マロ/ブルターニュの街並み・風景
Saint-Malo, Bretagneフランスの風景 · サン・マロ/ブルターニュ 写真:Eusebius · CC BY 3.0(リサイズ・表示トリミング)

この料理について

ナント近くのロワール河岸の村ラ・シュベットで、クレマンス・ルフーヴルは母と食堂に立ち、漁から戻る船乗りにアローズやサンドル、川カマス、シラスウナギを、焼くか溶かしバターのソースで出していました。

少しの酢に溶かしたその土地のバターのソースに、客の「ムール貝のソースのようだ」という一言を受けてエシャロットと白こしょうを加えたのがブール・ブランだと、店の側には伝わっています。グーレーヌ侯爵家で川カマスに添えるベアルネーズの卵を入れ忘れたのが始まりだという話もあり、ナントとアンジューは元祖を争っています。

ナントには2016年、彼女の名を付けた広場ができました。ミュスカデの品評会にも、その名が残っています。

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