AUTHENTIC RECIPE

Bœuf Bourguignonブフ・ブルギニョン

合計
15時間57分
難易度
★★☆☆☆
分量
4人分
  • 準備 15分
  • 調理 3時間42分
  • 待ち時間 12時間
Bœuf Bourguignon(ブフ・ブルギニョン)
難易度★★☆☆☆ 準備15分 調理3時間42分 待ち時間12時間 分量4人分 地方リヨンとブルゴーニュ

ブルゴーニュ地方を代表する牛肉の赤ワイン煮込み。牛肩バラ肉を一晩赤ワインに漬け込み、そのマリネ液ごと3時間近く煮込むのが本式の作り方で、これで深いコクと複雑な酸味が出る。ラルドンをブロックベーコンに、ブルゴーニュワインを日本で買えるミディアムボディのピノ・ノワールに代えても、同じ技法で作れて、味わいの骨格も十分に再現できる。小玉ねぎとマッシュルームの「ガルニチュール・ブルギニョンヌ」を添えるのが正式な仕上げ。

ブルゴーニュで受け継がれてきた作り方を基準にした本格レシピです。分量と時間だけでなく、次の工程へ進む目安となる状態も書いています。

100 / 100

AUTHENTICITY SCORE

本格度スコア

このスコアは、標準レシピの食材と手順で作った場合の値です。代わりに使える食材を選ぶと、味・食感・工程への影響とあわせてスコアが変わります。

材料(4人分)

100本格度
4

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作り方

1約15分
牛肉と香味野菜をワインに漬け込む

牛肉と香味野菜をワインに漬け込む

  • 1 牛肩バラ肉900gを3〜4cm角に切り分ける
  • 2 にんじん3本の皮をむいて乱切りにし、玉ねぎ2個の皮をむいてくし切りにする
  • 3 にんにく3片の皮をむき、包丁の腹でつぶす
  • 4 タイム3枝・ローリエ2枚・パセリの茎4本をひとまとめにし、タコ糸で縛って(ハーブの束)を作る
  • 5 保存容器に牛肉・にんじん・玉ねぎ・にんにく・を入れ、赤ワイン750mlを注いでよく浸す
2約12時間
一晩マリネして味を染み込ませる

一晩マリネして味を染み込ませる

  • 1 ラップをかけて冷蔵庫で一晩(12時間)漬け込む。

完了の目安

ワインが肉全体に染み込み、肉の色が赤紫色に変わっていれば漬かっている。

3約10分
牛肉の水気を拭き粉をまぶす

牛肉の水気を拭き粉をまぶす

  • 1 ざるにボウルを重ね、液と具材を分ける。
  • 2 液は取り置く。
  • 3 牛肉・にんじん・玉ねぎ・にんにく・を分け、牛肉の水気をキッチンペーパーで拭いてから薄力粉30gを薄くまぶす。
4約20分
ラルドンと牛肉を焼き付ける

ラルドンと牛肉を焼き付ける

  • 1 厚手の鍋に(豚バラの拍子木切り)150gを中火で炒め、脂が透き通り軽く色づいたら取り出す。
  • 2 同じ鍋にバター20gとサラダ油30mlを足し、牛肉を重ならないよう並べて動かさずに焼き付ける。
  • 3 全面にしっかりと濃い焼き色がついたら取り出す。
  • 4 数回に分けて焼く。
5約15分
野菜を炒めて煮込み液を仕上げる

野菜を炒めて煮込み液を仕上げる

  • 1 同じ鍋にのにんじん・玉ねぎ・にんにくを入れ、中火で5分炒める。
  • 2 しんなりしたらトマトペースト30gを加えて1分炒め、牛肉とを鍋に戻す。
  • 3 取り置いた液を注ぎ、中火で3〜4分煮立ててアルコールの刺激臭を飛ばす。
  • 4 牛の300ml・・塩小さじ1・黒こしょう小さじ1を加える。
6約2時間45分
牛肉を柔らかく煮込む

牛肉を柔らかく煮込む

  • 1 ふたをして弱火にし、湯面がふつふつと揺れる程度を保ちながら2時間30分〜3時間煮込む。
  • 2 30分おきに浮いてくる脂を取り除く。

完了の目安

牛肉に竹串を刺すとほとんど抵抗なく通り、繊維がほろほろとほぐれる柔らかさになったら次へ。

7約25分
小玉ねぎを照りよく焼き、マッシュルームを炒める

小玉ねぎを照りよく焼き、マッシュルームを炒める

  • 1 並行(牛肉を煮込む間に)小玉ねぎとマッシュルームを炒める。
  • 2 小玉ねぎ200gの皮をむく。
  • 3 マッシュルーム300gの石づきを落とし、大きければ半分に切る。
  • 4 パセリの葉をみじん切りにする。
  • 5 フライパンにバター20gを弱めの中火で溶かし、小玉ねぎと砂糖2gを入れてふたをし、ときどき転がしながら8分にする。
  • 6 ふたを外して中火にし、2分ほど転がして全体に茶色い照りをつけたら、マッシュルームを加えて5分炒め、軽く色づいたら火を止める。
8約12分
煮汁を煮詰めて具材を戻す

煮汁を煮詰めて具材を戻す

  • 1 牛肉を取り出し、を除く。
  • 2 煮汁を中火で5分ほど煮詰めて木べらの背に薄い膜が残る濃度にし、牛肉・小玉ねぎ・マッシュルームを戻して温める。
  • 3 塩・黒こしょうで味を調え、みじん切りにしたパセリを散らす。

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ブルゴーニュの街並み・風景
Bourgogneブルゴーニュ 写真:JopkeB · CC BY-SA 4.0(リサイズ・表示トリミング)

この料理について

ブルゴーニュ地方の農家では、農作業に使っていた牛の硬い部位を、ワインで長い時間煮込んで柔らかくしていました。鍋に注ぐのは、ピノ・ノワール種の産地として知られるこの土地の赤ワインです。ブフ・ブルギニョンは、こうした農家の煮込みから生まれました。

1961年にアメリカで出たジュリア・チャイルドの料理書がこの煮込みを大きく取り上げ、ブフ・ブルギニョンはフランス料理を代表する一皿として世界に広く知られるようになりました。

ブルゴーニュの家庭やビストロでは、日曜の家族の集まりや特別な日にこの料理を作ります。前の晩から肉をワインに漬けておく手間もあって、週末に時間をかけて仕上げる煮込みです。

標準レシピに使う食材

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  • ムッティ トマトペースト(2倍濃縮)

    130g

    トマトを2倍に濃縮したペースト。ラグーや煮込みのソースに加え、トマトの風味を補います。

    楽天市場で見る

代わりに使える食材

牛肩バラ肉(ブロック)Paleron de bœuf

  • 牛すね肉(ブロック)本格度: -10 pts

    赤身の締まりが強く、コラーゲンがほぐれるまでにやや時間がかかる。長めに煮込めばほろほろにほぐれる。

    工程6:煮込み時間を30分延長する

赤ワイン(ブルゴーニュ、ピノ・ノワール種)Vin rouge de Bourgogne

  • ミディアムボディの赤ワイン(ピノ・ノワール種)本格度: -5 pts

    本場特有の複雑な果実味と土っぽさはやや控えめになるが、酸とタンニンのバランスが近く、マリネ・煮込みとも問題なく機能する。

ラルドン(燻製豚バラの角切り)Lardons

  • ブロックベーコン(角切り)本格度: -5 pts

    燻製香がやや軽く、脂の甘みも穏やかになるが、コクの土台としての役割は同等。

小玉ねぎPetits oignons grelots

  • 普通の玉ねぎ(4等分のくし切り)本格度: -5 pts

    見た目の丸い一体感は失われるが、甘みと食感を添える役割は変わらない。

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