AUTHENTIC RECIPE
Coq au Vinコック・オー・ヴァン
- 合計
- 13時間56分
- 難易度
- ★★☆☆☆
- 分量
- 4人分
- 準備 15分
- 調理 1時間41分
- 待ち時間 12時間
ブルゴーニュ地方の鶏肉の赤ワイン煮込み。一晩赤ワインに漬け込んだ鶏肉を煮込み、仕上げにバターと小麦粉を練った「ブール・マニエ」でソースにとろみをつける。
ブルゴーニュで受け継がれてきた作り方を基準にした本格レシピです。分量と時間だけでなく、次の工程へ進む目安となる状態も書いています。
AUTHENTICITY SCORE
本格度スコア
このスコアは、標準レシピの食材と手順で作った場合の値です。代わりに使える食材を選ぶと、味・食感・工程への影響とあわせてスコアが変わります。
材料(4人分)
100本格度- 骨付き鶏もも肉4本1本250g前後。表面の水気を拭く。本来は雄鶏(コック)を使うが、入手困難なため骨付き鶏ももを標準とする
- 赤ワイン(ブルゴーニュ、ピノ・ノワール種)500mlマリネと煮込みの両方に使うAmazonで探す楽天市場で探す
- ラルドン(燻製豚バラの角切り)120g1cm角の拍子木状。輸入食材店・通販で入手可Amazonで探す楽天市場で探す
- コニャック(またはマール・ド・ブルゴーニュ)60ml鍋に注いだ後、必ず煮立ててアルコール臭を飛ばす。着火しないAmazonで探す楽天市場で探す
- にんじん2本皮をむき、乱切りにする
- 玉ねぎ1個皮をむき、くし切りにする
- にんにく3片みじん切りにする
- タイム3枝ブーケガルニ用
- ローリエ2枚ブーケガルニ用Amazonで探す楽天市場で探す
- パセリ1束茎3本はブーケガルニに使う。葉はみじん切りにして仕上げに散らす
- マッシュルーム250g石づきを落とし、大きければ半分に切る
- 小玉ねぎ200g皮をむく
- バター(無塩)50g鶏肉を焼き付ける用20g・ブール・マニエ用20g・小玉ねぎとマッシュルームを炒める用10gAmazonで探す楽天市場で探す
- 薄力粉20gブール・マニエ(バターと練り合わせてソースにとろみをつける)用Amazonで探す楽天市場で探す
- 塩小さじ1Amazonで探す楽天市場で探す
- 黒こしょう小さじ0.5Amazonで探す楽天市場で探す
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買い物リストをつくる作り方
鶏肉と野菜をマリネする
- 1 骨付き鶏もも肉4本の水気をキッチンペーパーで拭く
- 2 にんじん2本の皮をむき、乱切りにする
- 3 玉ねぎ1個の皮をむき、くし切りにする
- 4 にんにく3片をみじん切りにする
- 5 マッシュルーム250gの石づきを落とし、大きければ半分に切る
- 6 タイム3枝・ローリエ2枚・パセリの茎3本をひとまとめにし、タコ糸で縛って(ハーブの束)を作る
- 7 保存容器に鶏もも肉・にんじん・玉ねぎを入れ、赤ワイン500mlを注いでよく浸す
一晩マリネして味を染み込ませる
- 1 ラップをかけて冷蔵庫で一晩(12時間)漬け込む。
完了の目安
ワインが鶏肉に染み込み、皮の色が赤紫色に変われば漬かっている。
マリネ液と具材を分ける
- 1 ざるにボウルを重ね、液と具材を分ける。
- 2 液は取り置く。
- 3 鶏肉・にんじん・玉ねぎを分け、鶏肉の水気をキッチンペーパーで拭く。
ラルドンと鶏肉を焼き色づける
- 1 厚手の鍋に(豚バラの拍子木切り)120gを中火で炒め、脂が透き通り軽く色づいたら取り出す。
- 2 同じ鍋にバター20gを足し、鶏もも肉を皮目を下にして並べ、動かさずに焼き付ける。
- 3 皮目が濃いきつね色になったら裏返し、裏面も2〜3分焼いて取り出す。
コニャックでデグラッセし煮込み準備
- 1 火を止めて鍋にコニャック60mlを注ぎ、木べらで鍋底の旨みをこそげ落とす。
- 2 再び中火にかけ、2〜3分煮立ててアルコールの刺激臭を飛ばす。
- 3 のにんじんと玉ねぎを加えて3分炒め、鶏肉とを戻す。
- 4 取り置いた液を注ぎ、中火で3〜4分煮立ててアルコール臭を飛ばす。
- 5 ・にんにく・塩小さじ1・黒こしょう小さじ1/2を加える。
鶏肉を弱火でじっくり煮込む
- 1 ふたを少しずらしてのせ、弱火で湯面がふつふつと揺れる程度を保ちながら48分煮る。
- 2 途中で浮いてくる脂を取り除く。
完了の目安
鶏肉に竹串を刺すとすっと通り、骨の際の身がほろりとほぐれる柔らかさになったら次へ。
小玉ねぎとマッシュルームを炒める
- 1 並行(鶏肉を煮込む間に)小玉ねぎとマッシュルームを炒める。
- 2 フライパンにバター10gを弱火で溶かし、小玉ねぎを加えてふたをし、焦げ色をつけないよう弱火で8分蒸し煮にする。
- 3 マッシュルームを加えてふたを外し、中火で4分炒め、軽く色づいたら火を止める。
ブール・マニエでとろみをつける
- 1 鶏肉と小玉ねぎ・マッシュルームを取り出し、を除く
- 2 バター20gと薄力粉20gを練り合わせて(バターと小麦粉を練ったとろみ付け)を作る
- 3 煮汁を中火で煮立たせながらを少しずつ加えて溶き入れ、とろみがついて木べらの背に薄い膜が残る濃度になったら鶏肉と小玉ねぎ・マッシュルームを戻す
- 4 弱火で温め、塩・黒こしょうで味を調え、みじん切りにしたパセリを散らす
この料理について
年老いて硬くなった雄鶏も、赤ワインで長く煮込めば柔らかくなります。限られた食材を無駄にしないフランスの農家が、こうして雄鶏を煮込んだのが、「ワインに漬けた雄鶏」という名のコック・オー・ヴァンの始まりとされています。
雄鶏そのものは現在ほとんど流通しておらず、家庭やビストロでは骨付きの鶏もも肉を使うのが一般的です。ブルゴーニュの赤ワインで煮込む形が広く知られていますが、フランスのほかの地方でも、土地のワインを使った同じような鶏の煮込みが作られてきました。
特別な日や家族の集まりの食卓で食べられる煮込みで、ビストロの品書きでも定番です。赤ワインでつやよく煮上がった鶏肉に、とろみのついたソースがからみます。
代わりに使える食材
赤ワイン(ブルゴーニュ、ピノ・ノワール種)Vin rouge de Bourgogne
-
ミディアムボディの赤ワイン(ピノ・ノワール種)本格度: -5 pts
本場特有の複雑な果実味と土っぽさはやや控えめになるが、酸とタンニンのバランスが近く、マリネ・煮込みとも問題なく機能する。
ラルドン(燻製豚バラの角切り)Lardons
-
ブロックベーコン(角切り)本格度: -5 pts
燻製香がやや軽く、脂の甘みも穏やかになるが、コクの土台としての役割は同等。
コニャック(またはマール・ド・ブルゴーニュ)Cognac ou Marc de Bourgogne
-
ブランデー(一般的なもの)本格度: -5 pts
香りの複雑さがやや単純になるが、煮立ててコクを加える役割は同じ。
小玉ねぎPetits oignons grelots
-
普通の玉ねぎ(4等分のくし切り)本格度: -5 pts
見た目の丸い一体感は失われるが、甘みと食感を添える役割は変わらない。
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