AUTHENTIC RECIPE

Panquemaoパンケマオ

合計
6時間45分
難易度
★★★☆☆
分量
4人分
  • 準備 50分
  • 調理 25分
  • 待ち時間 5時間30分
Panquemao(パンケマオ)
難易度★★★☆☆ 準備50分 調理25分 待ち時間5時間30分 分量4人分 地方バレンシアと東部

柑橘の皮とオリーブオイルを練り込み、砂糖を散らして濃いきつね色に焼くバレンシアの菓子パンです。手でしっかりこね、二度の発酵を経て、やわらかくふくらんだ丸いパンに仕上げます。

バレンシアと東部で受け継がれてきた作り方を基準にした本格レシピです。分量と時間だけでなく、次の工程へ進む目安となる状態も書いています。

100 / 100

AUTHENTICITY SCORE

本格度スコア

このスコアは、標準レシピの食材と手順で作った場合の値です。代わりに使える食材を選ぶと、味・食感・工程への影響とあわせてスコアが変わります。

材料(4人分)

100本格度
4

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作り方

1約15分
イーストを牛乳に溶かす

イーストを牛乳に溶かす

  • 1 牛乳70mlを30℃程度に温め、生イースト12gをちぎって混ぜる。15分置く。
2約15分
柑橘の皮を加えて生地を混ぜる

柑橘の皮を加えて生地を混ぜる

  • 1 レモンとオレンジを洗い、色のついた皮をそれぞれ2gすりおろす。グラニュー糖のうち60gとボウルでこすり合わせる。
  • 2 卵を溶き、生地用100gと表面用20gに分ける。表面用は冷蔵庫に入れる。
  • 3 生地用の卵、オリーブオイル50ml、強力粉150gを砂糖に加えて混ぜる。
  • 4 イースト入りの牛乳、残りの強力粉150gと塩2gを加え、粉が見えなくなるまで混ぜる。

完了の目安

粉の塊がなく、やわらかくまとまっている。

3約15分
生地をなめらかにこねる

生地をなめらかにこねる

  • 1 台に生地を出し、手のひらで押し延ばしては折り返し、10〜15分こねる。
  • 2 ボウルにオリーブオイル1mlを薄く塗り、丸めた生地を入れて覆う。

完了の目安

生地の表面がなめらかで、引き延ばすと弾力がある。

補足

少しべたつく生地なので、を足して固くしない。

4約2時間30分
生地を約2倍に発酵させる

生地を約2倍に発酵させる

  • 1 25℃前後の場所で2〜3時間、体積が約2倍になるまで置く。

完了の目安

生地全体がふっくら膨らみ、元の約2倍の大きさになっている。

5約2時間10分
丸く成形してもう一度発酵させる

丸く成形してもう一度発酵させる

  • 1 作業台に残りのオリーブオイル1mlを薄く塗る。
  • 2 生地を台に出して軽く押さえ、周囲を中央に寄せて閉じ目をつまみ、丸く整える。
  • 3 オーブンシートを敷いた30cm角以上の天板に閉じ目を下にして置く。表面用の卵10gを薄く塗り、残りは冷蔵庫に戻す。
  • 4 乾かないよう大きな容器をかぶせ、25℃前後で2時間ほど、再び約2倍になるまで発酵させる。

完了の目安

生地が約2倍に膨らみ、指で軽く触れるとゆっくり戻る。

6約10分
塗り卵と砂糖で表面を仕上げる

塗り卵と砂糖で表面を仕上げる

  • 1 オーブンを200℃にする。膨らんだ生地の表面に残りの塗り卵10gを薄く塗る。
  • 2 よく切れる包丁で表面に深さ5mmほどの十字を入れ、残りのグラニュー糖20gを散らす。

完了の目安

表面に卵と砂糖が広がり、浅い十字の切れ目がある。

7約25分
濃いきつね色に焼く

濃いきつね色に焼く

  • 1 200℃のオーブンで約25分焼く。表面の色が先に濃くなったらアルミ箔をかぶせる。

完了の目安

表面は濃いきつね色で、中央に刺した竹串に生の生地が付かない。

8約45分
網にのせて冷まして切る

網にのせて冷まして切る

  • 1 天板から網に移し、45分ほど冷ます。中心まで熱が取れたら4つに切り分ける。

完了の目安

切り口にふんわりした気泡があり、生地がねっとり固まっていない。

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ガンディア漁港の街並み・風景
Port de Gandiaスペインの風景 · ガンディア漁港 写真:Jan Harenburg · CC BY 4.0(リサイズ・表示トリミング)

この料理について

バレンシアの復活祭には、午後のおやつにパンケマオを食べます。砂糖を散らした丸いパンは、濃く焼けた表面を割ると、やわらかな中身が現れる菓子です。

この時期のおやつには、卵や、ロンガニーサというソーセージも並びます。子どもたちは通りや野原で、縄跳びや石けりをして遊んできました。

祭りの時期を過ぎても、パン屋や市場には一年を通してパンケマオを売る店があります。表面に卵を飾ったモナ・デ・パスクアが復活祭に並ぶ一方、砂糖をのせたパンケマオは、ふだんのおやつにも買い求められます。

代わりに使える食材

生イーストFresh yeast

  • インスタントドライイースト(耐糖性)本格度: -5 pts

    酵母の香りと発酵の進み方が変わります。糖分の多い生地用のサフ金を使います。 生イーストの約3分の1を目安に使い、水分の差を牛乳の増量でおおむね補います。二度の発酵は時間だけでなく、生地の膨らみで確かめます。

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