AUTHENTIC RECIPE
Tarte au Sucre du Nord北フランス風タルト・オ・シュクル
- 合計
- 3時間35分
- 難易度
- ★★★☆☆
- 分量
- 4人分
- 準備 50分
- 調理 25分
- 待ち時間 2時間20分
北フランス、オー=ド=フランス地方に伝わるブリオッシュ生地の菓子。指でつけたくぼみにビート糖のヴェルジョワーズとクレーム・フレッシュを流し込み、表面をカラメル状に焼き上げる。
オー=ド=フランスで受け継がれてきた作り方を基準にした本格レシピです。分量と時間だけでなく、次の工程へ進む目安となる状態も書いています。
AUTHENTICITY SCORE
本格度スコア
このスコアは、標準レシピの食材と手順で作った場合の値です。代わりに使える食材を選ぶと、味・食感・工程への影響とあわせてスコアが変わります。
材料(4人分)
100本格度- 強力粉250gブリオッシュ生地用Amazonで探す楽天市場で探す
- 生イースト10g牛乳で活性化させてから使うAmazonで探す楽天市場で探す
- 牛乳(成分無調整)80mlイースト活性化と生地に使う。35℃程度に温めるAmazonで探す楽天市場で探す
- 卵2個Amazonで探す楽天市場で探す
- グラニュー糖(生地用)25gAmazonで探す楽天市場で探す
- グラニュー糖(イースト活性化用)5gAmazonで探す楽天市場で探す
- 塩4gAmazonで探す楽天市場で探す
- バター(生地用・無塩)60gポマード状に柔らかくする。ブリオッシュのコクの中心Amazonで探す楽天市場で探す
- ヴェルジョワーズ(ビート糖・茶)100gビート糖から作られる北フランス伝統の砂糖。ざらめ状でコクが強いAmazonで探す楽天市場で探す
- クレーム・フレッシュ(発酵クリーム)80gAmazonで探す楽天市場で探す
- バター(トッピング用・無塩)40g1cm角に切り、生地のくぼみに点在させるAmazonで探す楽天市場で探す
- 卵黄(仕上げ用)1個焼く直前に生地の縁に塗るAmazonで探す楽天市場で探す
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買い物リストをつくる作り方
牛乳にイーストを溶かす
- 1 牛乳80mlを35℃程度に温めてボウルに入れる。
- 2 生イースト10gを崩し入れて溶かし、グラニュー糖(イースト活性化用)5gを加えて溶かす。
イーストを活性化させる
- 1 常温で10分置く。
- 2 表面に細かい泡がふつふつと立てば、イーストが活性化した合図。
生地をまとめてこねる
- 1 ボウルに強力粉250gと塩4gを入れて混ぜる。
- 2 中央にくぼみを作り、卵2個・グラニュー糖(生地用)25g・発酵させた牛乳を加え、生地がまとまるまで混ぜる。
- 3 台に取り出し、表面が滑らかになるまで10分ほどこねる。
バターを生地に練り込む
- 1 柔らかくしたバター60gを3回に分けて生地に加え、そのつどしっかりこね込む。
完了の目安
生地が手につかなくなり、表面につやが出てきたら次へ。
注意点
バターは常温に戻し柔らかくしてから加える。冷たいままだと生地に均一に混ざらない。
生地を一次発酵させる
- 1 生地を丸めてボウルに戻し、ラップをかけて暖かい場所(27〜30℃目安)に置く。
完了の目安
1.5時間で生地が2倍の大きさに膨らめば完了。
生地を型に敷き込む
- 1 直径22cmのタルト型の内側にバター(分量外)を薄く塗る。
- 2 発酵した生地のガスを軽く抜き、型の底に均一な厚さに押し広げる。
- 3 指先で生地の表面全体に等間隔でくぼみをつける。
生地を二次発酵させる
- 1 型に布巾をかぶせ、暖かい場所で40分、生地がひとまわり膨らむまでさせる。
ヴェルジョワーズペーストを作る
- 1 並行(を待つ間に)オーブンを190℃にし始める。
- 2 ボウルにヴェルジョワーズ100gと(発酵クリーム)80gを混ぜてなめらかなペーストにする
- 3 バター(トッピング用)40gを1cm角に切る。
生地にトッピングを仕込む
- 1 発酵した生地の縁に刷毛で卵黄1個分を塗る。
- 2 生地のくぼみにヴェルジョワーズのペーストをスプーンで詰め、表面全体に広げる。
- 3 角切りにしたバターを均等に散らす。
タルトを焼き上げる
- 1 190℃のオーブンで20〜25分焼く。
- 2 生地全体が濃いきつね色になり、表面のトッピングがふつふつと泡立ってカラメル状になったら焼き上がり。
粗熱を取って切り分ける
- 1 型のまま5分ほど置いて落ち着かせ、切り分けて温かいうちに供する。
この料理について
ベルギーと国境を接するオー=ド=フランス地方は、かつて炭鉱と紡績業で栄えた土地です。この地方ではパン屋の店先に、ブリオッシュ生地に砂糖を焼き込んだタルト・オ・シュクルが年間を通して並びます。
起源は、パンを焼いた後の残り生地を無駄にしないための工夫にあったと伝えられています。素朴な残り物の菓子でしたが、ヴェルジョワーズとクレーム・フレッシュを焼き込む作り方によって、地方を代表する一皿になりました。
日曜の朝食や午後のグテ(おやつ)の時間に、コーヒーやショコラ・ショーと合わせて食べるのが定番です。家庭ごとに配合が少しずつ異なり、地元のパン屋では店の看板商品として扱われることも珍しくありません。
TOOLS
道具
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貝印 底取れ式タルト型 22cm DL8053
標準の4人分で使う、直径22cmの底取れ式タルト型です。
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代わりに使える食材
強力粉Farine de gruau
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薄力粉本格度: -10 pts
グルテン形成が弱く、ふんわりとした弾力がやや失われるが、ブリオッシュとしては成立する。
生イーストLevure de boulanger fraîche
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ドライイースト本格度: 変化なし
風味への影響はほぼない。
工程1:分量を4gに減らし、同様に牛乳で活性化させてから使う
牛乳(成分無調整)Lait
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低脂肪乳本格度: -5 pts
生地のコクがやや軽くなる。
バター(生地用・無塩)Beurre
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マーガリン本格度: -20 pts
バター特有の香りとコクが失われ、風味が平板になる。
ヴェルジョワーズ(ビート糖・茶)Vergeoise brune
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カソナード本格度: -5 pts
ビート由来のコクと軽いキャラメルの複雑さがやや薄れ、まっすぐな甘さになる。
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三温糖本格度: -10 pts
カラメルのような香ばしさは出るが、ビート糖特有の軽いコクは失われる。
クレーム・フレッシュ(発酵クリーム)Crème fraîche épaisse
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生クリーム(乳脂肪45%程度)本格度: -10 pts
軽い酸味とコクが失われ、より甘く単調な仕上がりになる。
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