AUTHENTIC RECIPE

Choucroute Garnieシュークルート・ガルニ

合計
2時間16分
難易度
★★☆☆☆
分量
4人分
  • 準備 12分
  • 調理 2時間4分
Choucroute Garnie(シュークルート・ガルニ)
難易度★★☆☆☆ 準備12分 調理2時間4分 分量4人分 地方アルザスと北東部

乳酸発酵させたキャベツ(シュークルート)をリースリングで煮込み、塩漬け豚と数種のソーセージを大皿に盛り合わせる、アルザスの冬の煮込み。発酵の酸味が肉の脂の重さを切る。

アルザスで受け継がれてきた作り方を基準にした本格レシピです。分量と時間だけでなく、次の工程へ進む目安となる状態も書いています。

100 / 100

AUTHENTICITY SCORE

本格度スコア

このスコアは、標準レシピの食材と手順で作った場合の値です。代わりに使える食材を選ぶと、味・食感・工程への影響とあわせてスコアが変わります。

材料(4人分)

100本格度
4

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作り方

1約12分

ザワークラウトと肉を下ごしらえ

  • 1 ザワークラウトをざるにあけ、汁気を軽く切る(洗わない。乳酸発酵の酸味がこの料理の軸になる)
  • 2 玉ねぎを薄切りにする
  • 3 豚肩ロースと豚バラは塊のまま、表面の水気をキッチンペーパーで拭く
2約6分

玉ねぎをラードで炒める

  • 1 ふた付きの厚手の鍋にラード30gを中火で溶かし、薄切りにした玉ねぎを4〜5分炒める。

完了の目安

透明になりしんなりしたら次へ。

3約8分

鍋に具材を重ねワインを注ぐ

  • 1 鍋の玉ねぎの上にザワークラウトの半量を広げ、豚肩ロースと豚バラの塊を置き、残りのザワークラウトで覆う。
  • 2 ジュニパーベリー10粒・ローリエ2枚・クローブ3本・黒こしょうの粒8粒を散らし、リースリング300mlを注ぐ。
  • 3 中火で煮立て、のアルコールの刺激臭が丸くなるまで2〜3分煮る。
4約1時間30分

豚肉とザワークラウトを煮込む

  • 1 ふたをして弱火で90分煮込む。
  • 2 途中で鍋底が焦げ付きそうなら水50〜100mlを足す。

完了の目安

豚肩ロースに竹串を刺してすっと通り、ザワークラウトが淡い金色になったら次へ。

5約25分

じゃがいもを茹でる

  • 1 並行(煮込みの間に)じゃがいも600gの皮をむき、大きければ半分に切る。
  • 2 別の鍋にじゃがいもとかぶるくらいの水・塩小さじ1を入れて中火にかけ、沸騰後15分茹でる。
  • 3 竹串がすっと通ったら湯を切り、鍋のふたをして保温しておく。
6約15分

ソーセージを温める

  • 1 ザワークラウトの上にストラスブールソーセージ4本とモンベリアールソーセージ2本をのせ、ふたをして弱火のまま15分温める。
  • 2 煮立てない(皮が破れて旨みが逃げる)。

完了の目安

ソーセージの皮がふっくらと張ったら次へ。

7約5分

大皿に盛り付ける

  • 1 大皿の中央にザワークラウトを山に盛る。
  • 2 豚肩ロースを1.5cm厚に、豚バラを4等分に切り分け、モンベリアールソーセージは半分に切る。
  • 3 肉とソーセージ、じゃがいもをザワークラウトの周りに並べ、ディジョンマスタードを添える。

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コルマール/アルザスの街並み・風景
Colmar, Alsaceコルマール/アルザス 写真:Gzen92 · CC BY-SA 4.0(リサイズ・表示トリミング)

この料理について

アルザスはライン川を挟んでドイツと向かい合う、フランス北東部の地方です。言葉にも建物にも食にもドイツ文化圏の影響が色濃く残り、キャベツを塩で乳酸発酵させるシュークルートはその最たる例です。

キャベツの発酵漬けは、もともと長い冬を越すための保存技術でした。秋に樽で仕込んだシュークルートに、塩漬けの豚やソーセージをのせて煮た「ガルニ(付け合わせ付き)」は、冬のごちそうとして家庭の大鍋で作られてきました。19世紀後半、アルザスからパリへ移った人々が開いたブラッスリーを通じて、この料理はフランス全土に知られるようになります。

アルザスでは、家庭の食卓でも、ヴィンスチュブと呼ばれるワイン居酒屋でも定番の料理です。大皿を食卓の中央に置き、めいめいが取り分けて土地の白ワインと合わせます。

標準レシピに使う食材

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  • マイユ ディジョンマスタード

    215g

    フランスのディジョンタイプのマスタード。粒のないなめらかな仕上がりで、肉料理のソースやドレッシングに使えます。

    楽天市場で見る

代わりに使える食材

ザワークラウト(瓶詰)Choucroute crue

  • 酢漬けタイプのザワークラウト本格度: -10 pts

    乳酸発酵の複雑でまろやかな酸味が、酢の直線的な酸味に置き換わる。

    工程1:流水でよく洗って酢の酸味を落とし、水気を絞ってから使う

  • キャベツの塩もみ+白ワインビネガー本格度: -20 pts

    乳酸発酵の酸味と深みが無く、酸味は酢由来の尖ったものになる。

    食感:シャキッとした歯ざわりが残る。

    キャベツ1/2玉を千切りにして塩小さじ1でもみ、30分置いて水気を絞り、白ワインビネガー大さじ2を混ぜる

ストラスブールソーセージSaucisses de Strasbourg

  • あらびきポークウインナー本格度: -5 pts

    燻製香がやや軽くなるが、役割はほぼ同等。

モンベリアールソーセージSaucisses de Montbéliard

  • 太めのあらびきスモークソーセージ本格度: -5 pts

    クミン様の香辛料の香りが抜けるが、燻製の輪郭は保たれる。

豚バラ肉(燻製・ブロック)Poitrine de porc fumée

  • ブロックベーコン本格度: -5 pts

    同系の燻製豚バラ。塩気がやや強いので煮汁の塩は加えない。

豚肩ロース(かたまり)Échine de porc

  • 豚ロース(かたまり)本格度: -5 pts

    脂が少なくあっさり仕上がる。煮込み時間は変えない。

リースリング(辛口白ワイン)Riesling

  • 辛口白ワイン本格度: -5 pts

    リースリング特有の華やかな酸と果実香が弱まるが、料理は十分成立する。

ジュニパーベリーBaies de genièvre

  • ローリエ(増量)本格度: -10 pts

    針葉樹のような清涼感が失われ、香りの輪郭が丸くなる。

    工程3:ジュニパーベリーの代わりにローリエを2枚追加し、既存の2枚と合わせて計4枚使う

  • 黒こしょう(粒・5粒追加)+ローズマリーの枝1本本格度: -10 pts

    針葉樹のような清涼な香りが消え、ジビエの臭み消しが弱くなる。

    食感:変わらない。

    黒こしょう粒を5粒増やし、ローズマリーの枝1本を一緒に煮る

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