AUTHENTIC RECIPE
Confit de Canard aux Pommes Sarladaisesコンフィ・ド・カナール・オ・ポム・サルラデーズ鴨のコンフィ サルラ風ポテト
- 合計
- 14時間43分
- 難易度
- ★★★☆☆
- 分量
- 4人分
- 準備 10分
- 調理 2時間33分
- 待ち時間 12時間
フランス南西部ペリゴールに伝わる保存食の技法から生まれた主菜。鴨もも肉を塩漬けにしてから低温の脂でゆっくり煮て、しっとりと柔らかい身に仕上げる。仕上げに皮目をパリッと焼き、鴨脂とにんにくで炒めたサルラ風ポテトを添える。時間はかかるが工程の大半は待ち時間であり、家庭でも本物のコンフィが再現できる。
ペリゴールで受け継がれてきた作り方を基準にした本格レシピです。分量と時間だけでなく、次の工程へ進む目安となる状態も書いています。
AUTHENTICITY SCORE
本格度スコア
このスコアは、標準レシピの食材と手順で作った場合の値です。代わりに使える食材を選ぶと、味・食感・工程への影響とあわせてスコアが変わります。
材料(4人分)
100本格度- 鴨もも肉(骨付き)4本1本200〜250g。通販・輸入食材店で入手可。冷凍の場合は解凍して水気を拭くAmazonで探す楽天市場で探す
- 鴨脂800g缶詰・通販で入手可。コンフィ後は漉して冷蔵すれば数回使い回せるAmazonで探す楽天市場で探す
- 粗塩40g塩漬け用。肉全体にすり込むAmazonで探す楽天市場で探す
- タイム4枝塩漬け用
- ローリエ2枚塩漬け用。ちぎって使うAmazonで探す楽天市場で探す
- にんにく6片2片は塩漬け用に潰す。4片はじゃがいも用にみじん切り
- 黒こしょう(粗挽き)小さじ1塩漬け用Amazonで探す楽天市場で探す
- じゃがいも600gメークインなど煮崩れしにくいもの。7mm厚の輪切り
- 塩小さじ0.5サルラ風ポテトの味付け用Amazonで探す楽天市場で探す
- パセリ4枝みじん切り。にんにくと合わせてサルラ風の仕上げにする
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買い物リストをつくる作り方
鴨もも肉に塩とハーブをすり込む
- 1 鴨もも肉の水気をキッチンペーパーで拭く
- 2 にんにく2片を包丁の腹で潰す
- 3 バットに鴨ももを並べ、粗塩40g・タイム4枝・ちぎったローリエ2枚・潰したにんにく・粗挽き黒こしょう小さじ1を全体にすり込む
鴨ももを12時間塩漬けする
- 1 バットにラップをかけ、冷蔵庫で12時間塩漬けする。
完了の目安
肉の表面から水分が出て、身がしっとりと締まった状態になれば漬かっている。
塩とハーブを洗い流す
- 1 鴨ももの塩とハーブを流水でさっと洗い流し、キッチンペーパーで水気を完全に拭く。
- 2 水分が残っていると脂に入れたときにはねる。
鴨脂で低温コンフィする
- 1 厚手の鍋に鴨脂800gを弱火で溶かし、鴨ももを皮目を下にして完全に沈める。
- 2 油面がかすかに揺れ、小さな泡がぽつぽつと上がる程度(85〜90℃)を保ち、2時間煮る。
- 3 ぐつぐつ沸かさない(沸くと身が縮んでパサつく)。
完了の目安
骨の際に竹串がすっと入り、身が骨から外れかけたら完成。
じゃがいもと薬味を下ごしらえする
- 1 鴨ももを網じゃくしでそっと取り出し、バットにのせて油を切る
- 2 じゃがいも600gの皮をむき、7mm厚の輪切りにして水に5分さらし、キッチンペーパーで水気を完全に拭く(水分が残ると脂がはねて焼き色もつかない)
- 3 にんにく4片をみじん切りにする
- 4 パセリ4枝をみじん切りにする
サルラ風ポテトを焼く
- 1 フライパンにコンフィの鴨脂大さじ3をすくって中火で熱し、じゃがいもを重ならないように並べる。
- 2 あまり動かさず片面5〜6分ずつ、両面にこんがり焼き色がつき竹串がすっと通るまで焼いたら弱火に落とす。
- 3 塩小さじ1/3を振り、みじん切りにしたにんにくを加えて30秒炒め、香りが立ったら火を止めてパセリを和える。
鴨の皮をパリッと焼き上げる
- 1 並行(じゃがいもを焼く間に)別のフライパンを中火で熱し、鴨ももを皮目を下にして置く。
- 2 油はひかない(コンフィの脂がにじみ出る)。
- 3 4〜5分焼き、皮が濃いきつね色になってパリッと音が立ったら裏面を30秒だけ温める。
- 4 皿にサルラ風ポテトと盛り合わせる。
この料理について
フランス南西部のペリゴール地方は、鴨とくるみと森の産物で知られる農業地帯です。コンフィは、冷蔵技術のなかった時代に、鴨肉を塩と脂で長く保存するための技法でした。
かつての農家では冬の初めに鴨を処理し、塩漬けした肉を脂ごと壺に収めて、冬から春にかけての蓄えとしました。脂の層が空気を遮るので肉は数か月もち、必要な分だけ取り出して温め直せば、そのまま食事になりました。
今では南西部のビストロや家庭で一年を通して食べられ、付け合わせにはポム・サルラデーズを添えるのが定番です。サルラはペリゴールの中心的な町で、付け合わせの名もこの町から来ています。
代わりに使える食材
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