AUTHENTIC RECIPE

Cassouletカスレ

合計
15時間49分
難易度
★★☆☆☆
分量
4人分
  • 準備 20分
  • 調理 3時間29分
  • 待ち時間 12時間
Cassoulet(カスレ)
難易度★★☆☆☆ 準備20分 調理3時間29分 待ち時間12時間 分量4人分 地方バスクと南西部・トゥールーズ

白いんげん豆に鴨のコンフィ、トゥールーズソーセージ、豚肩バラ肉を合わせて煮込み、パン粉をのせてオーブンで焼く、フランス南西部トゥールーズを代表する煮込み。焼く途中で表面の香ばしい皮を何度か崩して豆に沈め、また新しい皮ができるのを待つのが伝統的な作り方である。鴨のコンフィは市販の缶詰や真空パックを使うのが現実的で、輸入食材店や通販で手に入る。仕込みから焼き上げまで丸一日近くかかる。

トゥールーズで受け継がれてきた作り方を基準にした本格レシピです。分量と時間だけでなく、次の工程へ進む目安となる状態も書いています。

100 / 100

AUTHENTICITY SCORE

本格度スコア

このスコアは、標準レシピの食材と手順で作った場合の値です。代わりに使える食材を選ぶと、味・食感・工程への影響とあわせてスコアが変わります。

材料(4人分)

100本格度
4

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作り方

1約5分

白いんげん豆を洗う

  • 1 白いんげん豆500gをざるに入れて洗い、大きめのボウルに入れてたっぷりの水を注ぐ。
2約12時間

白いんげん豆を浸水する

  • 1 常温(夏場は冷蔵庫)で12時間浸水する。

完了の目安

豆がふっくらとひと回り大きくなっていれば戻っている。

3約15分

具材とブーケガルニを準備する

  • 1 浸水した白いんげん豆をざるに上げて水気を切る
  • 2 にんじん2本の皮をむき、乱切りにする
  • 3 玉ねぎ1個の皮をむき、クローブ3本を刺す
  • 4 にんにく8片のうち4片は皮付きのまま軽く潰す。残り4片はみじん切りにしてパン粉用に取り置く
  • 5 タイム3枝・ローリエ2枚・パセリの茎をひとまとめにし、タコ糸で縛って(ハーブの束)を作る
  • 6 豚肩バラ肉を4〜5cm角に切る
  • 7 トゥールーズソーセージをフォークで数か所刺しておく
4約12分

豚肉とソーセージを焼き色づける

  • 1 大きな鍋に鴨脂大さじ1を中火で熱し、豚肩バラ肉とトゥールーズソーセージを焼き色がつくまで両面焼いて取り出す。
5約10分

具材を鍋に合わせて煮立てる

  • 1 同じ鍋ににんじんを加えて2分炒め、水気を切った白いんげん豆・豚肩バラ肉・玉ねぎ(クローブ刺し)・潰したにんにく4片・を加える。
  • 2 豆がひたひたに浸るくらいまで水を注ぎ、塩小さじ1・黒こしょう小さじ1/2を加えて強火にかけて煮立てる。
  • 3 浮いてくる白い泡をすくい取る。
6約1時間15分

白いんげん豆を煮込む

  • 1 弱火にし、ふたを少しずらしてのせ、豆の表面がふつふつと揺れる程度を保ちながら75分煮る。
  • 2 途中で水分が減りすぎたら熱湯を足す。

完了の目安

豆に竹串がすっと通るが、まだ形を保っている柔らかさになったら次へ。

7約10分

パン粉のペルシヤードを作る

  • 1 並行(豆を煮込む間に)オーブンを150℃にする。
  • 2 ボウルに生パン粉150g・みじん切りにしたにんにく4片・みじん切りにしたパセリの葉を入れて混ぜ合わせ、パン粉のペルシヤードを作る。

完了の目安

全体ににんにくとパセリが均一に散り、パン粉がしっとりと色づいたら完成。

8約12分

具材を鍋に重ねて詰める

  • 1 耐熱の鍋またはグラタン皿に、豆の半量を敷き、鴨のコンフィ4本・豚肩バラ肉・輪切りにしたトゥールーズソーセージを並べ、残りの豆で覆う。
  • 2 煮汁を豆がひたひたになる程度まで注ぎ入れ、パン粉のペルシヤードを表面全体にまんべんなく散らす。
9約1時間30分

カスレをオーブンで焼き上げる

  • 1 150℃のオーブンで90分焼く。
  • 2 25〜30分おきに、表面にできた香ばしい焼き皮を木べらで割って豆の中に沈め、新しい皮ができるのを待つ。
  • 3 これを2〜3回繰り返す。
  • 4 乾いてきたら煮汁を大さじ2〜3差す。
  • 5 表面が深い黄金色でカリッとし、ふちがふつふつと煮立っていれば完成。
10約10分

焼き上がりを休ませて取り分ける

  • 1 オーブンから取り出し、10分ほど置いて少し落ち着かせる。
  • 2 耐熱皿から直接取り分けて供する。

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トゥールーズ・サン=ジョルジュ広場の街並み・風景
Place Saint-Georges, Toulouseトゥールーズ・サン=ジョルジュ広場 写真:Abdoucondorcet · CC0(リサイズ・表示トリミング)

この料理について

フランス南西部のオクシタニー地方では、トゥールーズ、カルカソンヌ、カステルノーダリーの3つの町に、それぞれ独自のカスレがあります。カスレに使う肉や豆の配合を巡って、3つの町は今も張り合っています。

土地の人々は、寒さの厳しい冬の週末に家族や友人を招き、大鍋を食卓の中心に据えてカスレを囲んできました。仕込みに時間がかかるので、ふだんの食事ではなく、人が集まる日のご馳走です。

オクシタニー地方を代表するこの料理は、地元のビストロやレストランでも品書きの定番です。トゥールーズのカスレは、鴨のコンフィとトゥールーズソーセージを組み合わせるのが特徴とされています。

TOOLS

道具

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  • STAUB セラミック レクタンギュラーディッシュ 27×20cm

    豆とコンフィを重ねて焼き上げる工程に。4人分・2.4L。

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代わりに使える食材

白いんげん豆(乾燥)Haricots blancs secs

  • 乾燥カネリーニ豆本格度: -5 pts

    粒がやや大きく煮崩れしにくいが、クリーミーな仕上がりと役割はほぼ同じ。

鴨のコンフィ(もも、市販)Cuisses de canard confites

  • 鶏もも肉のオイル煮(自家製)本格度: -20 pts

    鴨特有の濃厚な脂とコクが失われ、鶏の淡白な旨みに変わる。ボリューム感と食感の役割は代替できる。

    工程3・8:骨付き鶏もも肉4本に塩とタイムをすり込んで冷蔵庫で3時間置き、サラダ油に完全に沈めて弱火で90分、静かな泡が立つ程度の温度を保ちながら煮て自家製コンフィを作る。仕込みは前日までに済ませておく

トゥールーズソーセージ(生)Saucisse de Toulouse

  • 粗挽き生ソーセージ(市販)本格度: -10 pts

    トゥールーズソーセージ特有の粗い挽き方と豚肉の風味のバランスがやや変わるが、粗挽きタイプを選べば食感の再現度は高い。

鴨脂Graisse de canard

  • ラード本格度: -10 pts

    鴨脂の甘く軽い香りが、豚脂の素朴な風味に変わる。

    食感:変わらない。

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