AUTHENTIC RECIPE

Pasta 'ncasciataパスタ・ンカシャータシチリア風焼きパスタ

合計
2時間
難易度
★★★☆☆
分量
4人分
  • 準備 35分
  • 調理 1時間25分
Pasta 'ncasciata(シチリア風焼きパスタ)
難易度★★★☆☆ 準備35分 調理1時間25分 分量4人分 地方イタリア島嶼部・パレルモ

メッシーナ周辺で作られるシチリアの焼きパスタ。乾燥マッケローニを肉のラグー、揚げナス、カチョカヴァッロ、茹で卵と重ね、オーブンで表面を香ばしく焼く。家庭料理だが、ソース作り、揚げ物、組み立てと手間のかかる、週末向けの大皿料理。

パレルモで受け継がれてきた作り方を基準にした本格レシピです。分量と時間だけでなく、次の工程へ進む目安となる状態も書いています。

100 / 100

AUTHENTICITY SCORE

本格度スコア

このスコアは、標準レシピの食材と手順で作った場合の値です。代わりに使える食材を選ぶと、味・食感・工程への影響とあわせてスコアが変わります。

材料(4人分)

100本格度
4

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作り方

1約20分
ナスの水分を抜く

ナスの水分を抜く

  • 1 ナス600gを1.5cm厚の半月切りにし、塩5gを全体にふる。
  • 2 ザルに広げて20分置き、水分が表面ににじんだらキッチンペーパーでしっかり拭き取る。
2約14分
ナスを揚げ焼きにする

ナスを揚げ焼きにする

  • 1 並行(ナスを揚げ焼きにする間に)大鍋に湯3Lを沸かし始める。
  • 2 フライパンにエキストラバージンオリーブオイル120mlを中火で熱し、ナスを2〜3回に分けて揚げ焼きにする。
  • 3 片面2〜3分ずつ、表面が濃いきつね色で中心が柔らかくなったら取り出して油を切る。
3約8分
玉ねぎとチーズを切る

玉ねぎとチーズを切る

  • 1 玉ねぎ1個とにんにく2片をみじん切りにする。
  • 2 カチョカヴァッロ180gは1cm角に切り、30gを仕上げ用に取り分ける。
4約12分
卵を茹でて殻をむく

卵を茹でて殻をむく

  • 1 卵2個を水から入れて中火にかけ、沸騰後10分茹でる。
  • 2 冷水に取って殻をむき、1個を4等分のくし形に切る。

注意点

黄身が固まり、切っても流れなければよい。

5約8分
玉ねぎとにんにくを炒める

玉ねぎとにんにくを炒める

  • 1 厚手の鍋にエキストラバージンオリーブオイル60mlを入れ、中火で玉ねぎを6〜7分炒める。
  • 2 透明になって甘い香りが立ったら、にんにくを加えて1分炒める。
6約8分
ひき肉を炒めてワインを飛ばす

ひき肉を炒めてワインを飛ばす

  • 1 合いびき肉350gを加え、木べらで粗くほぐしながら強めの中火で炒める。
  • 2 肉の赤みが消え、鍋底に薄い焼き色がついたら赤ワイン80mlを加え、2〜3分煮立ててアルコールを飛ばす。
7約25分
ラグーを煮込む

ラグーを煮込む

  • 1 パッサータ700ml、グリーンピース100g、塩5g、黒こしょうを加える。
  • 2 弱めの中火で25分煮込み、木べらで鍋底をなぞると一瞬底が見える濃度になったら火を止める。
8約12分
マッケローニを茹でる

マッケローニを茹でる

  • 1 並行(を煮込む間に)沸かしておいた湯を再沸騰させる。
  • 2 塩30gを加え、マッケローニ360gを袋表示より3分短く茹でる。
  • 3 茹で汁100mlを取り置く
9約5分
耐熱皿にパン粉をまぶす

耐熱皿にパン粉をまぶす

  • 1 オーブンを190℃にする。
  • 2 耐熱皿にオリーブオイル小さじ1を塗り、パン粉30gを底と側面にまぶす。

完了の目安

余分なパン粉を落とし、薄い層で覆われた状態にする。

10約3分
パスタをラグーと和える

パスタをラグーと和える

  • 1 茹でたマッケローニをの鍋に入れ、パルミジャーノ50gと茹で汁50mlを加えて混ぜる。

完了の目安

パスタの表面に濃いがまとい、鍋底に水っぽい汁が残らなければよい。

11約6分
具材を層状に重ねる

具材を層状に重ねる

  • 1 耐熱皿にパスタの半量を敷き、揚げナスの半量、卵の半量、カチョカヴァッロの半量を重ねる。
  • 2 残りも同様に重ね、仕上げ用カチョカヴァッロ30gを表面に散らす。
  • 3 2分ほどかけて表面を平らにし、チーズが全体に点在していれば焼成に進む。
12約35分
パスティッチョを焼き上げる

パスティッチョを焼き上げる

  • 1 190℃のオーブンで25分焼く。
  • 2 表面のチーズが溶けて薄い焼き色がつき、縁のパスタが少しカリッとしたら取り出す。
  • 3 10分休ませ、切り分けたときに層が崩れにくくなったら完成。

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メッシーナの街並み・風景
Messinaメッシーナ 写真:Abxbay · Public domain(リサイズ・表示トリミング)

この料理について

シチリア北東部、メッシーナ周辺の家庭では、具を重ねて焼き固めるパスタ・ンカシャータが作られてきました。名前は「箱に詰める」「型に収める」という意味合いの方言から来たとされ、料理の姿をそのまま言い表しています。

具をパスタと層に重ねて焼くので、切り分けると断面に重ねた層が見えます。

大量に焼いて家族で取り分ける料理で、シチリアの家庭料理を代表する一皿として広まりました。

標準レシピに使う食材

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  • アンブロージ パルミジャーノ・レッジャーノ DOP 24か月熟成

    150g

    24か月熟成のパルミジャーノ・レッジャーノ。ナッツを思わせる香りがあり、パスタやリゾットには使う直前にすりおろして加えます。

    楽天市場で見る

代わりに使える食材

マッケローニ(乾燥)Maccheroni o sedani rigati

  • リガトーニ本格度: -5 pts

    筒状でソースを抱え込むため近い。やや大ぶりで食感が強くなる。

  • ペンネ・リガーテ本格度: -10 pts

    入手性は高いが、焼き上がりの一体感は少し弱くなる。

ナスMelanzane

  • ズッキーニ本格度: -20 pts

    揚げたナス特有の甘みと油を抱える質感がなくなる。

    工程1・2・11:水分が多いため揚げ時間を短くし、しっかり油を切る

合いびき肉Carne macinata mista

  • 牛ひき肉本格度: -5 pts

    香りは締まるが、豚肉由来の甘みと脂の丸みが弱まる。

パッサータ(トマトピューレ)Passata di pomodoro

  • ホールトマト缶(手でつぶす)本格度: -5 pts

    果肉感が強くなる。焼成後の一体感は少し粗くなる。

    工程7:鍋に入れる前に手でよくつぶす

カチョカヴァッロCaciocavallo

  • スカモルツァ本格度: -5 pts

    伸びと燻香が加わり、焼きパスタとしての一体感は保てる。

  • ゴーダチーズ(ブロック)本格度: -10 pts

    熟成由来の酸味とコクが穏やかになる。

    食感:溶け方と伸びは近い。

  • モッツァレラ(低水分)本格度: -20 pts

    伸びは出るが熟成チーズの塩気と香りが弱まる。

    工程3・11:水分が多い場合はキッチンペーパーで30分水切りする

グリーンピースPiselli

  • 冷凍グリーンピース本格度: 変化なし

    現実的な代替。甘みと色を補える。

    工程7:解凍せずラグーに加える

赤ワインVino rosso

  • 白ワイン本格度: -5 pts

    軽い香りになり、ラグーの深みが少し弱まる。

パルミジャーノ・レッジャーノParmigiano Reggiano grattugiato

  • ペコリーノ・ロマーノ本格度: -5 pts

    塩気が強くなり、シチリアらしい力強さは増す。

    工程7・10:ラグーに加える塩を小さじ1/4減らす

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