AUTHENTIC RECIPE
Spinaci alla Romanaほうれん草のローマ風ソテー
ほうれん草を松の実とレーズンでソテーするローマの伝統的な副菜。甘みと苦みのバランスが肉料理の濃さを引き立てる。
本場中部イタリアで受け継がれてきた作り方を基準にした本格レシピを、仕上がりを左右する判断点まで省略せずに紹介します。
AUTHENTICITY SCORE
本格度スコア
標準レシピの食材と手順です。代替食材を選ぶと、味・食感・工程への影響とともにスコアが変わります。
材料(2人分)
- ほうれん草400g
- にんにく1片
- オリーブオイル大さじ2
- レーズン30g
- 松の実30g
作り方
- 1 ほうれん草は根元を切り落とし、塩を加えた湯で1分ゆでる。
- 2 冷水にとって色止めし、よく絞って水気を切る。
- 1 フライパンにオリーブオイル大さじ2を中火で熱し、潰したにんにくを入れて香りが出るまで1分炒める。
- 1 松の実を加えて30秒炒めたら、レーズンとほうれん草を加えて全体を2分炒め合わせる。
完了の目安
塩で味を調えて完成。
INGREDIENT OPTIONS
手に入る食材で、本格の輪郭を保つ
ほうれん草のローマ風ソテーは、次の食材でも作れます。味や食感、手順への影響を確認して選んでください。
松の実の代わりに
カシューナッツ(無塩)
代わりに使える食材 · 本格度 -10点
松の実より脂肪分が多くクリーミーになる。独特の樹脂香は出ないが、ペストとしては十分成立する。
フードプロセッサーにかける時間を少し短くする(溶けやすい)
スーパーのナッツコーナーで入手可能。
この料理について
ローマの食卓では、青菜のコントルノが肉料理の横に置かれるのが日常の風景です。スピナーチ・アッラ・ロマーナは、そのなかで松の実とレーズンを添える一皿として知られています。
松の実とレーズンを塩気のある料理に合わせる組み合わせは、地中海を通じて古くから伝わったものです。ローマとその周辺では、この取り合わせが野菜料理にも残りました。ゲットー地区に伝わるユダヤ系ローマ料理にも、近い発想の皿があります。
現在でもトラットリアのコントルノの欄に並び、サルティンボッカやアバッキオのような肉料理とともに供されます。派手さのない副菜ですが、ローマの食卓が甘みをどこに置いてきたかを示す一品です。
QUESTIONS
よくある質問
ほうれん草のローマ風ソテーにカシューナッツ(無塩)を使ってもいいですか?
使えます。ただし松の実をカシューナッツ(無塩)に替えると本格度が10点下がります。松の実より脂肪分が多くクリーミーになる。独特の樹脂香は出ないが、ペストとしては十分成立する。フードプロセッサーにかける時間を少し短くする(溶けやすい)。
ほうれん草のローマ風ソテーを作るのにどれくらい時間がかかりますか?
2人分で合計15分です(準備5分・調理10分)。
ほうれん草のローマ風ソテーは家庭で作るのが難しいですか?
難易度は5段階中1で、イタリア料理のなかでは作りやすい部類です。全3工程で、特別な設備は必要ありません。
READER REVIEWS
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