Strangozzi al Tartufo Nero di Norcia
ノルチャ産黒トリュフのストランゴッツィ
ウンブリアの手打ち平麺「ストランゴッツィ」と、ノルチャ産黒トリュフのシンプルなソース。黒トリュフはオリーブオイルで温め、にんにくとアンチョビで旨みを底上げするのがウンブリア流。白トリュフとは別の、土臭くて力強い香りが特徴。
この料理について
ウンブリア州ノルチャは、アペニン山脈に抱かれた山の町です。冬から早春にかけて黒トリュフの季節を迎え、周辺の森や丘陵は、豚肉加工品と並ぶ土地の誇りを食卓へ届けてきました。
ストランゴッツィはウンブリアの太い手打ちパスタで、名前には「靴ひも」や「締める」という語源説が伝わっています。祭の日や週末の食卓では、地元のトリュフとこの素朴なパスタを合わせ、山の恵みを分け合う料理として親しまれてきました。
現在でもノルチャの黒トリュフはウンブリアを代表する名産品として扱われ、レストランや家庭料理に季節の特別感を与えています。ストランゴッツィとの組み合わせは、派手さよりも土地の記憶を大切にするウンブリアらしい一皿です。
材料(4人分)
- デュラム小麦粉400gストランゴッツィ生地用。水と塩のみ(卵なし)
- 黒トリュフ(生)40gブラシで泥を落とし、薄くスライスまたはすりおろす
- にんにく2片軽くつぶす(皮をむいて)。オイルに香りを移したら取り出す
- アンチョビ(オイル漬け)3枚ソースに溶かして旨みのベースに
- エクストラバージン・オリーブオイル80ml
作り方
ストランゴッツィを打つ
- 1 デュラム粉400g・塩小さじ1・水200mlをこねる。
- 2 30分休ませる。
- 3 2mm厚に伸ばし幅4mmの平打ち麺に切る。
完了の目安
生地が30分休み、幅4mmの平打ち麺に切れた。
トリュフを準備する
- 1 並行大鍋に湯を沸かし始める(湯1Lに対して塩10g)。
- 2 半量(20g)を薄くスライスする。
- 3 トリュフをブラシで丁寧に泥を落とす。
- 4 残り半量(20g)をすりおろす。
完了の目安
トリュフが半量スライス・半量すりおろしに準備できた。
注意点
ブラシは柔らかいものを使い、トリュフを傷つけないよう丁寧に。
にんにくとアンチョビで旨みを出す
- 1 フライパンにオリーブオイル80mlを入れにんにく2片(つぶしたもの)を弱火でゆっくり香りを出す。
- 2 にんにくがきつね色になったら取り出す。
- 3 アンチョビ3枚を加えてヘラで溶かす。
完了の目安
アンチョビがオイルに溶け込んだ。
注意点
にんにくを焦がすと苦くなる。きつね色で取り出すこと。
すりおろしトリュフを加える
- 1 すりおろしたトリュフ20gを加えて弱火で30秒温め、火を止める。
完了の目安
30秒温めて香りが立ち、火を止めた。
注意点
30秒以上加熱しないこと。香りが飛ぶ。
ストランゴッツィを茹でてソースと和える
- 1 ストランゴッツィを沸かしておいた塩湯に入れ5〜7分茹でる。
- 2 茹で汁大さじ2とともにソースに加えて和える。
完了の目安
ストランゴッツィが茹で上がりソースと和えられた。
スライストリュフを散らして盛り付ける
- 1 皿にストランゴッツィを盛る。
- 2 スライスした生トリュフ20gを散らす。
完了の目安
生トリュフが散らされ、香り立つ状態で盛り付けられた。
注意点
チーズは加えないこと。トリュフの香りを消す。
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