AUTHENTIC RECIPE
Patate 'Mpacchiuseカラブリア風じゃがいもの蒸し焼き
じゃがいもと玉ねぎをオリーブオイルで蒸し焼きにし、鍋底に張り付いた香ばしい部分ごと味わうカラブリアの伝統コントルノ。
本場南イタリアで受け継がれてきた作り方を基準にした本格レシピを、仕上がりを左右する判断点まで省略せずに紹介します。
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AUTHENTICITY SCORE
本格度スコア
標準レシピの食材と手順です。代替食材を選ぶと、味・食感・工程への影響とともにスコアが変わります。
材料(4人分)
- じゃがいも800g皮をむき5mm厚の半月切り。水にさらさない
- 玉ねぎ1個薄切り
- エクストラバージンオリーブオイル80ml
- 塩6g
- 黒胡椒1少々
作り方
1約10分
じゃがいもと玉ねぎを準備する
- 1 じゃがいも800gは皮をむき、5mm厚の半月切りにする。水にさらさず、表面の水気だけを拭く
- 2 玉ねぎ1個は薄切りにする
完了の目安
じゃがいもの表面がさらりと乾いたら次へ。
2約10分
焼き付ける
- 1 鉄または厚手のフライパンにエクストラバージンオリーブオイル80mlを中火で熱し、じゃがいもと玉ねぎを入れて塩6gを振り、全体に広げる。
注意点
触らずに焼き、底面にきつね色の焼き色がついたら次へ。
3約22分
張り付かせながら蒸し焼きにする
- 1 蓋をして弱めの中火にし、5分ごとにフライ返しで底から大きく返す。
- 2 細かくかき混ぜず、崩れてもそのままにし、鍋底に張り付かせては剥がすことを繰り返す。
- 3 じゃがいもが柔らかくなり、全体に香ばしい焼き付きが混ざったら次へ。
4約4分
仕上げる
- 1 蓋を外して火を少し強め、余分な水分を飛ばしながら2〜3分焼く。
- 2 フライパンに黒胡椒を挽き入れ、カリッとした焼き付きととろりと崩れた部分が混ざり合ったら完成。
この料理について
パターテ・ンパッキューゼは、カラブリア内陸のシーラ高原一帯で親しまれてきたじゃがいも料理です。標高の高い畑で育つじゃがいもは秋に収穫され、山の家庭では冬の食卓を支える主役でした。
もともとは羊飼いや農家が、鉄のフライパンひとつで作った質素な一皿です。オリーブオイルでじっくり焼き付け、鍋底に張り付いた香ばしい部分ごと食卓に運ばれ、サルシッチャや肉料理の付け合わせとして、あるいはパンとともにそれだけで食事になってきました。
現在ではコゼンツァ周辺のトラットリアの定番コントルノとして、また家庭の日曜の食卓に登場します。素朴な材料を丁寧に扱う、カラブリアの山の食文化を伝える料理です。
次の週末は、コース料理を家で。
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