AUTHENTIC RECIPE
Frittata di Spinaciほうれん草のフリッタータ
炒めて水気を絞ったほうれん草と玉ねぎを卵に合わせ、両面をじっくり焼き上げるイタリア家庭の定番セコンド。
本場中部イタリアで受け継がれてきた作り方を基準にした本格レシピを、仕上がりを左右する判断点まで省略せずに紹介します。
AUTHENTICITY SCORE
本格度スコア
標準レシピの食材と手順です。代替食材を選ぶと、味・食感・工程への影響とともにスコアが変わります。
材料(4人分)
- 卵6個
- ほうれん草300g根元を切り落として洗う。炒めてから水気を絞り、粗く刻む
- 玉ねぎ1個薄切り
- パルミジャーノ・レッジャーノ40gすりおろす
- ナツメグ1少々
- エクストラバージンオリーブオイル35ml
- 塩5g
- 黒胡椒1g
作り方
野菜を準備する
- 1 ほうれん草300gは根元を切り落とし、流水で泥を落として洗う
- 2 玉ねぎ1/2個は薄切りにする
- 3 パルミジャーノ40gをすりおろす
完了の目安
葉の付け根に泥が残っていなければ次へ。
ほうれん草を炒めて刻む
- 1 直径22cmほどのフライパンにエクストラバージンオリーブオイル10mlを中火で熱し、ほうれん草を入れて2〜3分炒める。
- 2 葉が完全にしんなりしたらざるに取り、粗熱が取れたら両手でしっかり水気を絞り、粗く刻む。
完了の目安
絞ってもほとんど水分が出なくなっていれば次へ。
玉ねぎを炒める
- 1 同じフライパンにエクストラバージンオリーブオイル10mlを中火で熱し、玉ねぎを3〜4分炒める。
注意点
透き通って甘い香りが立ったら火を止める。
卵液を作る
- 1 ボウルに卵6個を割り入れ、塩5g、黒胡椒1g、ナツメグ少々、パルミジャーノを加えて混ぜる。
- 2 白身の筋が切れて均一な黄色になったら、刻んだほうれん草と炒めた玉ねぎをボウルに加えて混ぜる。
- 3 泡立てすぎない。
片面を焼く
- 1 フライパンを拭き、エクストラバージンオリーブオイル15mlを弱めの中火で熱して卵液を流し入れる。
注意点
縁が固まり始めたらゴムべらで外側から内側へ2〜3回寄せ、蓋をして弱火で8〜10分焼く。
表面がほぼ固まり、中心を軽く押すとゆっくり戻る状態になったら次へ。
裏返して仕上げる
- 1 フライパンに皿をかぶせて裏返し、フリッタータを滑らせてフライパンに戻し、反対面を2分焼く。
- 2 5分休ませてから切り分けて完成。
完了の目安
両面が淡いきつね色になり、竹串を中心に刺して生の卵液が付かなければ火から下ろす。
この料理について
フリッタータはイタリア全土の家庭で作られる卵料理で、季節の野菜や残り物を受け止める懐の深さが持ち味です。ほうれん草のフリッタータは、ほうれん草が旬を迎える秋から春にかけて、家庭の食卓によく登場します。
肉を控える日の主菜として卵料理を据える習慣は、イタリアの家庭に古くからありました。ほうれん草と卵、チーズを合わせたこのフリッタータも、質素ながら食べ応えのある一皿として、世代を超えて受け継がれています。
温かいままでも、冷ましてからでも食べられるため、昼食のパニーノの具や前菜の切り分けとしても親しまれています。特別な材料を使わずに食卓を整える、イタリア家庭料理の基本形です。
次の週末は、コース料理を家で。
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