AUTHENTIC RECIPE
Cavolfiore alla Sicilianaカリフラワーのシチリア風蒸し煮
アンチョビ・黒オリーブ・干しブドウ・松の実とともにカリフラワーを蒸し煮にする、甘と塩が重なるシチリアのコントルノ。
本場イタリア島嶼部で受け継がれてきた作り方を基準にした本格レシピを、仕上がりを左右する判断点まで省略せずに紹介します。
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AUTHENTICITY SCORE
本格度スコア
標準レシピの食材と手順です。代替食材を選ぶと、味・食感・工程への影響とともにスコアが変わります。
材料(4人分)
- カリフラワー600g小房に分ける
- 玉ねぎ1個薄切り
- アンチョビ4枚細かく刻む
- 黒オリーブ60g種を除いて半分に切る
- 干しブドウ25gぬるま湯で戻す
- 松の実20g
- エクストラバージンオリーブオイル50ml
- 塩4g
- 黒胡椒1少々
- イタリアンパセリ2枝みじん切り
作り方
1約12分
材料を準備する
- 1 カリフラワー600gは小房に分け、大きいものは半分に切る
- 2 玉ねぎ1/2個は薄切りにする
- 3 アンチョビ4枚は細かく刻む
- 4 黒オリーブ60gは種を除いて半分に切る
- 5 干しブドウ25gはぬるま湯に浸けて戻す
- 6 イタリアンパセリ2枝はみじん切りにする
完了の目安
干しブドウがふっくらしたら次へ。
2約5分
香味の土台を作る
- 1 鍋にエクストラバージンオリーブオイル50mlと玉ねぎを入れて弱火で炒める。
- 2 玉ねぎが透き通ったらアンチョビを加え、木べらでつぶしながら油に溶かす。
完了の目安
アンチョビの形がなくなり香りが立ったら次へ。
3約18分
蒸し煮にする
- 1 鍋にカリフラワー、黒オリーブ、水気を切った干しブドウ、松の実20g、塩4g、水100mlを加えて全体を混ぜる。
- 2 蓋をして弱火で15分ほど蒸し煮にする。
完了の目安
竹串が茎にすっと通る柔らかさになったら蓋を外す。
4約4分
水分を飛ばして仕上げる
- 1 中火にして残った水分を飛ばしながら軽く混ぜる。
- 2 煮汁がほぼなくなり油の艶が戻ったら黒胡椒を挽き、イタリアンパセリを散らして完成。
この料理について
シチリアの冬の市場には、白だけでなく薄緑や紫のカリフラワーがうずたかく積まれます。島ではカリフラワーは冬野菜の主役のひとつで、パスタの具から付け合わせまで幅広く使われてきました。
アンチョビの塩気に干しブドウの甘み、松の実のコクを重ねる味の組み立ては、9世紀からのアラブ支配期に根づいた島の伝統です。カポナータやパスタ・コン・レ・サルデと同じ系譜にある、シチリアらしい甘と塩の均衡がこの蒸し煮にも息づいています。
家庭では大鍋で多めに作り、温かいままでも常温でも食卓に出します。現在でも冬のトラットリアで肉料理や魚料理の横に置かれる、島の日常を映すコントルノです。
次の週末は、コース料理を家で。
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