Costine di Maiale al Forno alla Sarda

豚スペアリブのサルデーニャ風オーブン焼き

Costine di Maiale al Forno alla Sarda(豚スペアリブのサルデーニャ風オーブン焼き)
難易度★★☆☆☆ 準備18分 調理1時間30分 待ち時間2時間 分量4人分 地方イタリア島嶼部・ヌオーロ(バルバジア地方)

サルデーニャ島の伝統的な豚の調理法。羊飼いが山で薪火で焼いたのが原型。フェンネル・ローズマリー・ミルトの実(または杜松の実)でマリネして、高温オーブンでパリッと焼き上げる。島の羊飼いが使うのと同じ素朴な技法で、骨の周りの肉が最も美味い。

この料理について

サルデーニャの内陸部、バルバジア地方は険しい岩山が続く羊飼いの土地です。数千年にわたって羊と山羊を放牧してきたこの地域の料理は、簡素で力強く、余計なものが一切ありません。コスティーネ・ディ・マイアーレ(豚スペアリブ)をフェンネルとローズマリーとミルトでマリネして焼くのは、薪火の前で羊飼いが作っていた料理の現代版です。

ミルト(ギンバイカ)はサルデーニャ固有の低木で、島のどこにでも生えています。実は甘苦い独特の香りを持ち、サルデーニャ料理では肉料理・リキュール・デザートに広く使われます。日本では手に入りにくいですが、ジュニパーベリー(杜松の実)が同様の香りのプロファイルを持ち、代用として機能します。

マリネして一晩置いてから焼くことが重要です。スペアリブの分厚い肉にハーブの香りを浸透させるには時間が必要で、数時間では表面だけに留まります。一晩の時間がハーブの風味を肉の内部まで届けます。

材料(4人分)

  • 豚スペアリブ1500g(2ラック)骨に沿って切り分けるか、ラックのままオーブンで焼く
  • ローズマリー(生)4枝葉を外してみじん切り
  • フェンネルシード10g(大さじ1)指で軽く潰して香りを出す
  • ミルトの実(または杜松の実)10粒軽くつぶす。サルデーニャの象徴的スパイス
  • にんにく4片すりおろすかみじん切り
  • エクストラバージン・オリーブオイル50ml
  • レモン1個仕上げに絞る
  • 塩(粗塩)15g

作り方

1約8分

マリネ液を作る

  • 1 ローズマリー4枝の葉をみじん切りにする。
  • 2 にんにく4片をすりおろすかみじん切りにする。
  • 3 ボウルにローズマリー・フェンネルシード10g(指で潰す)・ミルト10粒(潰す)・にんにく・粗塩15g・こしょう・オリーブオイル50mlを入れて混ぜる。
2約2時間

マリネする

  • 1 スペアリブ1500g全体にマリネ液を塗り込む。
  • 2 ラップをして冷蔵庫で最低2時間(できれば一晩)マリネする。

完了の目安

表面に香草と塩がなじみ、肉の色が少し濃くなれば次へ。

3約3分

オーブンを予熱して並べる

  • 1 オーブンを220℃に予熱する。
  • 2 スペアリブを天板の上に並べる(骨側を下にする)。
4約1時間32分

焼き上げる

  • 1 220℃で20分焼いて表面を焼き固める。
  • 2 160℃に下げてアルミホイルをかぶせ、さらに60分焼く。
  • 3 最後の10分はアルミを外して表面をパリッとさせる。

完了の目安

表面がパリッとして内部に火が通れば完成。

5約5分

切り分けて仕上げる

  • 1 骨に沿って切り分ける。
  • 2 仕上げにレモン1個を絞る。
Chef Authen

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