Cuscus alla Trapanese
トラーパニ風魚介のクスクス
アラブの影響を受けたシチリア西部の港町トラパーニの魚介クスクス。イタリア料理の多様性を象徴する一皿。「クスクス・フェスティバル」でも有名。
この料理について
シチリア島の西端、トラパニの港から海を渡れば、対岸はチュニジアです。この地理的な近さが、シチリアの食文化にアフリカ北岸の影響を深く刻みました。クスクス・アッラ・トラパネーゼはその代表的な例であり、アラブの穀物料理とシチリアの魚介を組み合わせた料理です。
アラブ人がシチリアを支配した9〜11世紀、クスクスはシチリア西部の食文化に根付きました。現在もトラパニ周辺ではクスクスを「自分たちの料理」として認識する住民が多く、毎年9月には「クスクス・フェスト」と呼ばれる国際フェスティバルが開催されます。
このクスクスの特徴はアラブ式のスチーム製法と、地中海の魚介を使った出汁(ブロード・ディ・ペッシェ)の組み合わせです。クスクスを魚のブロードで蒸すことで、粒ひとつひとつに海の旨みが染み込みます。
材料(4人分)
- クスクス320g伝統的には手でこすって粒を作るが市販品でも可
- 魚介ミックス(スズキ・鯛・エビなど)800g
- トマト300gざく切り
- 玉ねぎ1個みじん切り
- スパイスミックス(シナモン・クミン・コリアンダー)5g
- エクストラバージン・オリーブオイル60ml
- 塩5gクスクスの下味用
- イタリアンパセリ1束みじん切り。仕上げに散らす
作り方
1約40分
仕上げにまとめる
- 1 クスクス320gにオリーブオイル30ml・塩5g・スパイスミックスを混ぜ、全体になじませる。
- 2 蒸し器に入れて30〜40分蒸す。
- 3 蒸し上がったらフォークでほぐす。
2約35分
材料を準備する
- 1 並行(クスクスを蒸す間に)玉ねぎをみじん切りにする。
- 2 鍋にオリーブオイル30mlを熱し、玉ねぎ(みじん切り)を中火で炒める。
- 3 しんなりしたらトマト(ざく切り)と魚介を加え、水800mlを足して30分煮込む。
- 4 魚介に火が通ったら取り出す。
3約5分
材料を合わせる
- 1 クスクスを皿に盛り、魚介を乗せてスープをかける。
- 2 スープでクスクスをしっとり湿らせてからいただく。
- 3 みじん切りのパセリを散らす。
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