AUTHENTIC RECIPE
Cuscus alla Trapaneseトラーパニ風魚介のクスクス
アラブの影響を受けたシチリア西部の港町トラパーニの魚介クスクス。イタリア料理の多様性を象徴する一皿。「クスクス・フェスティバル」でも有名。
本場イタリア島嶼部で受け継がれてきた作り方を基準にした本格レシピを、仕上がりを左右する判断点まで省略せずに紹介します。
AUTHENTICITY SCORE
本格度スコア
標準レシピの食材と手順です。代替食材を選ぶと、味・食感・工程への影響とともにスコアが変わります。
材料(4人分)
- クスクス320g伝統的には手でこすって粒を作るが市販品でも可
- 魚介ミックス(スズキ・鯛・エビなど)800g
- トマト300gざく切り
- 玉ねぎ1個みじん切り
- スパイスミックス(シナモン・クミン・コリアンダー)5g
- エクストラバージン・オリーブオイル60ml
- 塩5gクスクスの下味用
- イタリアンパセリ1束みじん切り。仕上げに散らす
作り方
仕上げにまとめる
- 1 クスクス320gにオリーブオイル30ml・塩5g・スパイスミックスを混ぜ、全体になじませる。
- 2 蒸し器に入れて30〜40分蒸す。
- 3 蒸し上がったらフォークでほぐす。
材料を準備する
- 1 並行(クスクスを蒸す間に)玉ねぎをみじん切りにする。
- 2 鍋にオリーブオイル30mlを熱し、玉ねぎ(みじん切り)を中火で炒める。
- 3 しんなりしたらトマト(ざく切り)と魚介を加え、水800mlを足して30分煮込む。
- 4 魚介に火が通ったら取り出す。
材料を合わせる
- 1 クスクスを皿に盛り、魚介を乗せてスープをかける。
- 2 スープでクスクスをしっとり湿らせてからいただく。
- 3 みじん切りのパセリを散らす。
この料理について
シチリア島の西端、トラパニの港から海を渡れば、対岸はチュニジアです。この地理的な近さが、シチリアの食文化にアフリカ北岸の影響を深く刻みました。クスクス・アッラ・トラパネーゼはその代表的な例であり、アラブの穀物料理とシチリアの魚介を組み合わせた料理です。
アラブ人がシチリアを支配した9〜11世紀、クスクスはシチリア西部の食文化に根付きました。現在もトラパニ周辺ではクスクスを「自分たちの料理」として認識する住民が多く、毎年9月には「クスクス・フェスト」と呼ばれる国際フェスティバルが開催されます。
このクスクスの特徴はアラブ式のスチーム製法と、地中海の魚介を使った出汁(ブロード・ディ・ペッシェ)の組み合わせです。クスクスを魚のブロードで蒸すことで、粒ひとつひとつに海の旨みが染み込みます。
QUESTIONS
よくある質問
トラーパニ風魚介のクスクスを作るのにどれくらい時間がかかりますか?
4人分で合計1時間30分です(準備30分・調理1時間)。
トラーパニ風魚介のクスクスは家庭で作るのが難しいですか?
難易度は5段階中3です。全3工程で、特別な設備は必要ありません。
READER REVIEWS
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