AUTHENTIC RECIPE
Carote al Marsalaにんじんのマルサラ蒸し煮
にんじんをバターで炒め、マルサラ酒を煮立ててアルコールを飛ばしてから艶やかに蒸し煮にするシチリア西部のコントルノ。
本場イタリア島嶼部で受け継がれてきた作り方を基準にした本格レシピを、仕上がりを左右する判断点まで省略せずに紹介します。
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AUTHENTICITY SCORE
本格度スコア
標準レシピの食材と手順です。代替食材を選ぶと、味・食感・工程への影響とともにスコアが変わります。
材料(4人分)
- にんじん600g皮をむき、7mm厚の輪切り
- マルサラ酒100ml
- バター40g
- 塩4g
- 黒胡椒1少々
- イタリアンパセリ2枝みじん切り
作り方
1約10分
にんじんを準備する
- 1 にんじん600gは皮をむき、7mm厚の輪切りにする
- 2 イタリアンパセリ2枝はみじん切りにする
- 3 輪切りの厚さが揃ったら次へ。
2約6分
バターで炒める
- 1 フライパンにバター40gを入れて中火で溶かし、にんじんを加えて炒める。
完了の目安
全体にバターがまわり、縁がわずかに透き通ってきたら次へ。
3約3分
マルサラ酒のアルコールを飛ばす
- 1 フライパンにマルサラ酒100mlを注ぎ、中火で2〜3分煮立ててアルコールを飛ばす。
完了の目安
鍋肌のアルコール臭が消え、甘い香りが立ったら次へ。
4約15分
蒸し煮にする
- 1 フライパンに水100mlと塩4gを加え、蓋をして弱火で12〜15分蒸し煮にする。
完了の目安
竹串がすっと通る柔らかさになったら蓋を外す。
5約5分
煮詰めて仕上げる
- 1 蓋を外して中火にし、煮汁を煮詰める。
- 2 煮汁がにんじんに絡む艶やかなグレーズ状になったら黒胡椒を挽き、イタリアンパセリを散らして完成。
この料理について
シチリア島の西端に位置する港町マルサラは、酒精強化ワイン「マルサラ酒」の産地として知られています。18世紀末にイギリスとの交易で世界へ広まったこの酒は、飲むためだけでなく、島の台所の調味料としても暮らしに根づいてきました。
にんじんをマルサラ酒で蒸し煮にするこの料理は、肉料理の付け合わせとして家庭の食卓に並びます。ワインの甘い香りとにんじんの糖分が煮詰まって重なり、素朴な根菜が艶やかな一皿へ変わります。
現在ではシチリアに限らず、イタリア各地のトラットリアでも見られる定番のコントルノです。特別な材料はにんじんとマルサラ酒だけですが、日常の食卓に小さな祝祭感を添える存在として愛されています。
次の週末は、コース料理を家で。
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