AUTHENTIC RECIPE
Acquasale Puglieseプーリア風パンと夏野菜のアクアサーレ
硬くなったパンを水で湿らせ、完熟トマト、きゅうり、赤玉ねぎ、オレガノと合わせるプーリアの伝統的な農民料理。
本場南イタリアで受け継がれてきた作り方を基準にした本格レシピを、仕上がりを左右する判断点まで省略せずに紹介します。
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AUTHENTICITY SCORE
本格度スコア
標準レシピの食材と手順です。代替食材を選ぶと、味・食感・工程への影響とともにスコアが変わります。
材料(4人分)
- フリゼッレ200g硬くなった田舎パンでも可
- トマト400g完熟。2cm角に切る
- きゅうり1本皮を縞にむいて半月切り
- 赤玉ねぎ1個ごく薄切り
- ドライオレガノ小さじ1
- エクストラバージンオリーブオイル60ml
- 塩4g
作り方
1約3分
パンを湿らせる
- 1 フリゼッレ200gを大きめのボウルに入れ、冷水200mlを全体に回しかけて湿らせる。
完了の目安
パン全体に水が行き渡ったら、そのまま置いて次へ。
2約10分
野菜を切る
- 1 トマト400gはヘタを除き、汁を逃さないよう2cm角に切る
- 2 きゅうり1本は皮を縞にむき、5mm厚の半月切りにする
- 3 赤玉ねぎ半個は繊維に沿ってごく薄切りにする
- 4 切り終えたらパンの状態を確かめ、表面がしっとりして中に軽く歯ごたえが残っていれば次へ。
- 5 並行(パンが水を吸う間に)
3約5分
和える
- 1 湿らせたパンを手で一口大に割り、同じボウルにトマトを汁ごと、きゅうり、赤玉ねぎ、ドライオレガノ小さじ1、塩4g、エクストラバージンオリーブオイル60mlを加えて全体を大きく混ぜる。
完了の目安
パンにトマトの汁とオイルが回り、全体がうっすら赤く染まり始めたら次へ。
4約15分
なじませる
- 1 室温で15分なじませる。
完了の目安
パンがトマトの水分を吸ってしっとりし、崩れる手前のやわらかさになったら完成。
この料理について
アクアサーレは、プーリアの畑や海で働く人々の昼食として生まれた料理です。名前は「水と塩」を意味し、硬くなったパンを水で湿らせて生き返らせるという、南イタリアの倹約の知恵そのものを表しています。
夏、畑のトマトときゅうり、赤玉ねぎを刻み、水で戻したパンと合わせてオリーブオイルを回しかければ、火を使わない一皿が完成します。農民たちは木陰でこれを分け合い、暑さの厳しい昼をしのいできました。
かつては貧しさの証しとされたこの料理は、現在ではクチーナ・ポーヴェラ(庶民の料理)の再評価とともに、農園宿やトラットリアの夏のメニューに堂々と並ぶようになりました。プーリアの夏をもっとも簡潔に伝える前菜です。
次の週末は、コース料理を家で。
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