Bistecca alla Pizzaiola
牛ステーキのピッツァイオーラ風
ナポリのピッツァ焼き職人(ピッツァイオーロ)が生んだ料理。ピッツァのソース(トマト・にんにく・オレガノ)で牛肉を仕上げる。ピッツァと同じ素材を使うのが名前の由来。数分でできる手軽さの中に、本物のナポリの味がある。
この料理について
ナポリのピッツァイオーロ(ピッツァ職人)は、石窯の前で一日中立ち続けます。何百枚ものピッツァを焼き、余ったソースを賄い料理に転用する——ビステッカ・アッラ・ピッツァイオーラはこうした職人の賄い料理から生まれたと言われています。ピッツァのソース(トマト・にんにく・オレガノ)で牛肉を仕上げるという発想は、材料の重複を利用した実用の知恵です。
ナポリ料理においてオレガノは特別な地位を持ちます。トスカーナではバジル、ジェノヴァではバジルとローズマリー、しかしナポリではオレガノが料理の象徴的なハーブです。乾燥オレガノを使うことが重要で、生より乾燥させた方が香りが凝縮されます。
肉を焼く前にソースを作っておくことが正しい手順です。同じフライパンを使うことで、肉の旨みがソースに残ります。肉を焼いて、ソースをかけて、少し温める——10分もあれば完成するこの料理は、ナポリの食堂の昼食メニューの定番でした。
材料(4人分)
- 牛ロースまたは肩ロース(薄切りステーキ)600g(4枚)1.5cm厚のステーキ4枚。薄すぎると焼きすぎる
- ホールトマト缶400g手で潰す
- にんにく3片薄切り
- ドライオレガノ5g(小さじ2)ナポリ料理においてオレガノは外せない
- 赤唐辛子(乾燥)1本お好みで
- エクストラバージン・オリーブオイル50ml
作り方
ピッツァイオーラソースを作る
- 1 にんにく3片を薄切りにする。
- 2 フライパンにオリーブオイル50mlとにんにくを入れて中火にかける。
- 3 にんにくが薄く色づいたらホールトマト400g(手で潰す)・オレガノ5g・唐辛子1本を加えて5分煮る。
- 4 塩で調整してソースを取り出す。
完了の目安
ソースが軽くとろみづいたら取り出す。
フライパンを予熱する
- 1 同じフライパンをきれいにして強火で煙が出るまで熱する。
- 2 牛肉4枚に塩・こしょうをする。
完了の目安
煙が出るほど熱くなれば次へ。
肉を焼く
- 1 牛肉を入れて動かさずに2分焼く。
- 2 裏返して2分焼く。
完了の目安
両面に焼き色がついたら次へ(ミディアム目安)。
ソースで仕上げる
- 1 ソースを肉の上にのせ、弱火で蓋をして3分温める。
完了の目安
ソースが温まり肉に香りが移れば完成。
ハーブを散らす
- 1 仕上げにオレガノまたはパセリを散らす。
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