AUTHENTIC RECIPE
Bistecca alla Pizzaiola牛ステーキのピッツァイオーラ風
ナポリのピッツァ焼き職人(ピッツァイオーロ)が生んだ料理。ピッツァのソース(トマト・にんにく・オレガノ)で牛肉を仕上げる。ピッツァと同じ素材を使うのが名前の由来。数分でできる手軽さの中に、本物のナポリの味がある。
本場南イタリアで受け継がれてきた作り方を基準にした本格レシピを、仕上がりを左右する判断点まで省略せずに紹介します。
AUTHENTICITY SCORE
本格度スコア
標準レシピの食材と手順です。代替食材を選ぶと、味・食感・工程への影響とともにスコアが変わります。
材料(4人分)
- 牛ロースまたは肩ロース(薄切りステーキ)600g(4枚)1.5cm厚のステーキ4枚。薄すぎると焼きすぎる
- ホールトマト缶400g手で潰す
- にんにく3片薄切り
- ドライオレガノ5g(小さじ2)ナポリ料理においてオレガノは外せない
- 赤唐辛子(乾燥)1本お好みで
- エクストラバージン・オリーブオイル50ml
作り方
ピッツァイオーラソースを作る
- 1 にんにく3片を薄切りにする。
- 2 フライパンにオリーブオイル50mlとにんにくを入れて中火にかける。
- 3 にんにくが薄く色づいたらホールトマト400g(手で潰す)・オレガノ5g・唐辛子1本を加えて5分煮る。
- 4 塩で調整してソースを取り出す。
完了の目安
ソースが軽くとろみづいたら取り出す。
フライパンを予熱する
- 1 同じフライパンをきれいにして強火で煙が出るまで熱する。
- 2 牛肉4枚に塩・こしょうをする。
完了の目安
煙が出るほど熱くなれば次へ。
肉を焼く
- 1 牛肉を入れて動かさずに2分焼く。
- 2 裏返して2分焼く。
完了の目安
両面に焼き色がついたら次へ(ミディアム目安)。
ソースで仕上げる
- 1 ソースを肉の上にのせ、弱火で蓋をして3分温める。
完了の目安
ソースが温まり肉に香りが移れば完成。
ハーブを散らす
- 1 仕上げにオレガノまたはパセリを散らす。
INGREDIENT OPTIONS
手に入る食材で、本格の輪郭を保つ
牛ステーキのピッツァイオーラ風は、次の食材でも作れます。味や食感、手順への影響を確認して選んでください。
牛ロースまたは肩ロース(薄切りステーキ)の代わりに
牛薄切り肉(しゃぶしゃぶ用)
代わりに使える食材 · 本格度 -5点
火が通りやすいので焦げに注意。柔らかく仕上がる
焼き時間を各面1分に短縮
この料理について
ナポリのピッツァイオーロ(ピッツァ職人)は、石窯の前で一日中立ち続けます。何百枚ものピッツァを焼き、余ったソースを賄い料理に転用する——ビステッカ・アッラ・ピッツァイオーラはこうした職人の賄い料理から生まれたと言われています。ピッツァのソース(トマト・にんにく・オレガノ)で牛肉を仕上げるという発想は、材料の重複を利用した実用の知恵です。
ナポリ料理においてオレガノは特別な地位を持ちます。トスカーナではバジル、ジェノヴァではバジルとローズマリー、しかしナポリではオレガノが料理の象徴的なハーブです。乾燥オレガノを使うことが重要で、生より乾燥させた方が香りが凝縮されます。
肉を焼く前にソースを作っておくことが正しい手順です。同じフライパンを使うことで、肉の旨みがソースに残ります。肉を焼いて、ソースをかけて、少し温める——10分もあれば完成するこの料理は、ナポリの食堂の昼食メニューの定番でした。
QUESTIONS
よくある質問
牛ステーキのピッツァイオーラ風に牛薄切り肉(しゃぶしゃぶ用)を使ってもいいですか?
使えます。ただし牛ロースまたは肩ロース(薄切りステーキ)を牛薄切り肉(しゃぶしゃぶ用)に替えると本格度が5点下がります。火が通りやすいので焦げに注意。柔らかく仕上がる。焼き時間を各面1分に短縮。
牛ステーキのピッツァイオーラ風を作るのにどれくらい時間がかかりますか?
4人分で合計30分です(準備10分・調理20分)。
牛ステーキのピッツァイオーラ風は家庭で作るのが難しいですか?
難易度は5段階中2で、イタリア料理のなかでは作りやすい部類です。全5工程で、特別な設備は必要ありません。
READER REVIEWS
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次の週末は、コース料理を家で。
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