Babà al Rum

ラム酒香るナポリ風ババ

Babà al Rum(ラム酒香るナポリ風ババ)
難易度★★★★☆ 準備40分 調理30分 待ち時間2時間10分 分量8人分 地方南イタリア・ナポリ(カンパーニャ)

ナポリが誇るイーストケーキをラムシロップにたっぷり浸したドルチェ。ポーランド由来の菓子がナポリで独自進化した。スポンジがシロップを吸いすぎるほど吸ってこそ本物。

この料理について

ナポリのビア・デイ・トリブナーリを歩くと、バールの店頭にシロップに浸かったキノコ型のババが並んでいます。立ったまま一個買って食べる——これがナポリにおけるババの本来の食べ方です。

ポーランドのバブカ(baba)がフランス経由でナポリに伝わったのは18世紀とされており、ポーランド王スタニスワフ・レシチニスキがフランス亡命中に持ち込んだという説があります。しかしナポリはこの菓子を完全に独自のものにしました。ラムシロップの量・スポンジの弾力・ホイップクリームとの組み合わせは、ポーランドやフランスのそれとは別の料理です。

焼き上がったスポンジをシロップに沈め続け、吸えなくなるまで浸透させます。この状態をナポリでは「ウブリアート(酔っ払った)」と表現します。

材料(8人分)

  • 強力粉(W280以上)250gグルテン量が多いほどシロップの吸収が良い
  • 生イースト15gドライイーストなら7g
  • 卵(新鮮)4個
  • バター(無塩)60g常温で柔らかく
  • 砂糖(生地用)30g
  • 5g
  • ぬるい牛乳30ml40℃前後
  • 水(シロップ用)500ml
  • 砂糖(シロップ用)150g
  • ダークラム(ジャマイカン系)200ml高品質のダークラムほどシロップが豊かになる
  • オレンジ・レモンの皮1個分ずつ
  • ホイップクリーム(添える用)200ml

作り方

1約15分

イーストを活性化し生地をこねる

  • 1 ぬるい牛乳30mlに生イーストと砂糖ひとつまみを溶かし5分置く。
  • 2 強力粉をボウルに入れ、イースト液・卵を1個ずつ加えながら10分こねる。

完了の目安

イースト液が発泡し、柔らかく粘る生地になれば次へ。

注意点

牛乳が熱すぎるとイーストが死ぬ。40℃前後に保つ。

2約15分

バターを加えてこねる

  • 1 塩5gと砂糖30gを加える。
  • 2 常温のバター60gを小さく分けて少しずつ加えながら10〜15分こねる。

完了の目安

滑らかで弾力のある生地になれば次へ。

注意点

バターを一度に加えない。少しずつ加えてグルテンを育てる。

3約1時間30分

一次発酵させる

  • 1 生地をボウルにラップをかけ、28℃の暖かい場所で発酵させる。

完了の目安

1〜1.5時間。2倍に膨らんだら次へ。

4約40分

型に入れ二次発酵させる

  • 1 ババ型にバターを塗る。
  • 2 発酵した生地を型の1/3〜1/2まで入れる。
  • 3 型の縁まで膨らむまで30〜40分再発酵させる。

完了の目安

30〜40分。生地が型の縁まで膨らんだら次へ。

注意点

生地を詰めすぎない。膨らんで溢れる。

5約30分

ババを焼いて型から外す

  • 1 190℃のオーブンで25〜30分焼く。
  • 2 焼き上がったらすぐに型から外す。

完了の目安

表面がきつね色になれば焼き上がり。

注意点

焼き上がったらすぐに型から外さないと蒸れる。

6約8分

シロップを作る

  • 1 鍋に水500ml・砂糖150g・柑橘の皮を入れて3〜5分煮る。
  • 2 粗熱が取れたらダークラム200mlを加える。

完了の目安

砂糖が完全に溶けシロップ状になれば次へ。

注意点

熱いうちにラムを加えるとアルコールが飛ぶ。粗熱が取れてから加える。

7約20分

シロップに浸す

  • 1 ババを温かいシロップに完全に沈める。
  • 2 15〜20分間ひっくり返しながら全体にシロップを行き渡らせる。

完了の目安

15〜20分。持ち上げると重みを感じるくらいシロップを吸い込んだら完成。

注意点

シロップを惜しまない。たっぷり吸わせることがナポリ流。

8約3分

提供する

  • 1 シロップから取り出して皿に乗せる。
  • 2 ホイップクリーム200mlを添える。
Chef Authen

このレシピをアプリで作る

Tabelia アプリなら、手に入りにくい食材には「代わりに使える食材」を本格度への影響とあわせて提示。すべての食材を人数に合わせた分量で表示します。複数品を同時に仕上げるコーチングでは、Chef Authenがあなたの隣に立ちます。

Download on the App Store