Trofie al Pesto Genovese
ジェノヴェーゼペストのトロフィエ
バジル・松の実・パルミジャーノ・ペコリーノ・にんにく・オリーブオイルで作るジェノヴェーゼペストを、リグーリア産の螺旋形パスタ「トロフィエ」と合わせた本場の一皿。すり鉢(mortaio)で手ずりする工程が香りの鍵。
この料理について
ジェノヴァの旧市街、カッルッジョの路地には石畳に沿って小さな食料品店が並んでいます。春から夏にかけて市場に積まれるリグーリアのバジルは、海風と段々畑の土地柄を映す存在として地元の人々に大切にされてきました。
「ペスト」という言葉は「叩く」「潰す」を意味するラテン語に由来するとされます。ジェノヴァの家庭では、この緑のソースが日曜の昼食や夏の食卓に登場し、トロフィエやトレネッテと結びついてリグーリア料理の象徴になりました。
現在でもペスト・ジェノヴェーゼはリグーリアのアイデンティティを示す料理として扱われ、家庭でも店でも世代を越えて受け継がれています。トロフィエとの組み合わせは、海と山が近いリグーリアの暮らしを一皿にまとめた定番です。
材料(4人分)
- トロフィエ320g
- バジル(小葉品種)50g葉のみ使用、洗って完全に乾かす
- パルミジャーノ・レッジャーノ35g細かくすりおろす
- ペコリーノ・サルド15g細かくすりおろす
- 松の実30g
- にんにく1片
- エクストラバージン・オリーブオイル80ml軽くフルーティな品種が最適
- 粗塩1ひとつまみすり鉢でバジルをすり潰す際に繊維を切る役割
作り方
チーズをすりおろす
- 1 パルミジャーノ35gを細かくすりおろす。
- 2 ペコリーノ15gを細かくすりおろす。
完了の目安
両チーズが粉末状にすりおろせた。
注意点
粗いと溶けにくくなるため細かくすりおろすこと。
にんにくを潰す
- 1 すり鉢に粗塩ひとつまみとにんにく1片を入れる。
- 2 杵で円を描くようにすり潰してペースト状にする。
完了の目安
にんにくが均一なペースト状になった。
注意点
叩くのではなく円運動で潰すこと。
バジルをすり潰す
- 1 並行大鍋に湯を沸かし始める(湯1Lに対して塩10g)。
- 2 バジルの葉を少量ずつすり鉢に加える。
- 3 叩くのではなく円運動で潰し、繊維を切る。
- 4 全量(50g)をすり潰すまで続ける。
完了の目安
バジル全量がペースト状になり、鮮やかな緑色が保たれている。
注意点
叩くと酸化して黒ずむため必ず円運動で。
松の実とチーズを加える
- 1 松の実30gを加えてすり潰す。
- 2 すりおろしたパルミジャーノとペコリーノを加えてよく混ぜる。
完了の目安
松の実が潰れてチーズと一体化した。
オイルを加えてペストを仕上げる
- 1 オリーブオイル80mlを少しずつ加えながらスプーンで混ぜる。
完了の目安
なめらかで均一なペストになった。
注意点
加熱すると香りが飛ぶため火は使わないこと。
トロフィエを茹でる
- 1 トロフィエ320gを沸かしておいた塩湯に入れる。
- 2 袋表示通りにアルデンテに茹でる。
完了の目安
表示時間通りに茹で上がり、アルデンテの食感になった。
ペストと和える
- 1 茹で汁大さじ2をペストに加えてのばす。
- 2 湯切りしたトロフィエをペストと素早く和える。
完了の目安
ペストがトロフィエ全体にムラなく絡んだ。
注意点
和えるのは迅速に。時間をかけると香りが飛ぶ。
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