Vitello Tonnato
ヴィテッロ・トンナート
仔牛の塊肉を前日に低温で火入れし、ツナ、アンチョビ、ケッパーの冷製ソースで仕上げるピエモンテの夏の前菜。
この料理について
ヴィテッロ・トンナートは、暑い季節のピエモンテで特別な食卓に置かれてきた冷製前菜です。前日に仔牛を火入れして休ませ、当日に薄く切ってソースとなじませるため、料理は一日では完結しません。
内陸のピエモンテでツナとアンチョビが使われる背景には、リグーリアとの交易があります。山と海の食材が出会い、夏でも食べやすい冷たい皿として定着しました。
現在でも祝日、家族の集まり、夏のコースの始まりに登場します。肉料理でありながら軽やかで、時間をかける価値を静かに示す一皿です。
材料(4人分)
- 仔牛もも塊肉800g形の整った塊。室温に戻す
- ツナ(オイル漬け)180g油を軽く切る
- アンチョビ4枚細かく刻む
- ケッパー25g塩抜きして一部を飾り用に残す
- 卵黄2個
- 白ワイン120ml
- セロリ1本ざく切り
- にんじん1本ざく切り
- 玉ねぎ1個半割り
- エクストラバージンオリーブオイル120ml
- レモン1個果汁を絞る
- 塩8g
- 黒胡椒1少々
作り方
1約20分
肉と香味野菜を準備する
- 1 仔牛もも塊肉800gを室温に戻す。
- 2 セロリ1本とにんじん1本はざく切りにする。
- 3 玉ねぎ1個は半割りにする。
完了の目安
肉の表面に塩4gと黒胡椒をなじませ、表面が冷たくなくなったら次へ。
2約1時間
仔牛を火入れする
- 1 鍋に仔牛もも塊肉、セロリ、にんじん、玉ねぎ、白ワイン120ml、水600mlを入れて弱火にかける。
注意点
液面が静かに揺れる火加減を保ち、中心まで火が通って串を刺した肉汁が透明になったら火を止める。
3約24時間
一晩休ませる
- 1 仔牛もも塊肉を煮汁ごと冷まし、冷蔵庫で24時間休ませる。
- 2 肉が締まり、薄切りできる硬さになったら次へ。
4約12分
トンナートソースを作る
- 1 フードプロセッサーにツナ180g、刻んだアンチョビ4枚、塩抜きしたケッパー20g、卵黄2個、レモン果汁、煮汁60mlを入れて撹拌する。
- 2 フードプロセッサーへエクストラバージンオリーブオイル120mlを少しずつ加え、とろりと流れる濃度になったら塩4gで調える。
5約10分
薄切りして仕上げる
- 1 仔牛もも塊肉を繊維を断つように薄切りにする。
- 2 皿に並べ、トンナートソースを全体にかける。
完了の目安
残したケッパーを散らし、肉の端までソースがなじんだら完成。
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