Tagliatelle al Salmone Affumicato
スモークサーモンのタリアテッレ
北イタリアの湖沿いや港町のトラットリアで1970〜80年代から定着したクリームパスタ。スモークサーモンの塩気とクリームの甘さ、レモンの酸味が絶妙のバランス。サーモンは絶対に加熱しすぎない——余熱で合わせることが唯一のルール。
この料理について
1970年代のイタリアは「経済の奇跡」と呼ばれた高度成長期の余韻の中にありました。北イタリアの湖水地方と港町のトラットリアでは、スカンジナビアから輸入されたスモークサーモンが食卓に登場し始めました。
生クリームとレモンの皮、白ワイン——この組み合わせがスモークサーモンを引き立てるソースとして成立することを、ヴェネトかロンバルディアの誰かが発見しました。以来このパスタは北イタリアのトラットリアの定番として半世紀近く愛され続けています。
伝統的な郷土料理ではありませんが、作られ続けてきた歴史という点では、現代のクラシックと呼んで差し支えない料理です。
材料(4人分)
- タリアテッレ(乾燥)320g
- スモークサーモン150gひと口大にちぎる。小さく刻みすぎない
- 生クリーム(乳脂肪35%以上)200ml
- 万能ねぎ(または小ねぎ)2本斜め薄切り。白い部分と緑の部分を分ける
- 白ワイン(辛口)80ml
- バター(無塩)20g
- レモンの皮(国産・ノーワックス)1個分白いワタを避けて表皮だけをすりおろす
- ディル(生)1束
- 黒胡椒1少量
- 塩5gソース調味用・パスタ茹で水用(各少量)
作り方
湯を沸かしてサーモンをちぎる
- 1 並行大鍋に湯を沸かし始める(湯1Lに対して塩10g)。
- 2 スモークサーモンを1.5〜2cm幅にちぎる(包丁で細かく刻まない——食感が残るサイズが正解)。
完了の目安
サーモンをちぎり終えたら完了。
万能ねぎを切る
- 1 万能ねぎの白い部分と緑の部分を分けて斜め薄切りにする。
完了の目安
切り分けたら完了。
レモンの皮をすりおろす
- 1 レモンの皮は表皮だけをすりおろす。
完了の目安
すりおろしたら完了。
ねぎを炒める
- 1 フライパンにバター20gを弱火で溶かし、万能ねぎの白い部分を2〜3分炒める。
完了の目安
しんなりして甘みが出たら次へ。
ワインを加える
- 1 白ワイン80mlを加えて強火でアルコールを飛ばす(約1分)。
完了の目安
アルコールが飛んだら完了。
クリームを煮詰める
- 1 生クリーム200mlを加えて中弱火で3〜4分煮詰める。
完了の目安
3〜4分煮詰めたら完了。
調味する
- 1 レモンの皮の半量・塩小さじ1/4・黒胡椒3〜4回挽きを加えて調味する(サーモンの塩分があるので塩は控えめに)。
完了の目安
調味が整ったら完了。
パスタを茹でる
- 1 タリアテッレを沸かしておいた塩湯に入れ、アルデンテに茹でる(袋表示より1分短め)。
- 2 茹で汁を100ml取り置く。
完了の目安
アルデンテになったら引き上げる。
パスタを絡める
- 1 タリアテッレをアルデンテで引き上げてフライパンに移す。
- 2 茹で汁大さじ1〜2を加えて手早く絡める。
完了の目安
ソースが全体に絡んだら次へ。
サーモンを加える
- 1 火を止め、スモークサーモンを加えて余熱で10〜15秒だけさっくりと混ぜる。
完了の目安
10〜15秒で混ぜたら完了。
注意点
加熱しすぎるとサーモンが固くなる——余熱だけで十分。
ハーブとレモンを散らす
- 1 万能ねぎの緑の部分・ディルをちぎって散らす。
- 2 黒胡椒をひいてレモンの皮を追い足して仕上げる。
完了の目安
トッピングをかけたら完成。
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