Triglie alla Livornese
ヒメジのリヴォルノ風トマト煮
地中海が誇る高貴な魚、ヒメジ(トリーリャ)をシンプルなトマトソースでさっと煮るリヴォルノの代表料理。肝臓ごと食べることができるヒメジならではの濃厚な風味が全面に出る。
この料理について
ヒメジ(トリーリャ)はリヴォルノの象徴的な魚です。地中海の岩礁に生息するこの鮮やかな朱色の魚は、古代ローマ時代から「魚の王」と称されてきました。当時の富裕層は生きたヒメジを客の前で泳がせ、その体色が死に際に変化する様を「芸術」として楽しんだという記録があります。
トリーリェ・アッラ・リヴォルネーゼは、そのヒメジをにんにく・トマトソースで煮た料理です。複雑な調理は何もありません。鮮度の確認できる魚だけが、この料理に使われます。
リヴォルノはユダヤ系・トルコ系・ギリシャ系の商人が交差した港湾都市として発展しました。この多文化性を反映した17世紀発祥の「リヴォルノ料理」の中で、トリーリェ・アッラ・リヴォルネーゼはその代表的な一皿として知られています。
材料(2人分)
- ヒメジ(または赤い白身魚)500g(4〜6尾)鱗を取り、内臓は残すのが本場流(肝を味わうため)。好みで除いてもよい
- ホールトマト缶300g
- にんにく2片つぶす
- イタリアンパセリ1束みじん切り
- 白ワイン80ml
- 唐辛子1本
- エクストラバージン・オリーブオイル60ml
- 薄力粉30g魚にまぶして焼き色をつけるため
作り方
1約13分
トマトソースを作る
- 1 にんにく2片をつぶす。
- 2 イタリアンパセリをみじん切りにする。
- 3 フライパンにオリーブオイル大さじ3・にんにく・唐辛子を入れて中火にかける。
- 4 香りが立ったらホールトマト300gをつぶして加える。
- 5 白ワイン80mlを注いで10分煮詰める。
完了の目安
10分後。ソースが軽くとろみがついたら次へ。
2約3分
魚を焼く
- 1 魚に薄力粉を薄くはたく。
- 2 別フライパンにオリーブオイル大さじ1を熱し、魚の両面を各1分焼いて軽く焼き色をつける。
完了の目安
両面に軽い焼き色がついたら次へ(中はまだ半生でよい)。
3約8分
ソースで煮る
- 1 魚をトマトソースのフライパンに移し入れ、ソースをかけながら弱火で7〜8分煮る。
完了の目安
7〜8分後。魚の身に火が通ったら完成。
注意点
魚が崩れないよう触らない。
4約2分
魚にソースをかける
- 1 皿に魚を丁寧に移し、ソースをたっぷりかける。
- 2 パセリを散らして完成。
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