AUTHENTIC RECIPE

Soupe à l'Oignon Gratinéeオニオングラタンスープ

Soupe à l'Oignon Gratinée(オニオングラタンスープ)
難易度★★★☆☆ 準備15分 調理1時間10分 分量4人分 地方パリ

パリの深夜、中央市場(レ・アール)で働く労働者たちの体を温めた一皿。玉ねぎを40分以上かけて飴色にカラメリゼし、牛のブイヨンでゆっくり煮出したスープに、グリュイエールチーズをのせたバゲットを浮かべてオーブンで焼き上げる。玉ねぎの甘みとチーズの香ばしさが層になった、パリの家庭料理の代表格だ。

本場フランス料理で受け継がれてきた作り方を基準にした本格レシピを、仕上がりを左右する判断点まで省略せずに紹介します。

100 / 100

AUTHENTICITY SCORE

本格度スコア

標準レシピの食材と手順です。代替食材を選ぶと、味・食感・工程への影響とともにスコアが変わります。

材料(4人分)

4
  • 玉ねぎ1000g縦半分に切り、繊維に沿って3mm厚の薄切りにする
  • 牛のブイヨン(自家製または濃縮タイプ)1200ml市販の濃縮ブイヨンを湯で戻したもので可
  • バゲット1本1.5cm厚の斜め切りを4〜8枚用意し、素焼きにする
  • グリュイエールチーズ(すりおろし)150g焼く直前にたっぷりのせる
  • バター50g玉ねぎをカラメリゼする油脂。焦げつき防止と風味付けを兼ねる
  • 薄力粉15gスープにとろみをつけるつなぎ
  • 辛口白ワイン100ml鍋底の旨みを溶かし出す
  • 砂糖小さじ1玉ねぎのカラメリゼを助ける
  • タイム(生)3本枝ごと使い、仕上げに取り除く
  • ローリエ1枚
  • 小さじ1
  • 黒胡椒1少々

作り方

1約15分

材料を準備する

  • 1 玉ねぎ1000gを縦半分に切り、繊維に沿って3mm厚の薄切りにする
  • 2 バゲット半本を1.5cm厚の斜め切りにする
  • 3 グリュイエールチーズをすりおろす
2約10分

材料を合わせる

  • 1 厚手の鍋にバター50gを中火で溶かし、玉ねぎを加えて塩ひとつまみを振る。

注意点

最初の10分は焦がさないよう時々混ぜながらしんなりさせる。

3約35分

香味を炒める

  • 1 砂糖小さじ1を加えて弱火に落とし、5分ごとに底からしっかり混ぜながら30分以上炒め続ける。

注意点

玉ねぎが濃い飴色になり、鍋底に薄い焦げ(フォン)がつく状態が目安。

鍋底が乾いて焦げつきそうになったら水大さじ2を加えて溶かしながら続ける。

4約4分

衣をつける

  • 1 薄力粉15gを玉ねぎにまぶすように振り入れ、粉っぽさが消えるまで1〜2分炒める。

注意点

辛口白ワイン100mlを注ぎ、鍋底の焦げをこそげ落としながら中火で2〜3分煮て、鍋肌のアルコールの刺激臭が丸くなるまで煮詰める。

5約6分

オーブンを整える

  • 1 並行(スープを煮込む間に)オーブンを220℃に予熱し始める。
  • 2 天板にバゲットを並べて素焼きにする(片面2〜3分ずつ、縁がきつね色になったら取り出す)。
6約20分

煮込む

  • 1 鍋に牛のブイヨン1200ml・タイム3本・ローリエ1枚を加えて強火で煮立て、弱火にして20分煮込む。
  • 2 表面に浮くアクを適宜すくう。
  • 3 タイムとローリエを取り除き、塩・黒胡椒で味を調える。

完了の目安

スープにとろみがつき、玉ねぎの甘みが溶け出した状態が目安。

7約10分

材料を合わせる

  • 1 耐熱スープ皿4つにスープを注ぎ分け、素焼きにしたバゲットを1〜2枚ずつ浮かべる。
  • 2 グリュイエールチーズ150gを均等にたっぷりのせ、220℃のオーブンで8〜10分焼く。
  • 3 チーズが溶けて縁が濃いきつね色に泡立ったら取り出す。

INGREDIENT OPTIONS

手に入る食材で、本格の輪郭を保つ

オニオングラタンスープは、次の食材でも作れます。味や食感、手順への影響を確認して選んでください。

牛のブイヨン(自家製または濃縮タイプ)の代わりに

鶏がらブイヨン

代わりに使える食材 · 本格度 -10点

牛の骨からくる濃厚な旨みとコクが軽くなる

グリュイエールチーズ(すりおろし)の代わりに

ピザ用チーズ(モッツァレラミックス)

代わりに使える食材 · 本格度 -10点

グリュイエール特有のナッツのような香りとコクが失われ、単に伸びるチーズになる

この料理について

パリの中央市場レ・アールは、かつて「パリの胃袋」と呼ばれ、夜通し働く仲卸業者や荷運び人たちが行き交う場所でした。深夜から明け方にかけて営業する周辺の小さな食堂では、体を温める安価な料理が求められ、玉ねぎとパンとチーズだけで作れるこのスープが定番になっていきました。

現在も冬場のビストロのメニューには必ずといっていいほどこのスープが載っており、寒い季節の昼食や夕食の一皿として親しまれています。パリ以外のフランス各地でも家庭料理として定着しており、地方によって使うチーズやブイヨンの取り方に少しずつ違いがあります。

もとは深夜労働者の空腹を満たす実用的な料理でしたが、現在ではビストロの定番前菜として、観光客にもパリらしさを感じさせる一皿になっています。オーブンから出したばかりの熱々の状態で供されるのが今も昔も変わらない食べ方です。

READER REVIEWS

ユーザーレビュー

まだ評価が届いていません。最初のレビューを投稿してみませんか。

この料理を作った感想を教えてください

評価の公開には軽量なメール確認とモデレーション承認が必要です。メールアドレスは公開されません。

Chef Authen

次の週末は、コース料理を家で。

すべての皿が、いちばんおいしい瞬間に。

作りたい料理を選んだら、買い物も当日の段取りもChef Authenにおまかせ。タベリアのアプリが、前菜からメインまで、あなたのキッチンでひとつのコースに仕上げます。

  • 買い物をひとつに献立と代替後の材料から、チェックできる買い物リストを自動作成
  • 段取りをひとつに待ち時間や火入れを組み合わせ、全料理の工程を一本のタイムラインに
  • レシピの先まで、答える火加減の見極めもアレンジの相談も、調理中の疑問にChef Authenが具体的な判断基準で回答
Download on the App Store

CHOOSE AN INGREDIENT

代替食材を選ぶ