Risotto ai Funghi Porcini
ポルチーニ茸のリゾット
秋のイタリア食卓を代表するポルチーニ茸のリゾット。生ポルチーニが手に入る秋は格別だが、乾燥ポルチーニで戻し汁ごと使えば通年楽しめる。土の香りと凝縮した旨みがバターと融合する北イタリアの定番。
この料理について
ロンバルディア州とピエモンテ州の秋は、ポー川流域の米作地帯と山のポルチーニが出会う季節です。市場に茸が並び始めると、北イタリアの食卓にはリゾットが自然に戻ってきます。
米を主役にする文化はこの地域の歴史そのものです。平野の稲作、山間部の茸採り、都市のトラットリアが重なり、ポルチーニのリゾットは家庭でも外食でも親しまれる伝統料理として定着しました。
今日でも秋の週末や祝いの昼食には、この一皿がよく選ばれます。肉料理の前に供されることもあれば、茸の季節そのものを味わう主役として扱われることもあり、北イタリアの定番として今も受け継がれています。
材料(4人分)
- カルナローリ米320g
- ポルチーニ茸(乾燥)30g温水400mlで30分戻す。戻し汁は漉してブロードに加える
- 野菜または肉のブロード1000mlポルチーニ戻し汁と合わせて温かく保つ
- にんにく1片軽くつぶす(香りをバターに移すため)
- 玉ねぎ1個みじん切り
- 白ワイン(辛口)100ml
- バター80gマンテカトゥーラ用に半量を冷たいまま取り置く
- パルミジャーノ・レッジャーノ60g
- イタリアンパセリ1束みじん切り。仕上げに散らす
作り方
ポルチーニを戻す
- 1 乾燥ポルチーニ30gを温水400mlに30分浸けて戻す。
- 2 戻し汁を細かい目のザルで漉す。
- 3 ブロードと合わせて温かく保つ。
完了の目安
ポルチーニが柔らかく戻り、戻し汁が漉せた。
注意点
戻し汁を漉さないと砂が混じる。細かい目のザルを使うこと。
ポルチーニを炒める
- 1 フライパンにバター40gとにんにく1片(つぶしたもの)を中火で熱する。
- 2 水気を切ったポルチーニを強火で3〜4分炒める。
- 3 表面がきつね色になったら塩胡椒で調味しみじん切りパセリを加えて取り出す(にんにくも取り出す)。
完了の目安
ポルチーニの表面がきつね色になり、香ばしい香りがした。
注意点
ポルチーニは強火で素早く炒めること。弱火だと水が出て煮えてしまう。
玉ねぎを炒めて米を加える
- 1 鍋でバター40gを溶かし玉ねぎをしんなりするまで中火で6分炒める。
- 2 カルナローリ米320gを加えて中火で2分炒る。
- 3 白ワイン100mlを加えてアルコールを飛ばす(2〜3分)。
完了の目安
アルコールの香りが飛んだ。
ブロードを加えながら炊く
- 1 温かいブロードをお玉1杯ずつ加えかき混ぜながら約18分炊く。
完了の目安
米がアルデンテになった。
注意点
ブロードは常に温かく保つこと。冷たいブロードは炊きを妨げる。
ポルチーニを戻してマンテカトゥーラ
- 1 炒めたポルチーニを戻し入れる。
- 2 火を止めて冷たいバターとパルミジャーノ60gでマンテカトゥーラする。
- 3 皿に盛りパセリを散らす。
完了の目安
バターとチーズが乳化してクリーミーなリゾットになった。
注意点
バターは冷たいものを使うこと。
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