AUTHENTIC RECIPE
Poulet Rôti du Dimancheプーレ・ロティ・デュ・ディマンシュ日曜日のローストチキン
- 合計
- 1時間40分
- 難易度
- ★★★☆☆
- 分量
- 4人分
- 準備 20分
- 調理 1時間20分
日曜の昼、フランスの家庭とロティスリーで焼かれる丸鶏のロースト。バターを塗り重ねて皮をパリッと焼き上げ、焼き汁から作るジュを添えて家族で切り分ける。
フランス全土で受け継がれてきた作り方を基準にした本格レシピです。分量と時間だけでなく、次の工程へ進む目安となる状態も書いています。
AUTHENTICITY SCORE
本格度スコア
このスコアは、標準レシピの食材と手順で作った場合の値です。代わりに使える食材を選ぶと、味・食感・工程への影響とあわせてスコアが変わります。
材料(4人分)
100本格度- 丸鶏1羽1.2〜1.5kg。国産の中抜き(内臓処理済み)を使う。焼く前に室温に30分戻し、水気を完全に拭く
- バター(無塩)60g皮に塗り込む用40g・ジュの仕上げ用20g。塗り込む分は室温に戻して柔らかくするAmazonで探す楽天市場で探す
- 玉ねぎ1個1cm厚の輪切り。丸鶏の台にして焦げ付きを防ぎ、ジュの香味にする
- にんにく3片皮付きのまま軽く潰して腹腔内に詰める
- タイム(生)4枝腹腔内に詰める
- 辛口白ワイン100mlジュのベース。ロースト皿の焼き付きを溶かし出すAmazonで探す楽天市場で探す
- 塩小さじ1.5腹腔内用小さじ1/2・表面用小さじ1Amazonで探す楽天市場で探す
- 黒こしょう小さじ0.5粗挽きAmazonで探す楽天市場で探す
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買い物リストをつくる作り方
鶏肉を室温に戻す
- 1 鶏肉を冷蔵庫から出し、バットにのせて室温に30分置く。
- 2 中心が冷たいままオーブンに入れると火の入りが不均一になる。
下ごしらえとオーブン予熱
- 1 オーブンを220℃にし始める
- 2 丸鶏の表面と腹腔内の水気をキッチンペーパーで完全に拭く。表面が乾いた状態になるまで丁寧に拭き取る(水分が残ると皮の食感が損なわれる)
- 3 腹腔内に塩小さじ1/2を振り、軽く潰したにんにく3片とタイム4枝を詰める
- 4 玉ねぎを1cm厚の輪切りにしてロースト皿の中央に敷く
トラスで鶏を成形する
- 1 たこ糸(約80cm)で丸鶏を縛る(トラス)。
- 2 首側の皮を背中側に折り込み、糸の中央を尾の下に回して両ももの先端を交差させて縛る。
- 3 糸の両端を胴に沿わせて手羽を体に密着させ、首側で固く結ぶ。
- 4 形を整えることで火が均一に入り、胸肉が乾く前にももが焼き上がる。
完了の目安
全体が楕円形にまとまり、手羽ともも先が胴に密着していればよい。
バターと塩を塗り込む
- 1 室温に戻して柔らかくしたバター40gを、丸鶏の皮全体に手で塗り込む。
- 2 胸・もも・背中まで残さず塗る。
- 3 塩小さじ1と黒こしょうを全体に振り、胸を上にして玉ねぎの上に置く。
アロゼしながら皮を焼き上げる
- 1 220℃のオーブンで20分焼いて皮に焼き色をつけ、180℃に下げてさらに40〜50分焼く。
- 2 20分ごとにオーブンから取り出し、皿に溜まった焼き汁とバターをスプーンで皮全体に回しかける(アロゼ)。
- 3 この重ね塗りが皮の色と艶を作る。
- 4 腿の付け根に竹串を刺し、出てくる肉汁が透明なら焼き上がり。
- 5 赤みがかった汁が出る場合は10分焼き足して再確認する。
肉汁を落ち着かせる
- 1 焼き上がった鶏をまな板に移し、アルミホイルをふんわりかぶせて15分。
- 2 ことで肉汁が全体に行き渡り、切り分けたときに流れ出ない。
焼き汁でジュを仕立てる
- 1 並行(鶏をいる間に)ジュを作る。
- 2 ロースト皿を直接中火にかけ(火にかけられない皿の場合は焼き汁と玉ねぎを小鍋に移す)、白ワイン100mlを注いで煮立て、皿底の焼き付いた旨みを木べらでこそげ落とす。
- 3 2〜3分煮詰めてアルコール臭が消え、液量が半量ほどになったら茶こしで漉して玉ねぎを除く。
- 4 火を止めてバター20gを加えて溶かし混ぜ、軽いとろみと艶が出たら塩少量で味を調える。
切り分けて盛り付ける
- 1 たこ糸を外し、もも・手羽・胸肉の順に切り分ける。
- 2 もも肉は関節に包丁を入れて外し、胸肉は骨に沿って左右から削ぎ取る。
- 3 温めた皿に盛り、熱いジュをたっぷりかけて供する。
この料理について
フランスでは、日曜の昼食は特別な時間です。平日は簡素に済ませる家庭でも、日曜には家族や親戚が集まり、前菜からデザートまで続く長い食事を囲みます。その食卓の中心に最も多く据えられてきたのが、丸鶏のローストです。
16世紀末の王アンリ4世が「すべての農民が日曜には鍋に鶏を入れられるように」と願ったと伝えられ、鶏は庶民にとって週に一度のごちそうの象徴になりました。丸鶏のローストも、もとは祝祭の料理でしたが、時代とともに日曜の定番になっていきました。
日曜の午前になると、フランスの市場や通りのロティスリー(鶏の丸焼き店)の前には行列ができます。回転する串の上で琥珀色に焼き上がった丸鶏を買って帰る人もいれば、家のオーブンで焼いてジュを添える人もいます。
代わりに使える食材
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