Pollo alla Diavola
鶏肉のディアボラ風グリル
「悪魔風」の名の通り、唐辛子と黒胡椒をたっぷりまぶした丸鶏を押し潰してグリルする。スパッチコック(背骨を外して平らにする)が最大のコツ。均一な厚さになることで外はカリカリ、中はジューシーに仕上がる。
この料理について
「ポッロ・アッラ・ディアーヴォラ(悪魔風チキン)」という名前の由来には諸説があります。唐辛子の辛さが地獄のように熱いから、高温のグリルが悪魔の炎のようだから——どの説も、この料理が火と辛さの印象で記憶されてきたことを示しています。
トスカーナとラツィオでは、屋外で肉を焼く季節や家族が集まる食卓に、この鶏料理がよく登場します。気取った祝祭料理というより、週末に人が集まったときの豪快なセコンドとして親しまれてきました。
今日でもローマやフィレンツェ周辺のトラットリアでは、悪魔風という名前だけで皿の性格が伝わります。由来の確かさよりも、辛さと焼き色を楽しむ料理として受け継がれていることが、この料理の現在の位置づけです。
材料(4人分)
- 丸鶏(1羽)1400g(1羽)背骨に沿って切り開いてスパッチコックにする。または骨付きもも肉4本で代用可
- 赤唐辛子(乾燥)3本みじん切りまたはフレーク。悪魔風なのでたっぷり使う
- レモン2個マリネ用に絞る+仕上げ用
- ローズマリー(生)3枝
- にんにく3片すりおろすかみじん切り
- エクストラバージン・オリーブオイル50ml
- 黒胡椒(粗挽き)5gたっぷり使う
作り方
1約10分
スパッチコックにする
- 1 丸鶏1羽を背骨に沿ってキッチンバサミで切り開く(背骨を取り除く)。
- 2 胸骨を手で押して平らにする(スパッチコック)。
完了の目安
鶏全体が平らになれば次へ。
2約5分
マリネする
- 1 にんにく3片をすりおろし(またはみじん切り)、唐辛子3本をみじん切りにする。
- 2 マリネ液(オリーブオイル50ml・レモン汁1個分・にんにく・唐辛子・ローズマリー・黒胡椒5g・塩)を混ぜ、鶏全体に塗り込む。
- 3 30分以上(できれば一晩)冷蔵庫でマリネする。
完了の目安
マリネ時間が終わったら次へ。
3約10分
皮面から押さえて焼く
- 1 グリルパンを強火で煙が出るまで熱する。
- 2 鶏を皮側下にしてのせ、重い鍋等で上から押さえる。
- 3 強火で8分焼く。
完了の目安
皮面に濃いグリル跡がついたら裏返す。
注意点
煙が出るレベルまで十分に予熱すること。
4約18分
裏返して焼く
- 1 裏返して肉面を下にし、再び重さで押さえる。
- 2 弱めの中火にして15分焼く。
完了の目安
皮がパリパリでこんがりした焦げ色になり、内部温度75℃になれば完成。
5約5分
休ませて切り分ける
- 1 5分休ませる。
- 2 切り分けてレモンを添えて盛り付ける。
この料理に合わせる
現地の食卓では、この一皿と共にこんな料理が並びます。
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