AUTHENTIC RECIPE
Pomodori Ripieni di Risoポモドーリ・リピエーニ・ディ・リーゾ
ローマの家庭料理の定番。くり抜いたトマトの中にトマトの果肉・米・バジル・にんにくを詰めてオーブンで焼く。米がトマトの旨みを吸い込む、夏の週末の一品。
本場中部イタリアで受け継がれてきた作り方を基準にした本格レシピを、仕上がりを左右する判断点まで省略せずに紹介します。
AUTHENTICITY SCORE
本格度スコア
標準レシピの食材と手順です。代替食材を選ぶと、味・食感・工程への影響とともにスコアが変わります。
材料(4人分)
- 大きめ完熟トマト4個
- 短粒米(ボナリコまたはアルボリオ)120g
- にんにく2片
- フレッシュバジル10枚
- EVオリーブオイル大さじ4
- 塩小さじ1
作り方
トマトをくり抜く
- 1 トマトの上1cmをふたとして切り取り、中の果肉をスプーンでくり抜く。
- 2 果肉は種ごとボウルに取り出す。
- 3 トマトの内側に塩をひとつまみふってひっくり返し、10分置いて水分を出す。
詰め物を作る
- 1 ボウルの果肉を手で潰し、種を取り除く。
- 2 にんにくをみじん切りにし、バジルを手でちぎる。
- 3 生米(洗わない)と果肉、にんにく、バジル、EVオリーブオイル大さじ2、塩を合わせてよく混ぜる。
詰める
- 1 水気を取ったトマトを耐熱皿に並べる。
- 2 米の詰め物を8割ほど入れる(米が膨らむため詰めすぎない)。
- 3 ふたのトマトをのせる。
焼く
- 1 耐熱皿の底にEVオリーブオイル大さじ2を敷き、200℃に予熱したオーブンで45〜50分焼く。
- 2 途中で皿の底に水気が少なくなったら水を少量加える。
仕上げ
- 1 15分以上休ませてから常温で供する。
- 2 冷製でも美味しい。
注意点
表面にほんのり焦げ色がついて、米が完全に火が通ったことを確認する(楊枝で刺して硬さを確認)。
この料理について
ローマの夏の家庭料理には、完熟トマトを使った詰め物料理がよく登場します。ポモドーリ・リピエーニ・ディ・リーゾは、トマトに米を詰めて焼く料理で、週末の食卓や作り置きの一皿として親しまれてきました。
暑い季節でも常温で食べやすく、前もって用意できるため、家族が集まる昼食や持ち寄りの食卓にも向いています。じゃがいもを一緒に焼く家庭も多く、トマトから出る汁を別の副菜にまで活かすローマらしい台所の知恵があります。
現在でもローマでは、夏の惣菜店や家庭で見かける定番です。肉や魚を使わず、トマト、米、香草だけで一皿になるところに、都市の家庭料理としての実用性が表れています。
QUESTIONS
よくある質問
ポモドーリ・リピエーニ・ディ・リーゾを失敗せずに作るコツはありますか?
つまずきやすいのは次の点です。表面にほんのり焦げ色がついて、米が完全に火が通ったことを確認する(楊枝で刺して硬さを確認)。
ポモドーリ・リピエーニ・ディ・リーゾを作るのにどれくらい時間がかかりますか?
4人分で合計1時間15分です(準備25分・調理50分)。
ポモドーリ・リピエーニ・ディ・リーゾは家庭で作るのが難しいですか?
難易度は5段階中2で、イタリア料理のなかでは作りやすい部類です。全5工程のうち仕上がりを左右するのは「5番目の工程」で、各工程に見極めの目安と注意点を明記しています。
READER REVIEWS
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次の週末は、コース料理を家で。
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