AUTHENTIC RECIPE
Cicoria Ripassataチコリ菜のガーリックソテー
下茹でしたチコリを、にんにく、唐辛子、オリーブオイルで炒め直すローマの定番コントルノ。サルティンボッカ、ポルケッタ、鶏のグリルなど脂と塩気のあるセコンドに、苦みで輪郭を与える。
本場中部イタリアで受け継がれてきた作り方を基準にした本格レシピを、仕上がりを左右する判断点まで省略せずに紹介します。
AUTHENTICITY SCORE
本格度スコア
標準レシピの食材と手順です。代替食材を選ぶと、味・食感・工程への影響とともにスコアが変わります。
材料(4人分)
- チコリ菜700g根元を落とし、葉と柔らかい茎を使う
- にんにく2片薄切り
- 乾燥唐辛子1本種を取り小口切り
- エクストラバージンオリーブオイル45ml
- 塩6g
作り方
湯を沸かす
- 1 並行(下処理の間に)大鍋に湯を沸かし始める。
- 2 チコリ菜700gは根元を落とし、葉と柔らかい茎をよく洗う。
- 3 にんにく2片は薄切りにする。
- 4 乾燥唐辛子1本は種を取り小口切りにする。
茹でる
- 1 沸いた湯に塩3gを加え、チコリ菜を3〜4分茹でる。
- 2 茎がしなやかに曲がり、濃い緑色になったら冷水に取り、水気を強く絞る。
材料を合わせる
- 1 フライパンにエクストラバージンオリーブオイル45ml、にんにく、乾燥唐辛子を入れて弱火にかける。
完了の目安
にんにくが薄いきつね色になり、唐辛子の香りが油に移ったら次へ。
香味を炒める
- 1 チコリ菜を加えて中火にし、塩3gを振って4〜5分炒め直す。
完了の目安
余分な水分が飛び、葉に油の艶が出て、にんにくの香りが全体に回ったら完成。
INGREDIENT OPTIONS
手に入る食材で、本格の輪郭を保つ
チコリ菜のガーリックソテーは、次の食材でも作れます。味や食感、手順への影響を確認して選んでください。
チコリ菜の代わりに
小松菜
代わりに使える食材 · 本格度 -10点
苦みが弱くなり、ローマらしい輪郭は穏やかになる
下茹では1分に短縮する
乾燥唐辛子の代わりに
唐辛子フレーク 小さじ1/4
代わりに使える食材 · 本格度 -5点
辛みは近いが、油に移る香りはやや単調になる
焦げやすいため、にんにくが色づいてから加える
この料理について
ローマの市場では、季節の野草や栽培チコリが山のように積まれます。苦みのある葉野菜は、ローマの食卓で古くから親しまれてきた味であり、チコリア・リパッサータはその代表的なコントルノです。
ローマでは、サルティンボッカ、ポルケッタ、仔羊料理など、塩気と脂のあるセコンドの横に苦みのある青菜が置かれることが多くあります。チコリの苦みは、肉料理の重さを受け止め、食卓にもう一つの軸を与えます。
家庭ごとに茹で加減や唐辛子の量は異なりますが、苦みを食卓に残すという考え方は共通しています。現在でもローマのトラットリアでは、肉料理の横に自然に並ぶ副菜として、ローマ料理における苦みの位置づけを伝えています。
QUESTIONS
よくある質問
チコリ菜のガーリックソテーに小松菜を使ってもいいですか?
使えます。ただしチコリ菜を小松菜に替えると本格度が10点下がります。苦みが弱くなり、ローマらしい輪郭は穏やかになる。下茹では1分に短縮する。
チコリ菜のガーリックソテーに唐辛子フレーク 小さじ1/4を使ってもいいですか?
使えます。ただし乾燥唐辛子を唐辛子フレーク 小さじ1/4に替えると本格度が5点下がります。辛みは近いが、油に移る香りはやや単調になる。焦げやすいため、にんにくが色づいてから加える。
チコリ菜のガーリックソテーを作るのにどれくらい時間がかかりますか?
4人分で合計30分です(準備10分・調理20分)。
チコリ菜のガーリックソテーは家庭で作るのが難しいですか?
難易度は5段階中2で、イタリア料理のなかでは作りやすい部類です。全4工程で、特別な設備は必要ありません。
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