Polenta Pasticciata al Forno
ポレンタのオーブン焼き(ラザーニャ風)
炊いたポレンタを型に流して固め、サルシッチャとポルチーニのラグー・フォンティーナと交互に重ねてオーブンで焼くロンバルディア式のプリモ。「ポレンタのラザーニャ」と呼ばれる日曜の大皿料理。
この料理について
ポレンタ・パスティッチャータはイタリア語で「ごちゃまぜにされたポレンタ」を意味します。柔らかく炊いたポレンタを型に流して固め、スライスしてラザーニャのように重ねてオーブンで焼く——この手間のかかる工程こそが日曜日のミラノの家庭料理の象徴です。
サルシッチャ(イタリア式生ソーセージ)の脂と旨みをポルチーニの土の香りが引き立て、フォンティーナが全体をまとめる。北イタリアのチーズの中でもフォンティーナはとりわけ溶けが良く、オーブンで焼くとクリーミーに層を繋ぎます。表面のパルミジャーノが黄金色の焼き目になったら完成の合図です。
材料(6人分)
- ポレンタ用とうもろこし粉400g中挽き
- 水(ポレンタ用)1600ml
- サルシッチャ(生ソーセージ)300g皮を除いてほぐす
- 乾燥ポルチーニ30gぬるま湯150mlで30分戻す。戻し汁は取り置く
- フォンティーナ250g薄切りにしてレイヤーに使う
- パルミジャーノ・レッジャーノ(すりおろし)60g表面の焼き色用
- 無塩バター50gポレンタ仕上げ20g + ソテー用30g
- 玉ねぎ1個みじん切り
- にんにく2片みじん切り
- 白ワイン80mlサルシッチャのラグー用
- ホールトマト缶200gラグー用
- オリーブオイル(EVO)30ml
- 塩15gポレンタ用12g + ラグー調味用3g
作り方
ポルチーニを戻す
- 1 乾燥ポルチーニ30gをぬるま湯150mlに30分漬けて戻す。
- 2 戻し汁は取り置く。
- 3 戻したポルチーニの水気を軽く絞り、粗みじん切りにする。
完了の目安
30分。ポルチーニが柔らかく膨らんでいれば次へ。
ポレンタを炊いて型に流す
- 1 鍋に水1600ml・塩12gを入れて強火にかけ、沸騰直前に弱火にする。
- 2 ポレンタ粉400gを少しずつ加えながら泡立て器で混ぜる。
- 3 木べらに持ち替えて弱火で40〜45分炊く。
- 4 火を止め、無塩バター20gを混ぜ込む。
- 5 オーブン皿に薄くオリーブオイルを塗り、ポレンタを1cm厚さに流し込んで平らにする。
- 6 常温で30分以上置いて固める。
完了の目安
30分の冷却後、ポレンタが固まり端が皿から離れるようになれば次へ。
注意点
火を止めて無塩バター20gを混ぜ込む。
サルシッチャとポルチーニのラグーを作る
- 1 玉ねぎ1個・にんにく2片をみじん切りにする。
- 2 玉ねぎ・にんにくを5分炒める。
- 3 白ワイン80mlを注いで中火で約2分煮立てアルコール臭を飛ばす。
- 4 塩3gで調味する。
- 5 フライパンにオリーブオイル30mlを中火で熱する。
- 6 サルシッチャ300g(皮を除いてほぐす)を加え、ほぐしながら炒める。
- 7 ポルチーニ(粗みじん切り)・戻し汁150ml・ホールトマト缶200gを加えて15分煮詰める。
- 8 並行ポレンタを冷ます間(30分)に同時進行でラグーを作る。
完了の目安
15分煮詰めた後、ソースにとろみがつき木べらで底をなぞると跡が残れば次へ。
ポレンタをスライスして重ねる
- 1 ポレンタを1cm厚さにスライスする。
- 2 フォンティーナ250gを薄切りにする。
- 3 皿の底にポレンタ1層目を敷く。
- 4 ラグーの半量を広げ、薄切りにしたフォンティーナ125gを並べる。
- 5 2層目のポレンタを重ね、残りのラグーとフォンティーナ125gを重ねる。
- 6 表面にパルミジャーノ60gを均一にかける。
- 7 オーブンを200℃に予熱する。
完了の目安
層が均一に重なり、表面にパルミジャーノが行き渡った状態になれば次へ。
注意点
固まったポレンタを包丁で1cm厚さにスライスする。
オーブンで焼く
- 1 200℃のオーブンで25〜30分焼く。
- 2 オーブンから取り出して5分休ませる。
- 3 切り分けて皿に盛る。
完了の目安
25〜30分。表面のパルミジャーノが黄金色になり、縁がふつふつと沸いていれば完成。
注意点
焼きたては非常に熱い。5分休ませてから切り分けること。切ることで層の美しさが見える。
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