Pizzoccheri della Valtellina

ヴァルテッリーナ風ピッツォッケリ

Pizzoccheri della Valtellina(ヴァルテッリーナ風ピッツォッケリ)
難易度★★★☆☆ 準備30分 調理25分 分量4人分 地方北イタリア・ソンドリオ

そば粉入りの太い平打ちパスタに、バター・チーズ・キャベツ・じゃがいもを合わせたロンバルディア山岳地方の冬の郷土料理。アルプスの農家料理として受け継がれてきた、滋養豊かな一皿。

この料理について

ロンバルディア州のアルプス、ヴァルテッリーナ渓谷は標高1000メートルを超える山岳地帯です。この土地では小麦が育ちにくく、代わりにそば粉が主食となってきました。ピッツォッケリはそのそば粉で作る太くて黒みがかったパスタで、アルプスの厳しい冬を越えるための料理として何世紀もの間作られてきました。

キャベツ(サボイ)、じゃがいも、ヴァルテッリーナ・カゼーラ(地元のチーズ)——これらを一緒に茹でた後、バターとセージを熱したフライパンで全体を和えます。チーズが熱で溶けてパスタと野菜をひとつにまとめる瞬間、この料理が完成します。

カゼーラというチーズはスーパーでは手に入りません。しかしこのチーズなしにピッツォッケリを作ることは、アルプスのない土地でアルプスの料理を作ることと同じです。料理は地形と気候の産物です。

材料(4人分)

  • そば粉200gパスタ生地用
  • 薄力粉(00番)100gそば粉と2:1で混合
  • サボイキャベツ200g粗めにざく切り
  • じゃがいも2個2cm角
  • カゼーラチーズ200g薄切りまたは小さく割る
  • バター80g
  • にんにく2片軽くつぶす(皮をむいて)
  • セージ(生)5枚
  • グラーナ・パダーノ(仕上げ用)40g

作り方

1約3分

食材を下処理する

  • 1 カゼーラチーズ200gを薄切りまたは小さく割る。
  • 2 じゃがいも2個の皮をむき2cm角に切る。
  • 3 サボイキャベツ200gを粗めにざく切りにする。

完了の目安

チーズ・じゃがいも・キャベツの下処理が完了した。

2約15分

パスタ生地を作る

  • 1 並行大鍋に湯を沸かし始める(湯1Lに対して塩10g)。
  • 2 そば粉200g・薄力粉100g・塩小さじ1・水120ml程度をこねてパスタ生地を作る。
  • 3 7×1cm程度の平打ち麺に切る。

完了の目安

パスタが7×1cmの平打ち麺に切れた。

注意点

そば粉はグルテンが少ないため、こねすぎず均一にまとめること。

3約5分

じゃがいもを茹でる

  • 1 沸かしておいた塩湯にじゃがいも2cm角を入れて5分茹でる。

完了の目安

5分経過してじゃがいもにある程度火が通った。

4約10分

キャベツとパスタを茹でる

  • 1 キャベツ200gを加えてさらに5分茹でる。
  • 2 ピッツォッケリを加えてさらに10分茹でる。

完了の目安

ピッツォッケリが茹で上がった。

5約3分

耐熱皿に層状に重ねる

  • 1 パスタと野菜をザルにあける。
  • 2 耐熱皿にパスタ・野菜・カゼーラチーズを層状に重ねる。

完了の目安

耐熱皿にパスタ・野菜・チーズが層状に重なった。

6約4分

ブールノワゼットを作ってかける

  • 1 フライパンでバター80gを弱中火で溶かす。
  • 2 にんにく2片(つぶしたもの)とセージ5枚を加える。
  • 3 バターが茶色くなるまで(ブールノワゼット)加熱して全体にかける。

完了の目安

バターが茶色くナッツの香りがした状態になった。

注意点

焦がしすぎると苦くなる。茶色くなった時点で素早く火を止めること。

7約1分

チーズをかけて提供する

  • 1 グラーナ・パダーノ40gを削りかける。
  • 2 すぐに提供する。

完了の目安

チーズが削りかけられ、糸を引く状態で提供できた。

注意点

チーズが固まる前に素早く提供すること。

Chef Authen

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