Penne ai Quattro Formaggi
4種チーズのペンネ
4種のチーズを絡めたクリーミーなパスタ。北イタリアの酪農文化が凝縮している。ゴルゴンゾーラが主役で、フォンティーナが溶け、パルミジャーノが締める。秘訣は沸騰させないこと——チーズは分離する。
この料理について
ロンバルディアはイタリア最大級の酪農地帯で、ミラノ周辺にはゴルゴンゾーラの町名がそのままチーズ名として残っています。アルプス側の谷、ポー川流域、エミリア方面の熟成チーズが都市の市場に集まり、20世紀の北イタリアでチーズを主役にしたパスタが広まりました。
クアットロ・フォルマッジは、特定の村だけの郷土料理というより、北イタリアの酪農文化を都市の食卓で楽しむ料理です。秋から冬の涼しい季節、家庭やトラットリアでは濃厚なチーズのパスタが前菜の後のプリモとして供され、ワインとともに食事の中心を作ります。
現在では観光地のメニューにも並びますが、背景にあるのはロンバルディア、ヴァッレ・ダオスタ、エミリア=ロマーニャを結ぶ乳製品の歴史です。複数の土地のチーズを一皿に重ねることで、北イタリアの豊かな酪農圏を感じられる定番として受け継がれています。
材料(4人分)
- ペンネ・リガーテ320g
- ゴルゴンゾーラ・ドルチェ(甘口)100g小さくちぎる
- フォンティーナ80g小さくちぎる
- パルミジャーノ・レッジャーノ60g
- ペコリーノ・ロマーノ30g
- 生クリーム(乳脂肪35%以上)200ml
- バター(無塩)20g
- 黒胡椒(粗挽き)1少量
作り方
チーズを準備
- 1 ゴルゴンゾーラとフォンティーナを小さくちぎる(溶けやすくするため)。
- 2 パルミジャーノとペコリーノをすりおろす。
完了の目安
全てのチーズが準備できたら完了。
ゴルゴンゾーラを溶かす
- 1 フライパンにバター20gと生クリーム200mlを入れ弱火にかける。
- 2 温まってきたらゴルゴンゾーラを加えて木べらで押しながらゆっくり溶かす。
完了の目安
ゴルゴンゾーラが滑らかに溶けたら次へ。
注意点
絶対に沸騰させない——チーズが分離する。
チーズソースを作る
- 1 並行大鍋に湯を沸かし始める(湯1Lに対して塩10g)。
- 2 フォンティーナを加えてさらに溶かす。
- 3 パルミジャーノとペコリーノを加えて混ぜ、とろりとしたソースにする。
- 4 黒胡椒3〜4回挽きを加える。
完了の目安
とろりとしたソースになったら完了。
注意点
弱火を守り続ける。
パスタを茹でる
- 1 ペンネを沸かしておいた塩湯に入れ、アルデンテに茹でる(袋表示より1分短め)。
- 2 茹で汁を100ml取り置く。
完了の目安
アルデンテになったら引き上げる。
パスタを絡める
- 1 ペンネをアルデンテで引き上げてソースに移し、素早く絡める。
- 2 茹で汁大さじ1〜2でソースの濃度を調整する(チーズが多いので固まりやすい)。
完了の目安
全体にソースが絡んだら完了。
仕上げ
- 1 皿に盛り、粗挽き黒胡椒をたっぷりひいて仕上げる。
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