AUTHENTIC RECIPE
Pasta e Fagioli白いんげん豆のパスタスープ
パスタと豆のスープ。ナポリの庶民料理で、貧しい食材から生まれた豊かな旨みが詰まった一皿。「cucina povera(貧しい料理)」の代表格。
本場南イタリアで受け継がれてきた作り方を基準にした本格レシピを、仕上がりを左右する判断点まで省略せずに紹介します。
AUTHENTICITY SCORE
本格度スコア
標準レシピの食材と手順です。代替食材を選ぶと、味・食感・工程への影響とともにスコアが変わります。
材料(4人分)
- ボルロッティ豆(茹でたもの)400g
- ショートパスタ(ディタリーニ等)160g
- ラルド(またはパンチェッタ)60gみじん切り
- にんにく2片みじん切り
- エクストラバージン・オリーブオイル45ml
- ミニトマト150g
- ローズマリー1枝
作り方
材料を準備する
- 1 ラルド(またはパンチェッタ)をみじん切りにし、にんにく(みじん切り)とともに鍋にオリーブオイル30mlで中火で炒める。
完了の目安
脂が出てラルドが透明になったら(約5分)次へ。
香味を炒める
- 1 ミニトマトとローズマリーを加え、木べらでトマトをつぶしながら5分炒める。
完了の目安
トマトが崩れてソース状になったら次へ。
材料を合わせる
- 1 豆の半量を加えてつぶし、スープ状にする。
- 2 残りの豆と水500mlを加えて蓋をして弱火で30分煮込む。
茹でる
- 1 パスタを加えてアルデンテに茹でる(約8〜12分、パスタの種類による)。
- 2 塩で調味し、鍋全体に仕上げのオリーブオイル15mlをまわしかける。
INGREDIENT OPTIONS
手に入る食材で、本格の輪郭を保つ
白いんげん豆のパスタスープは、次の食材でも作れます。味や食感、手順への影響を確認して選んでください。
ボルロッティ豆(茹でたもの)の代わりに
金時豆(缶詰)
代わりに使える食材 · 本格度 -5点
色と食感が若干異なるが成立する
ミニトマトの代わりに
トマトペースト
代わりに使える食材 · 本格度 -5点
少量(大さじ1)で代用可
この料理について
「パスタと豆」——その名の通りシンプルなこの料理は、南イタリアの農村で生まれた「cucina povera(貧者の料理)」の象徴です。豆はタンパク質の貴重な供給源であり、パスタは腹を満たすエネルギー源。二つを組み合わせることで、安価に栄養バランスの取れた食事が作れる——農民たちの生活の知恵から生まれた料理です。
ナポリのバージョンは、他地域と比べてスープ状であることが多く、「液体のパスタ」とも表現されます。ラルド(豚の脂身)やグアンチャーレで風味を出し、トマトを加え、豆の一部を潰してとろみをつけます。この潰した豆がとろみを生み、独特のスープの質感を作り出します。
「né troppo brodoso né troppo asciutto(スープすぎず、乾きすぎず)」というのがこの料理の理想の状態を表すナポリの言葉です。
QUESTIONS
よくある質問
白いんげん豆のパスタスープに金時豆(缶詰)を使ってもいいですか?
使えます。ただしボルロッティ豆(茹でたもの)を金時豆(缶詰)に替えると本格度が5点下がります。色と食感が若干異なるが成立する。
白いんげん豆のパスタスープにトマトペーストを使ってもいいですか?
使えます。ただしミニトマトをトマトペーストに替えると本格度が5点下がります。少量(大さじ1)で代用可。
白いんげん豆のパスタスープを作るのにどれくらい時間がかかりますか?
4人分で合計1時間20分です(準備20分・調理1時間)。
白いんげん豆のパスタスープは家庭で作るのが難しいですか?
難易度は5段階中2で、イタリア料理のなかでは作りやすい部類です。全4工程で、特別な設備は必要ありません。
READER REVIEWS
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